クーラーの電気代の相場は?7つの節約方法もご紹介

2021年03月11日

夏になると気になるのがクーラーの電気代。夏場はたくさんクーラーを使うため、電気代が高くなってしまいがちです。しかし、家計を圧迫しかねないので、できれば節約したいと考えている人も多いと思います。そこで今回は、クーラーの電気代の相場や電気代を抑える7つの方法をご紹介します。

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クーラーを使用すると、どのくらいの電気代がかかるのでしょうか。

たとえば1時間あたりのクーラーの電気代は、以下の計算方法で求めることができます。

【1時間あたりのクーラーの電気代を計算する方法】
消費電力(kW)×電気代単価(円)=1時間あたりの電気代(円)

計算するには、「消費電力」と「電気代単価」が必要です。

消費電力は、エアコンのカタログや取扱説明書、本体の下に貼ってある商品詳細が書かれたシールなどで確認できます。

電気代単価は、電力会社や料金プランによって異なるので、契約しているものを確認しましょう。

それでは上記の計算式を使って、試しに1時間あたりの電気代を計算してみます。

電気代単価は、目安単価である31円/kWhで計算していきます。

エアコンは、『ダイキン』の8畳向けエアコン「AN25ZRS-W」を例に使用します。

AN25ZRS-Wの冷房の消費電力は、500Wです。

このクーラーの1時間あたりの電気代は以下のとおりです。

500W ÷ 1,000 × 31円/kWh =15.5円

※500Wを1,000で割っているのは、「W」を「kW」に変換するためです。

今回の例の場合、クーラーの電気代は1時間あたり15.5円ということになります。

また、1日5時間、30日利用した場合、1ヶ月あたりの電気代は、15.5円×5h/日×30日/月=2,325円です。

このように1ヵ月あたりの電気代を数字に表すことで、稼働時間や日数などを意識して、節約につなげることができます。

電気代は電力会社の契約プランによって変わる

クーラーの電気代は当然ながら機種によって異なりますが、契約している電力会社のプランによっても大きく左右されます。

電気料金プランには、下記の例のようにいくつか種類があります。

  • 基本料金 + 使った分だけ
  • 夜間料金がおトクになるプラン
  • オール電化向けプラン

一般的なのは、1番上の「基本料金 + 使った分だけ」のタイプで、「従量電灯B」、「従量電灯C」などの名称がついています。

使用量に関わらず一定の料金が発生する「基本料金」と、使った電気量に決められた単価をかけた「電力量料金」が合算されて電気代が請求されます。

基本料金は、契約アンペアが大きくなるほど高くなるのが特徴です。

【基本料金の一例】

契約アンペア数 基本料金
10A契約 284.29円
15A契約 426.44円
20A契約 568.58円
30A契約 852.87円
40A契約 1,137.16円
50A契約 1,421.45円
60A契約 1,705.74円

(出典:エバーグリーン | 料金メニュー | 個人のお客さま、関東エリア従量電灯B)

契約アンペアは、同時にどれくらいの電化製品を使うかで決めます。たくさん使うご家庭なら50Aや60Aといった大きいアンペア数を、家族の人数が少なくあまり電化製品を使わないなら30Aや40Aの小さいアンペア数を選ぶというイメージです。

電力量料金は、一般的に3段階に分けられており、使用量が多くなるほど単価が高くなる場合が多いです。

【電力量料金の一例】

区分 料金単価
最初の120kWhまで 19.69円
120kWhを超え300kWhまで 24.55円
300kWhを超えたもの 27.44円

(出典:エバーグリーン | 料金メニュー | 個人のお客さま、関東エリア従量電灯B)

これらの料金は、電力会社やプランごとに設定されています。クーラーの電気代だけでなく、家庭全体の電気代を算出する元になるため、もしご家庭の契約プランの料金を把握していないなら、ぜひ一度確認してみてください。

「クーラーはつけたり消したりするよりも、つけっぱなしにした方が安くなる」と聞いたことがありませんか?

しかしなぜ安くなるのか、その理由を知らないという人も多いかもしれません。

クーラーは、室内温度と設定温度の差が大きくなればなるほど、多くの電力を消費します。

夏場にクーラーの電源を切ると、室内温度が上がり、設定温度との差が大きくなります。そのため、再度電源を入れて稼働を始めたときに、消費される電力が大きくなるのです。

一方、クーラーをつけっぱなしにしておくと、室内の温度が安定します。室内の温度が設定温度に達していれば、クーラーは小さな電力で運転するので、電気代があまりかかりません。

このような理由から、こまめにつけたり消したりするより、つけっぱなしにした方が電気代が安くなると言われています。

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クーラーの電気代は、ちょっとした工夫で抑えることができます。

ここでは、7つの節約方法をご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

1. 設定温度を見直す

環境省によると、冷房の設定温度を1℃高くすることで、約13%の消費電力の削減になるとされています。 消費電力が13%も削減できれば、当然ながらその分電気代も抑えられます。

できるだけ涼しくしたいからと、設定温度を低くしすぎている人は、1℃だけでもいいので見直してみてください。クーラーは長時間使うことが多いため、たった1℃でも大きな節約につながります。

2. 自動運転モードを利用する

クーラーの風量は、強や弱など、自由に設定できる機種が多いです。特に外から帰ってきた直後などは、少しでも早く部屋の温度が下がるようにと、強を選ぶ人もいるでしょう。

しかしそのまま強にしておくと、無駄な電力を使ってしまう可能性があります。

そこでおすすめなのが、自動運転モードです。

クーラーの自動運転モードは、部屋が冷えるまでは強風で運転し、部屋が設定温度に達すると微風運転に切り替えてくれます。 効率よく運転してくれるため、電気代を抑えられるのです。

3. 扇風機やサーキュレーターを併用する

クーラーをつけても部屋がなかなか涼しくならないという経験をしたことはないでしょうか。

そのような場合、部屋の中に温度のムラができているのかもしれません。

空気には、冷たい空気は下に、温かい空気は上に溜まりやすいという特性があります。そのためクーラーをつけても、冷たい空気が一箇所に集まってしまい、涼しく感じない場所ができる可能性があります。

これを解消するために、クーラーを使うときは、扇風機やサーキュレーターを併用するのがおすすめです。

扇風機やサーキュレーターで風を送れば、室内の空気を循環させることができ、温度のムラをなくすことができます。

扇風機やサーキュレーターはエアコンに向かい合うように置いて、方向は天井に向けましょう。

そうすることで、空気の循環が効率的に行われます。

4. 短時間の外出ならつけっぱなしにする

先ほどクーラーをつけっぱなしにした方が電気代が安くなる理由を説明しましたが、必ずしもつけっぱなしにすれば電気代を抑えられるというわけではありません。

たとえば朝から晩まで外出している場合、家にいない時間はクーラーを消しておいた方が電気代は安くなるでしょう。つまり、電源をオンオフする頻度やクーラーを稼働させる時間の長さによるということです。

クーラーをつけっぱなしにするか否かの目安は、1時間です。 室内外の気温にもよりますが、外出するものの1時間以内に帰ってくるようなら、つけっぱなしにした方がおトクになるケースが多いです。

5. 冷気を逃がさないように工夫する

いくらクーラーを使っても、窓や扉を開いたままにしておくと、冷たい空気は逃げてしまいます。また外の温かい空気が入ってきて、室内はなかなか涼しくなりません。

そのため、窓や扉などはきちんと閉めて、冷気を逃がさないように工夫しましょう。

さらに、窓に遮熱カーテンやすだれなどを使うことも効果的です。窓ガラスから入ってくる熱を遮断することで冷房効率を高めます。

6. 室内機のフィルターを定期的に掃除する

エアコンの室内機のフィルターを定期的に掃除することで、クーラーの電気代を抑えることが可能です。

エアコンのフィルターにゴミやほこりが溜まってしまうと、運転効率が低下して、余計な電力が必要になります。その結果として、消費電力が増えて、電気代も高くなるのです。

環境省によると、フィルターを掃除することで、冷房では約4%の消費電力が削減されます。

定期的に室内機のフィルターを掃除して、ゴミやほこりを溜めないようにしましょう。フィルターの掃除は、2週間に1回が目安です。

7. 室外機の周りにものを置かない

室外機の周りにものを置かないことも、クーラーの電気代節約には大切です。

室外機の吹出口周辺にものを置くと、冷暖房の効率が下がってしまいます。そのため、風通しの良い場所に室外機を設置して、周りは整理整頓をしましょう。

また、室外機を日よけすることも重要です。直射日光が当たると、室外機本体が熱くなって放熱できなくなり、稼働効率が下がるのです。

さらに、室内機のフィルターと同じように、室外機のフィルターもゴミやほこりが溜まると余計な電力を使うため、定期的に掃除することをおすすめします。

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クーラーの電気代節約には、電力会社の切り替えも効果的かもしれません。クーラーだけでなく、家庭全体の電気代を安くできる可能性を秘めています。

今まで電力会社を切り替えたことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

電力会社を切り替えるなら「エバーグリーン」がおすすめ

電力会社の切り替えを考えているなら、老舗の新電力『エバーグリーン』がおすすめです。

エバーグリーンは東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を突破しました。

エバーグリーンは豊富なプランが特徴です。エバーグリーンにはシンプルな通常プランに加えて、下記のようなユニークなプランが揃っています。

CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン

プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン

プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン

保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が安くなるプラン

また、初期費用、契約手数料、解約違約金がかからないのも大きなポイントです。※あるく・おトク・でんきを除く。

現在の電気代と比べて安くなるかどうか、ぜひ一度チェックしてみてください。

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今回はクーラーの電気代を節約する7つの方法をご紹介しました。設定温度の見直しなど、簡単なものからチャレンジしましょう。

節約方法を試してもあまり電気代が下がらないようなら、電力会社が合っていないのかしれません。家庭の使い方に合った料金プランに変更したり、安い電力会社に切り替えることで節約できることもあるので、ぜひ電力会社の切り替えも検討してみてください。

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(出典)

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