再生可能エネルギー・自然エネルギーとは?
再生可能エネルギーと自然エネルギーの違い
「自然エネルギー」や「再生可能エネルギー」という言葉を耳にする機会が多くなりました。しかし、「聞いたことはあるけど、詳しくは理解していない」という方も多いのではないでしょうか?
自然エネルギーとは、太陽・風・地熱といった自然の力を使って得られるエネルギーを指します。
石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料は、有限なエネルギーでいつか原料が尽きてしまう一方で、自然の力を用いて発電する自然エネルギーは、基本的に原料が枯渇することはありません。
では「再生可能エネルギー」とはどういうものでしょうか。
自然エネルギーと再生可能エネルギーは同じ意味で捉えられることもありますが、厳密には少し異なります。
再生可能エネルギーは、「資源がなくならないとされているエネルギー」のことです。
先ほど触れた通り自然エネルギーも資源が枯渇しないため、再生可能エネルギーの一部となります。
つまり、再生可能エネルギーには、自然エネルギー以外のものも存在するということです。
たとえば、バイオマスエネルギーや温度差・濃度差エネルギーは再生可能なエネルギーではあるものの、自然現象から生み出されてはいないため、自然エネルギーとは区別されます。
FIT制度をご存知ですか?
環境に優しい電気を選びたい人は、ぜひ「FIT制度」について理解しておきましょう。
再生可能エネルギーの普及を加速させるため、2012年に固定価格買取制度(FIT制度)がスタートしました。
FIT制度とは、再生可能エネルギーで作られた電気を、電力会社が一定の価格で定められた期間買い取ることを国が約束する制度です。
そして「FIT電気」は、太陽光や水力、風力、バイオマスなどで作られた電気のうち、固定価格買取制度(FIT制度)によって買い取られた電力を指します。
FIT電気は、送配電事業者の送電線を通って、利用者の元に送られます。化石燃料で作られた他の電気と混ざっているため気付きませんが、実は多くの人が知らず知らずのうちにFIT電気を使用しています。
供給される電力のうち、FIT電気がどのくらいの割合なのかは、各社で異なります。
新電力会社の中には、FIT電気の割合が高い企業もありますので、環境に優しい電気を使いたい人は、そのような電力会社への切り替えを検討してみると良いかもしれません。
再生可能エネルギーの電力会社を選ぶときのポイント
再生可能エネルギー割合ランキングの推移
環境エネルギー政策研究所によると、全発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合で、2014年に最も高かったのは水力発電の8.0%で、2番目が太陽光発電の1.9%、続いてバイオマス発電の1.5%でした。
それが、2021年は太陽光が9.3%で最も高く、水力の7.8%、バイオマスの4.1%が続いています。全体に占める再生可能エネルギーの割合も、2014年の倍近くにまで伸びています。
発電量が増えたことで、再生可能エネルギーを使用した電力会社も増えています。電力会社の選ぶときのポイントを1つご紹介します。
二酸化炭素排出係数を比較する
供給される電力が自然に優しいかどうかを判断する際は、エネルギー源が持続可能なものかという点に加えて、二酸化炭素の排出量が少ないかどうかも重要です。
二酸化炭素の排出量を比較する指標として、「二酸化炭素排出係数」があります。
二酸化炭素排出係数とは、供給される電気1kWhあたりでどれくらいの二酸化炭素(CO2)を排出しているかを示す数値です。
つまり、二酸化炭素排出係数が低ければ低いほど、発電する際に排出する二酸化炭素量が少なく、環境への負担も少ないということになります。
各電力会社の二酸化炭素排出係数は、環境省が公表している「電気事業者別排出係数」で確認できます。
環境に優しい電力会社を選ぶなら「エバーグリーン」がおすすめ!
再生可能エネルギーからどれを選ぶか
これまで自然エネルギーについての説明や、環境に優しい電力会社やプランの選び方について解説してきました。
「なんとなくどのようエネルギーなのかは分かったものの、電力会社が多すぎて、どこを選ぶか迷う」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、おすすめの電力会社として『エバーグリーン』をご紹介したいと思います。
エバーグリーンは、国内トップクラスのバイオマス発電事業者であるイーレックスグループの一員です。
電力事業20年以上と実績が豊富で、現在の顧客契約数は20万件以上と、多くの人から支持されています。
ここでは、なぜエバーグリーンがおすすめなのか具体的に解説していきます。
国内トップクラスの「バイオマス発電」の電力会社
イーレックスグループは全国に5基のバイオマス発電所を所有しており、国内トップクラスのバイオマス発電事業者です。
バイオマス発電とは、生物由来の再生可能資源であるバイオマスを燃料として発電する方法で、再生可能エネルギーのひとつです。
原料となるバイオマスには、木くずや可燃性のゴミなどいろんな種類がありますが、イーレックスグループでは主に椰子殻(やしがら、PKS)を使用しています。
PKSは、パーム椰子の種からパーム油を搾油した後の殻の部分で、植物です。
バイオマス発電では、燃料を燃やしてエネルギーを作る際に二酸化炭素が発生します。
しかし、植物は光合成をする際に二酸化炭素を吸収するので、「バイオマス発電で排出される二酸化炭素は植物が大気中から吸収したもの」と考えることもできます。
つまり、二酸化炭素の排出量と吸収量はトータルで±0になり、環境に優しいのです。
「CO₂フリープラン」で二酸化炭素の排出量がゼロに
エバーグリーンではユニークなプランがいくつか用意されていますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。
CO₂フリープランに申し込むと、実質的に再生可能エネルギー100%で調達された電気を使うことになり、電力使用による二酸化炭素の排出量がゼロとなります。
このプランに申し込むことで一般的な家庭が削減できるCO₂排出量は、年間で1785kg-CO₂です。これを杉の木に換算すると、なんと約130本分にもなります。
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定
CO₂フリープランは、二酸化炭素の排出量を抑えて環境保全に貢献できる魅力的なプランです。
選べる豊富なプラン一覧
先ほど「CO₂フリープラン」をご紹介しましたが、エバーグリーンにはそのほかにもユニークなプランがあります。
たとえば以下のようなものです。
- 「あるく・おトク・でんき」:歩いた量(歩数)に応じて電気料金がおトクになるプラン
- 「保険でんき」:電気代が安くなり、個人賠償責任保障も付いてくるおトクなプラン
「あるく・おトク・でんき」を選べば、電気代を抑えながら健康的な生活を送れるかもしれません。
「保険でんき」を選択すれば、いざという時に備えることができます。
ぜひ、ご家庭に合ったプランをお選びください。
おすすめは環境に優しい電力会社
自由に電力会社を選べる時代になり、料金がリーズナブルなところに切り替える人も増えています。
もちろん料金の安い電力会社や料金プランに切り替えることも良いことですが、各電力会社の電源構成や二酸化炭素排出係数にも注目し、環境のことを考えて電力会社を応援することで環境問題の解決に協力することができます。
エバーグリーンの「CO₂フリープラン」は、電力使用による二酸化炭素の排出量がゼロとなります。ご興味のある方は、ぜひ一度ホームページをチェックしてみてください。