サステナブルな暮らしとは?私たちができる5つの行動

2021年08月30日

最近、耳にすることが増えたサステナブルという言葉。環境問題にも関係しており、豊かで美しい地球を守るために、今できることが求められています。この記事では、なぜサステナブルな暮らしが必要なのか、そして持続可能な社会を実現するためにできることをご紹介します。

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

最近見聞きすることが増えた「サステナブル」ですが、どのような意味を持っているのかご存知でしょうか。

サステナブルとは、直訳すると“持続可能な”という意味です。

「維持できる」や「持ちこたえる」などを意味する形容詞ですが、近年では地球環境や経済システム、社会の文明の持続可能な発展のことを指して多く使われています。

つまりサステナブルな暮らしは、今ある自然や資源を守りつつ、豊かな暮らしを続けられるように生活する、ということです。

世界人口の増加や経済活動などに伴って、地球環境にかかる負荷がますます大きくなっています。

このままでは人間が安全に生活できなくなる可能性があり、状況の改善が求められています。

下記の4つはすでに限界を迎えているとも言われており、事態は深刻です。

気候変動
1986〜2005年の平均と比較すると、陸と海上を合わせた世界の平均気温は、1880年〜2012年の間に0.85℃上昇している

生物多様性の損失
人間活動の影響が主な原因で、多くの生物が絶滅している。
絶滅のおそれのある野生生物は2万5,821種に達している。

土地利用の変化
1990年から2015年までの25年間で、約1億2,900万ha(日本の国土面積の3.4倍)の森林が世界で減少している。
森林の現象は南米やアフリカで多く発生しており、人口増加や貧困を背景とした森林から農地への転用などが主な原因。

窒素の生物地球化学的循環
化学肥料の生産や農作物の栽培などによって、大量の窒素化合物が環境中に放出されている。
窒素化合物は形を変えながら地下水や川を経て海に流出し、海の富栄養化や地下水の汚染を引き起こす。
また、大気中に放出された窒素酸化物は酸性雨や気候変動の原因とも言われている。

※生物地球化学的循環:窒素などの物質が、大気圏などを経由して移動すること

上記の通り、地球環境は限界を迎えつつあります。

今までのような暮らしでは、地球が持たなくなるという考えから、世界的にサステナブルな暮らしが注目されているのです。

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先ほどご紹介した通り、人間活動に伴い地球環境は悪化している状況です。

これらの課題を解決するために、2015年9月の国連総会において、「2030アジェンダ」が採択されました。

その中で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す、「SDGs(Sustainable Development Goals, 持続可能な開発目標)」という国際目標が設定されています。

SDGsは、17の目標と169のターゲットから構成され、先進国から途上国まで、参加するすべての国の人々が対象です。

SDGsの17の目標は、以下の通りです。

  • 1.
    貧困をなくそう
  • 2.
    飢餓をゼロに
  • 3.
    すべての人に健康と福祉を
  • 4.
    質の高い教育をみんなに
  • 5.
    ジェンダー平等を実現しよう
  • 6.
    安全な水とトイレを世界中に
  • 7.
    エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 8.
    働きがいも 経済成長も
  • 9.
    産業と技術革新の基礎をつくろう
  • 10.
    人や国の不平等をなくそう
  • 11.
    住み続けられるまちづくりを
  • 12.
    つくる責任 つかう責任
  • 13.
    気候変動に具体的な対策を
  • 14.
    海の豊かさを守ろう
  • 15.
    陸の豊かさも守ろう
  • 16.
    平和と公平をすべての人に
  • 17.
    パートナーシップで目標を達成しよう

私たち日本人にとっても、身近な問題を解決するための目標がいくつもあります。

SDGsを達成するために行動を起こしているのは、国や政府だけではありません。

私たちがよく知っている民間企業なども取り組んでいます。

そして、私たち消費者も、持続可能な社会に向けた行動や選択をすることが大切です。

SDGs達成とサステナブルな社会を実現するためにも、できることから少しずつ取り組んでみましょう。

SDGsの取り組みについては、こちらの「個人でできるSDGsの取り組み|日常生活に取り入れられる10個の例をご紹介」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

サステナブルな社会を実現するためには、私たち一人ひとりの行動がとても重要になります。

一人ひとりが地球環境に優しい行動を行うことで、美しい地球を守り続けながら、豊かな暮らしを維持できることにつながります。

ただ「自分に何ができるのかわからない」という方も多いでしょう。

そこで、サステナブルな暮らしをするための具体的な方法を5つご紹介します。

節電・節水を心掛ける

節電や節水は、私たちの暮らしにもっとも身近で、すぐにでも実践できる方法のひとつです。

電気や水は、作られたり使われたりする際にたくさんのエネルギーが消費されます。

その際に多くの二酸化炭素が排出され、地球温暖化につながっているのです。

まずは使っていない家電の電源を切ったり、シャワーの水を出しっぱなしにしないなど、無駄遣いをなくすことから意識してみましょう。

節電については、こちらの「家庭でできる節電アイデア10選!今すぐ実践しよう」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

マイバックやマイボトルを活用する

外出時には、マイバックやマイボトルを持って行くようにしましょう。

プラスチックは手軽で耐久性があり、安価で生産できることから、製品だけでなく、ビニール袋やペットボトル、発泡スチロールなど幅広く使われています。

2016年1月に発表された世界経済フォーラムの報告書によると、世界のプラスチック生産量は1964~2014年の50年間で20倍以上に増えており、さらに今後20年間で倍増すると予想されています。

プラスチックにおいては、プラスチックごみによる海洋汚染問題が特に深刻です。

プラスチックが河川などを流れて大量に海に流出しており、その量は毎年800万トン以上と言われています。

このペースが続くと、2050年には海のプラスチックの重量が魚の重量を上回る計算になります。

プラスチックごみが海に流れると、海が汚れるだけでなく、海の生き物やそれを食べる私たち人間などにもさまざまな影響を与えます。

プラスチックごみを減らすために、マイバックやマイボトルを持ち歩いて、プラスチック袋をはじめ、使い捨てプラスチック製品の使用頻度を少なくするよう意識しましょう。

プラスチックごみの問題については、こちらの「プラスチック問題とは?プラスチックごみがもたらす影響や家庭でできる取り組みなどを解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

フードロスを減らす

食材や食品は、食べ切れる量だけを買うようにしましょう。

環境省によると、本来は食べられるのに捨てられる食品、いわゆるフードロスの量は、平成30年には日本で年間600万トンにもなっています。

1人あたりで考えると年間で約47㎏にもなり、これは毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと同じ量です。

フードロスを減らすために、買ったものはきちんと使い切ること、安いからといってまとめ買いをせずに消費できる量だけを買うことなどを意識しましょう。

また家庭でフードロスが出ないようにするだけでなく、食材を買う店でも食品ロスが起こらないよう考えることも大切です。

たとえば、賞味期限が遠いものを買いたいからと商品を奥から取らず、お店が並べている賞味期限の順番で買ったり、賞味期限の近い値引き商品を買うなど、このようなちょっとした行動でもフードロスを減らすことに繋がります。

再利用・リサイクルする

サステナブルな暮らしを目指すなら、ゴミに対する取り組みとして3Rが大切です。

3Rとは、リデュース・リユース・リサイクルのことを指します。

  • リデュース:製品の省資源化や長寿命化などの取り組みを行い、廃棄物を極力減らす。
  • リユース:一度使った製品を回収して、必要に応じて適切な処置を行い、製品として再利用する。また、再使用可能な部品のみを利用する。
  • リサイクル:一度使った製品や、製造に伴って発生したもの(副産物)を回収して、原材料として使ったり、エネルギーとして利用する。

上記の3Rを意識することで、ゴミが減り、処分による環境への悪影響を軽減することができます。

さらに資源を有効的に繰り返し使うことで、限りある資源を減らさずサステナブルに繋がります。

3Rについては、こちらの「3Rとは?言葉の意味や私たちにできる取り組みを簡単に解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

持続可能なエネルギーを使う

日本の主なエネルギー源である、石炭・石油・天然ガスなどの燃料は、資源に限りがあります。

たとえば石油の可採年数は、2016年時点で50.6年とされており、いつまで使い続けられるか分かりません。

そこでおすすめなのが、再生可能エネルギーを選ぶことです。

再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・バイオマスなどのエネルギーを指します。

温室効果ガスを排出せず(もしくは増加させず)に発電でき、資源が枯渇しないことから、世界中で注目されているエネルギーです。

再生可能エネルギーによる電力供給を行う電力会社は、日本国内でも少しずつ増えています。

そのような電力会社を選ぶことも、サステナブルな暮らしに繋がるでしょう。

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環境に優しい再生可能エネルギーへの切り替えを検討している人には、『エバーグリーン』の「CO₂フリープラン」がおすすめです。

新電力『エバーグリーン』は、国内トップクラスのバイオマス発電事業者である『イーレックスグループ』の一員です。

電力事業20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を突破しました。

エバーグリーンのCO₂フリープランに申し込むと、家庭の電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになります。

年間で削減できるCO₂排出量は、一般的な家庭で1785kg-CO₂です。

これは、約130本の杉の木が年間で吸収するCO₂量に相当します。

※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

CO₂フリープランについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンのホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

環境に優しいエバーグリーン。WEB CMも公開中!

美しい地球を守り続けながら、豊かな暮らしをするためには、私たち一人ひとりの行動が大切になります。

将来も住みやすい地球を守るためにも、節電・節水を心がける、マイバックやマイボトルを活用する、フードロスを減らすなど、できることから始めてみましょう。

また、エコな電気を選ぶこともサステナブルな暮らしに繋がります。

気になる方は、ぜひエバーグリーンのホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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