ファンヒーターの電気代は?他の暖房器具との比較や節約方法も紹介

2021年03月09日

この記事では、ファンヒーターの電気代の相場をご紹介します。さらに、エアコンなどの暖房器具との比較や、電気代を節約する方法についても触れていますので、ぜひご覧ください。

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ファンヒーターの電気代は、1ヶ月あたり約2円〜40円ほどです。

電気代に幅があるのは、ファンヒーターにいくつかの種類があり、それぞれで電気代が異なるためです。

たとえば、セラミックファンヒーターや石油ファンヒーターがあります。

ここではセラミックファンヒーターと石油ファンヒーターの電気代を見てみましょう。

電気代はもちろん機種によって異なりますが、今回は具体的な製品を例にあげてご紹介します。

なお、この記事でご紹介する電気代は、電気量単価を目安単価の1kWhあたり31円で計算しています。

まずはセラミックファンヒーターです。『シャープ』のセラミックファンヒーター 「HX-LS1」の場合、消費電力は550W~1,200Wとなっており、電気代は1時間あたり17.05円~37.2円かかります。

一方、『ダイニチ』の石油ファンヒーター「FW-3720SGX」は、消費電力が62W〜370Wで、1時間あたりの電気代はわずか1.92円〜11.47円となります。

なぜ石油ファンヒーターはこれほどまで電気代を抑えられるのかと言うと、ファンを動かすのに少し電力を使う程度で、ほとんどの燃料費は灯油代だからです。

『ダイニチ』の「FW-3720SGX」は、燃料消費量が最小時で0.072ℓ/時、最大時で0.360ℓ/時、となっています。

灯油代は原油価格の変動により異なりますが、灯油18ℓの価格を1,544円(※)とすると、最小燃焼時はおよそ6.18円/時、最大燃焼時はおよそ30.88円/時です。

電気代と灯油代を合計すると、1時間あたり約8.1~42.35円となります。

※資源エネルギー庁の石油製品価格調査の結果 令和3年2月25日公表分より参照

このように石油ファンヒーターは、かかる電気代はわずかですが、その時の灯油の価格により光熱費が変動するのが特徴です。

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続いてファンヒーターの電気代(※)を、他の暖房器具にかかる電気代と比較してみましょう。

今回は代表的な暖房器具として、エアコン、電気ストーブ、こたつの3つを選びました。

※石油ファンヒーターに関しては、灯油代も含めた金額

暖房器具 機種 1時間あたりの電気代
セラミックファンヒーター HX-LS1(シャープ) 17.05円~37.2円
石油ファンヒーター FW-3720SGX(ダイニチ) 8.1円〜42.35円
エアコン MSZ-ZW2522(三菱) 3.26円~45.88円
電気ストーブ HLH-SS1070(日立) 31円
こたつ SEU-752(山善) 9.3円

それぞれの暖房器具を比べてみたところ、最も電気代を抑えられるのは「こたつ」という結果になりました。

しかしこたつは電気代が安いものの、部屋全体を暖めることはできません。

一方のファンヒーターやストーブは、電気代や燃料代はかかりますが、部屋全体を素早くパワフルに暖められるのが魅力です。

暖房器具にはそれぞれメリットもあればデメリットもありますので、総合的に考えて選びましょう。

各暖房器具の特徴については、こちらの「【種類別】暖房器具の電気代をご紹介|節約方法も要チェック」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

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室内を素早く暖めることができるファンヒーターはとても便利なため、寒い冬に頻繁に使用する人も多いでしょう。

しかしたくさん使うとその分電気代はかかってしまうため、できるだけコストを抑えたいところです。

そこでここでは、ファンヒーターの電気代を節約する方法をいくつかご紹介します。

光熱費は少し工夫するだけで節約することが可能です。できることから取り組んでみてください。

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窓の近くに配置する

ファンヒーターは、置く場所によって室内の暖まり方が変わります。

設置する場所はできるだけ窓の近くを選びましょう。

ファンヒーターを窓の反対側に配置すると、天井→窓側→床という順番に温風が流れます。

この流れで空気が回ると、窓側を温風が通るときに冬の冷たい外気で冷やされます。その冷えた空気が床に流れるため、床の温度が下がり部屋が暖まりづらくなるのです。

反対に、窓側にファンヒーターを配置すると、窓側の冷たい空気を暖めながら上昇気流を作り天井へと押しやってくれるので、部屋全体に暖かい空気が循環します。

窓と反対側にファンヒーターを置いてしまうと、中々部屋が暖まらず、つい設定温度を上げてしまいがちですが、設定温度を上げてしまうと、その分だけ多くの電気を消費してしまいます。

このような理由があるので、ファンヒーターは窓側に置き、電気代を節約しましょう。

室内の暖気を逃さない

室内を暖かくするには、暖気を逃さないことが肝心です。

下のような工夫をすると、暖気が逃げにくくなります。

  • 部屋のドアをしっかり閉める
  • 断熱効果のあるカーテンを使う(カーテンを二重にする)
  • 断熱効果のあるシートを窓に貼る
  • 窓の隙間にテープを貼る
  • シャッターや雨戸を活用する
  • 断熱効果のあるものを床に敷く

まずは簡単にできる家の中のドアを閉めることから意識しましょう。それだけでも部屋は暖かくなります。

断熱シートなどのグッズは、100円ショップやホームセンターでも購入できますので、ぜひ試してみてください。

防寒対策をしっかりする

暖房器具ばかりに頼って、服装が薄手になっていることはありませんか?

体温調節がスムーズになる機能性インナーや衣服の重ね着を増やすことで、暖かく過ごすことができます。

体温が上がれば、暖房器具の温度を下げたり止めたりできるので、電気代を削減することが可能です。

「首」「手首」「足首」は寒さを感じやすいので、特にこの「3つの首」を冷やさないようにしましょう。

サーキュレーターを併用する

サーキュレーターをファンヒーターと併用する方法もおすすめです。

暖かい空気は天井に溜まり、冷たい空気は下に溜まる性質があります。ファンヒーターで空気を暖めても、この空気の性質によって室内の温度にムラが起きてしまいます。

そういった温度のムラも、サーキュレーターで室内の空気を循環させることで解消でき、部屋全体を暖かくすることが可能です。

サーキュレーターを使うときは、天井に向けて風を送ることがポイントです。そうすると、天井に溜まった暖かい空気が移動して、足下まで暖かくなります。

外出前や就寝前は早めに電源を切る

暖房器具の電源を切ったあとも、部屋の温度はしばらく暖かい状態で持続します。

室温はすぐには下がらないので、就寝前やお出かけ前は、15分程前に電源を切りましょう。

早めにファンヒーターの電源を切れば、その分電気代や灯油代が節約できます。

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ファンヒーターの電気代をもっと節約したい方は、電力会社の切り替えを検討してみませんか?

2016年4月から電力の自由化がスタートし、私たちは自由に電力会社を選べるようになりました。

これまで電力会社を切り替えたことのない人であれば、電力会社を切り替えるだけで、電気料金を簡単に下げられる可能性があります

電力会社の切り替えと聞くとハードルが高く感じる方もいると思います。

しかし実はとても簡単で、多くの会社ではWEBサイトから5分程度で申し込みができます。

もし「難しそうだから」という理由で諦めていた方は、ぜひもう一度検討してみてください。

電力会社はそれぞれ料金やプランなどに特徴がありますので、自分の家庭に合っているところを選びましょう。

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ここまでファンヒーターの電気代について解説してきましたが、最後にファンヒーターの特徴を確認しておきましょう。

ここでは、ファンヒーターの主力である、セラミックファンヒーターと石油ファンヒーターの特徴を紹介します。

セラミックファンヒーター

セラミックファンヒーターは、電気を流してセラミックを発熱させ、そこにファンで風を送って温風を出す仕組みになっています。

セラミックファンヒーターの大きなメリットは、電気を使って温めるため、換気が不要で安全性が高いところです。

またコンパクトなサイズの機種も多く、洗面所やトイレなど狭いスペースでの使用にも適しています。

デメリットは、すべて電気で動いているため電気代が高くなってしまうことです。スイッチが入っていると電力を消費するので、使わないときはオフにしておきましょう。

セラミックファンヒーターについては、こちらの「セラミックファンヒーターの電気代は安い?他の暖房器具は?」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは、灯油を燃やして温めた熱をファンで送風することで、素早く部屋を暖めることができる暖房器具です。

この速暖性が石油ファンヒーターの大きなメリットだと言えるでしょう。

デメリットは、石油などの燃料代がかかることと、火事などの危険性があるところです。

安全面を考えて選ぶなら、セラミックファンヒーターを選びましょう。

1時間あたりのファンヒーターの電気代は、数十円程度です。

しかし、小さな積み重ねで電気代はかさんでしまいます。少し工夫をするだけで節約できますので、まずはできることから始めてみましょう。

これ以上節約するのが難しいなと思うときや、根本から電気代を見直したい場合は、電力会社の切り替えがおすすめです。

電力会社の変更は簡単にできますので、まずは現在契約している電力会社の料金やサービスと比較してみると良いでしょう。

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(出典:シャープ|HX-LS1)
(出典:ダイニチ|FW-3720SGX)
(出典:三菱|MSZ-ZW2522)
(出典:日立|HLH-SS1070)
(出典:山善|SEU-752)
(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)
(出典:資源エネルギー庁|石油製品価格調査の結果)

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