お風呂の費用を節約する7つの方法|誰でもできる節約法を紹介

ライフスタイル
2021年3月10日

お風呂はガス代と水道代の両方がかかる場所です。そのため、お風呂での過ごし方や入浴の方法で大きく水道光熱費が変化します。この記事ではお風呂の節約方法を7つご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

目次

お風呂の入り方は、シャワーだけで済ます方法と湯船にお湯を張って使う方法の2つがあります。

どちらの方が費用を抑えられるかご存知でしょうか?

少人数での入浴だとシャワーがおトク

シャワーは1分間におよそ12Lのお湯を使います。1回の入浴時間を15分程度と仮定すると、ひとりがシャワーで使うお湯の総量は約180Lです。

一般的なサイズのバスタブにお湯を張ると180L前後が必要になるので、シャワーを15分間使うのとほぼ同じ量になります。

ただ、バスタブ本体が熱を奪うため、浴槽にお湯を張るのであればシャワーよりも給湯温度を2~3度程度上げないと、ちょうどいい湯温になりにくいという特徴があります。

そのため、シャワーよりもバスタブにお湯を張るほうがガス代が高く付いてしまうことになります。

これらを総合して考えると、ひとりで入浴するのであれば、湯船にお湯を張るよりもシャワーのほうが水道光熱費が安くなると考えられるのです。

湯船を使ったほうがおトクになるケース

一方で、複数人が交代で湯船に浸かり、バスタブにめてあるお湯を利用して体を洗ったり頭を流したりする場合では、シャワーよりも水道光熱費を安く抑えることができます。

利用するのが2人だけだったとしても、バスタブに張るお湯の量を180Lと考えると、シャワーで必要になるお湯の量360L(12L×15分×2人)と比較して半分で済みます。

ただ、冷めたお湯を追い焚き機能を使って適温まで上昇させる場合は、当然ながらその分ガスを使用します。

なるべく安く抑えるのであれば、家族がまとまった時間に順番に入浴していくのが望ましいでしょう。

EG_027_2.jpg

それでは次に、お風呂の費用を節約する方法を7つご紹介します。

ひとつずつ見ていきましょう。

お湯の温度を下げる

お湯の温度が高くなればなるほど、ガス代も上がります。水の温度を上げるためにはガスが必要だからです。

冬はできるだけ温かい湯船に浸かりたいものですが、少しだけでも良いので温度を下げられないか検討しましょう。

シャワーの温度と湯船に貯めるお湯の温度は別々で設定できることが多いため、両方とも見直すことが大切です。

ただし、お風呂の湯温を下げすぎると体が温まりにくく、湯冷めして体調不良を引き起こす原因にもなりかねません。

まずは1度だけ下げてみる程度の意識で取り組むと良いでしょう。

こまめにお湯を止める

お湯を出しっぱなしにしていると、それだけで水道代、ガス代がかさんでいきます。

特にシャワーを利用している時には、頭を洗っている時間や体を洗っている時間など、シャワーのお湯を使っていないにもかかわらず流し続けているという人は少なくありません。

こまめにお湯を止めるだけで大きな節約効果がありますので、意識して取り組みましょう。

もしお湯を出している時間が半分になれば、必要な水の量も水を温めるガスの量もそれぞれ半分になります。

節水シャワーヘッドに交換する

節水シャワーヘッドを使えば、簡単に水やお湯の使用量を減らすことができます。

性能は製品ごとに異なりますが、使用量を半分程度まで抑えることも可能です。

出てくるお湯の量が減ればそれだけ水道代を安く抑えることができ、またお湯の量も減るためガス代も安くなります。

こまめにお湯を止める意識も合わせて持つことで、お湯のムダ遣いを大幅にカットできるでしょう。

節水シャワーヘッドはインターネットや電気屋さん、ホームセンターなどで売っています。

製品によって節水量や水圧などに違いがあるため、比較して購入してください。

湯船にお湯を貯めたらシャワーを使わない

湯船を貯めるなら、極力シャワーは使わずに、湯船のお湯で体や頭を洗い流しましょう。

バスタブのお湯は非常に量が多く、湯船に浸かるためだけにめて捨ててしまうのはとても勿体ないです。

どうしてもシャワーなどで強めに洗い流さなくてはいけないような場合以外は、シャワーの利用を控えて、浴槽にめたお湯でやりくりして入浴することをおすすめします。

また、入浴する順番はできるだけ体重が軽い人が先に入り、体重が重い人は後に入るようにすることがポイントです。

体重が重い人が湯船に入ると、体重が軽い人に比べて水かさが増す量が多く、外にお湯があふれてしまうことが少なからずあります。

そのため、体重の重い人は後から入る方がお湯の利用効率が良いと言えるのです。

追い焚きを減らす

家族が入浴する時間はなるべく間隔をあけず、追い焚き回数が減るように心掛けましょう。

資源エネルギー庁によると、4.5℃下がった200Lのお湯を追い焚きする場合、1回あたり17円のコストがかかります。

もし1年間追い焚きしなかった場合、約6,190円もの節約になるのです。

お湯の保温にはお風呂のフタが効果的です。

浴室内の温度を上げてもお湯の温度低下を妨ぐことができますが、浴室を温めるための光熱費がかかってしまいますので、節約という面からはあまり大きなメリットはありません。

一方、浴槽のフタは、最初の購入コストがかかるものの、そのあとは特に費用がかからないため、長い目で見ると節約になります。

バスタブ内にペットボトルを入れる

水を入れたペットボトルを浴槽に入れると、水のかさ増しができます。

2Lのペットボトルを1本入れれば、それだけでお湯2L分のかさが増すので、浴槽に貯めるお湯を2L減らすことが可能です。

浴槽の水の量が200Lだとすれば、2Lペットボトルを10本入れることで、お湯の量を10%減らすことができる計算です。

かさ増しに効果的なペットボトルですが、ペットボトルの中の水が冷えていると、それによってお湯の温度自体が下がりやすくなってしまうため注意が必要です。

また、都度ペットボトルの水を入れ替えていると、当然それだけ水を無駄にしていることになりますので、浴槽に沈める用のペットボトルは使いまわす前提で用意する必要があります。

残り湯を洗濯に利用

お風呂の残り湯を洗濯に利用することで、大量の水を無駄にせずに済みます。

残り湯で洗濯する際のポイントは、すすぎの時に使う水は水道から出した新鮮な水で行うということです。

ある程度清潔な状態で利用したお湯とはいえ、それなりに菌が繁殖していたり、石鹸カスが混じっていたりする可能性が高いので、残り湯はすすぎには適していません。

また、着色料の入った入浴剤を使ったときは、服に入浴剤の色素が付いてしまう場合があるので洗濯には利用しないほうがいいでしょう。

1日や2日放置したような残り湯の場合も、お湯の中で雑菌が繁殖してしまっていることが多いので、洗濯には向きません。

いつでも残り湯で洗濯ができる、というわけではありませんが、可能な限り利用することで、水道代の無駄を削ることができます。

【関連記事】洗濯機の寿命は10年?長持ちのコツや買い替えサインも紹介

EG_027_3.jpg

お風呂のガス代を節約するにあたって、そもそも契約しているガス会社の料金プランが高すぎないかどうか確認することも重要となります。

ガスの使用量を減らすこともさることながら、ガス単価が安く設定されている会社と契約を結ぶことで、より簡単にガス代を下げることができるからです。

さらに、ガス契約の見直しの際は、電力会社も併せてチェックすることをおすすめします。

電気とガスがセットで割引になるケースが少なからずあり、ガスだけでなく、光熱費全体の費用を下げられるかもしれません。

ガス代をおトクにできる会社のひとつに、『エバーグリーン』があります。

エバーグリーンは老舗の新電力会社で、電力事業20年以上の実績があります。

2017年4月に始まった「ガス小売り自由化」に伴い、都市ガスの提供もスタートしました。

ご興味のある方は、ぜひ一度『エバーグリーン』の公式ホームページをご覧ください。

※供給エリアは、関東(東京ガスエリア)・中部(東邦ガスエリア)・関西(大阪ガスエリア)となります

エバーグリーンのホームページはこちら >>

お風呂にかかる費用は、少し意識するだけで節約可能です。

この記事でご紹介した節約方法をぜひ実践してみてください。

また、ガス会社やプランを切り替えると、もっと簡単に光熱費が下がるかもしれません。

これを機に、『エバーグリーン』をはじめ、ぜひガス契約の見直しと切り替えをご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:資源エネルギー庁|省エネポータルサイト)

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

  • Point
    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

  • Point
    3

    充実のサポート体制

    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

電気のご契約は
こちらをご覧ください

社会環境を脅かす気候変動の改善を促す脱炭素社会の実現に向けた取り組みについて、一緒に考えてみませんか

詳しく見る