エアコンの電気代を節約するには?5つの方法をご紹介

ライフスタイル
2021年3月10日

この記事では、エアコンの電気代を節約する方法を5つご紹介します。冷暖房器具としてエアコンを活用している人は必見です。ぜひ実践してみてください。

目次

エアコンの電気代がどのくらいかかっているかご存知でしょうか。

ここではエアコンの電気代を確かめるための具体的な計算方法などを見ていきましょう。

夏の昼間は電気使用量の約6割がエアコン!

夏の暑い昼間は、エアコンが一番活躍する時間帯です。エアコンなしでは過ごせない日もありますが、電気代が気になっている人も多いと思います。

実は夏の昼間において、エアコンの電気使用量は家庭全体の約6割を占めています。

資源エネルギー庁によると、夏の14時頃の電気使用割合は、エアコンが全体の58%となっており、家庭の電化製品の中でダントツトップです。

2位の冷蔵庫の割合が17%なので、どれだけエアコンの電気使用量が多いかがわかります。

エアコンの電気代を計算する方法

エアコン1時間あたりの電気代を計算する式は、以下の通りです。

【エアコン1時間あたりの電気代を計算する方法】
消費電力(W) ÷ 1,000 ×電力量単価(円/kWh)

※1,000で割っているのは、WをkWに変換するためです。

エアコンの電気代は、この式の通り、「消費電力」から求めることができます。

消費電力はエアコンの運転状況によって異なり、ほとんど運転していない状態の最小値と、温度を急激に変えようとしているときの最大値が説明書などに記載されています。

それぞれの値に電力量単価を掛け合わせることで、1時間エアコンを使用した時の最小電気代と最大電気代を計算することができます。

電力量単価は契約している電力会社やプランによって異なるため、電力会社のホームページなどでチェックしてみてください。

商品の性能から電気代を計算することは難しい

上記のように、エアコンはほとんど運転していない状態からフルパワーで稼働している状態まで、使用する電力に大きな幅があります。

そのため、「今この瞬間にどれくらいの電力を消費しているのか」を正確にチェックすることはとても難しいです。

ただ、上記の計算式を使えば大体の目安は確認できます。目安の電気代を知っておくだけでも節約意識が生まれるので、ぜひ一度ご家庭のエアコンを使って計算してみてください。

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電気代の計算方法を確認したところで、次にエアコンの電気代を節約する方法を5つご紹介します。

  • 設定温度を1℃だけ見直す
  • サーキュレーターで空気をかき混ぜる
  • フィルターと室外機のメンテナンス
  • 古いエアコンは買い替える
  • 電力会社・契約プランを見直す

誰でも簡単に取り組めるものばかりです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

設定温度を1℃だけ見直す

エアコンの電気代は設定温度によって大きく左右されます。

夏に冷房の設定温度を1度上げると13%程度、冬に暖房の設定温度を1度下げると約10%の節電効果があります。

たった1度でこれほど大きな違いが出るので、もし温度を過度に設定してしまっている場合は、見直してみましょう。

環境省は、夏の室温は28度、冬の室温は20度を目安にするよう推奨しています。この数値に近くよう設定してみても良いかもしれません。

なお、エアコンの運転モードは「自動運転」がおすすめです。

自動運転モードは、室温が設定温度に近くなるにつれて運転を弱めていくため、必要以上にエアコンを動かすことがなくなり、電気代の節約につながります。

エアコンの自動運転については、こちらの「エアコンの自動運転とは?機能や電気代との関係を解説」で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

サーキュレーターで空気をかき混ぜる

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まりやすい性質があります。

夏場は部屋全体が熱気に覆われ、エアコンを稼働しても足元だけが涼しくなり、なかなか部屋全体が均一に涼しくならないことがあります。

同様に、冬場は冷気に覆われており、暖房のスイッチを入れても、天井付近からしか暖気は溜まっていきません。

そこで利用したいのがサーキュレーター。

サーキュレーターで天井に向けて空気を送り込むことで、冷たい空気を天井付近に、温かい空気を足元へと送り、室内の温度を均質化することができます。

これによって、必要以上にエアコンが稼働することを防ぎ、電気代の抑制につながります。

フィルターと室外機のメンテナンス

一般的なエアコンは、室内機で吸気と排気を行っており、室外機ではファンによって熱を屋外に放出しています。

ここで重要になるのが、室内機のフィルターと室外機のファンを定期的に掃除することです。

室内機のフィルターが目詰まりしていると、必要な吸気が十分に行えず室温を下げる効率が悪くなるため、さらに強く部屋の空気を取り込もうとエアコンが強力に稼働してしまうのです。

室外機のファンも同様で、ファンの回転率が下がるとうまく熱を放出することができず、室内機の稼働効率を下げることにつながってしまいます。

エアコンの室内機・室外機は、定期的にメンテナンスしましょう。

古いエアコンは買い替える

新しいエアコンは冷暖房の効率が飛躍的に向上しています。そのため、古いモデルのエアコンを使っていると、それだけで電気代が大幅にかかってしまっているかもしれません。

たとえば、2010年のシャープ製エアコン(8~12畳用)を、最新の同程度のモデルである「SHARP AY-N28X-W」へ買い替えると、年間で消費電力は153kWhも下がり、約4,140円も節約できます。

また、室内機や室外機の汚れのうち、普段のメンテナンスで取り切れていないようなものについても、冷暖房の効率を下げることにつながります。

エアコンの寿命は標準使用期間が10年程度のものが多いのですが、真夏や真冬に故障してしまうと冷暖房のない生活を余儀なくされ、相当不便になる家電でもありますので、多少早めの切り替えも視野に入れておくことをおすすめします。

電力会社・契約プランを見直す

エアコンの電気使用量を減らすのではなく、電気の使用単価そのものを安くすることも節約につながります。

もちろん、電気の使用単価が下がるということは、ほかの家電を使った際にかかる電気代もおトクになるため、より大きなコストカット効果が得られます。

エアコン単体の電気代を見直すよりも、トータルでの節約効果が大きくなりますので、非常におすすめです。

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「電力会社の切り替え」と聞くと、少し面倒な印象を受けるかもしれません。

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エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

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この記事ではエアコンの電気代を下げる方法を5つご紹介しました。どれも簡単に取り組める方法です。ぜひ試してみてください。

電力会社の切り替えはハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、実はとても簡単で、申し込みもWEBで行えます。

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エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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