テレビの寿命は何年?買い替え検討の症状から長持ちのコツまで解説

ライフスタイル
2021年5月31日

この記事ではテレビの寿命について解説します。テレビの平均的な使用年数や寿命が近づいている兆候、寿命を伸ばす方法など、詳しくまとめています。最後にテレビの電気代を抑える方法も紹介するので、参考にしてみてください。

目次

テレビの寿命は約10年ほどです。

内閣府の消費動向調査によると、二人以上の世帯のカラーテレビの平均使用年数は、令和3年3月時点の調査で10年という結果が出ています。

買い替え理由は全体の61.9%が「故障」と答えているため、多くのテレビが10年で寿命を迎えていると言えるでしょう

また、テレビを販売しているメーカーでは、部品保有期間を設定しています。

部品保有期間とは、商品に使用している部品をテレビの製造を終了してから保有し続ける期間です。

テレビの部品保有期間は8年としているメーカーが多いです。

部品保有期間が8年の場合、製造終了間際に購入したとすると、8年間は部品が残っているので修理できますが、8年を超えると部品がなくなり、修理できない可能性があるということになります。

(出典:内閣府|消費動向調査 令和3年3月実施調査結果)

(出典:Panasonic|補修用性能部品の保有期間)

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テレビの寿命は10年が目安だとご紹介しましたが、家庭によって寿命が訪れるタイミングはさまざまです。

寿命を迎えているテレビには、いくつかの兆候があります。

寿命が疑われる症状にはどのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。

  • 画面が暗くなる・線が入る
  • 音声が出ない・ノイズが入る
  • 電源が入らない
  • 焦げ臭いにおいがしている・煙が出ている

画面が暗くなる・線が入る

明るさをきちんと設定しているのに画面が暗かったり、また画面に線が入っていたりしませんか?

そのような場合、テレビ内部の破損や電気不良が起こっている可能性があります。

そのまま放置していても回復する見込みはないので、修理や買い替えを検討する必要があるでしょう。

(出典:Sony|画面に線が入る / 画面の半分・一部が常に暗い)

音声が出ない・ノイズが入る

テレビのスピーカーから音声が出ない場合、まずはリモコンの消音ボタンや音量ボタンを押してどうなるか確認しましょう。

いくら設定を変更しても音が聞こえるようにならないのであれば、テレビ本体やスピーカーに何か故障が発生している可能性が考えられます。

電源が入らない

電源が入らなくなるのも、寿命が訪れている兆候のひとつです。

電源が入らなくなる原因はさまざまですが、雷の影響を受けて機器本体が故障することもあります。

電源のオン・オフを繰り返しても症状が変わらない場合は、メーカーなどに問い合わせるか、買い替えを検討しましょう。

(出典:シャープ|雷のあと、テレビやレコーダーの電源が入らなかったり、映像が映らなくなってしまったときは?)

焦げ臭いにおいがしている・煙が出ている

焦げ臭いにおいがしたり、煙が出ている状態は非常に危険です。テレビの内部で故障が起きていたり、ショートしている可能性があります。

これらの症状が見られる場合は、テレビの使用をやめてプラグを抜き、メーカーや家電量販店のサポートにすぐに問い合わせましょう

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上記でご紹介したような、テレビの寿命が疑われる症状が現れた場合の対応方法は、主に以下の3つです。

  • 電源のオン・オフを繰り返してみる
  • メーカーのカスタマーサービスや修理業者に相談する
  • 新しいテレビの購入を検討する

電源のオン・オフを繰り返してみる

寿命の兆候が現れたら、まずは電源のオン・オフを繰り返してみて、症状が改善されるか確認しましょう。

症状が一時的なものであれば、これだけで直ることもあります。

もし主電源のオン・オフで改善されなければ、電源プラグの抜き差しも試してみてください。

メーカーのカスタマーサービスや修理業者に相談する

電源のオン・オフでも症状が改善しない場合や不調の原因がわからない場合は、メーカーや修理業者に相談しましょう。

症状や使用年数などの情報をもとに、適切なアドバイスをしてくれるはずです

新しいテレビの購入を検討する

寿命が近づいているテレビは劣化や故障が深刻な状態の場合も多く、修理できても費用が高くなる可能性があります。

もし長年使用したテレビなのであれば、思い切って新しいテレビを購入するのもひとつの選択肢です

物を長く使用するのは良いことですが、修理費用や残りの寿命を考えると、買い替えた方がメリットが大きいかもしれません。

特に最新のテレビは省エネ性能がとても向上しており、古いテレビと比べて消費電力が少ないのが特徴です。

消費電力が少ないということは、電気代も安くなるということですので、購入費用はかかるものの、長い目で見ればおトクになる可能性もあるでしょう。

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いずれは寿命がきてしまうものの、テレビはできるだけ長く使いたいものです。

そこでここでは、テレビの寿命を長持ちさせる方法を5つご紹介します。

  • テレビを長時間使用しない
  • 直射日光の当たらない場所に置く
  • ホコリをためないように定期的に掃除する
  • テレビの保護用パネル・ガードを使用する
  • 不安定な場所に置かない

テレビを長時間使用しない

テレビのみならず、電化製品は使用すればするほど劣化が進みます。

そのため普段から視聴時間が長い場合は、テレビを観る時間を見直してみましょう。

「テレビは1日〇時間まで」というように時間の制限を決めたり、外出前や寝る前の切り忘れに気を付けたりするなどの工夫が効果的です。

直射日光の当たらない場所に置く

テレビを設置する際は直射日光の当たらない風通しの良い場所を選びましょう。

直射日光が当たると本体の温度が上昇し、故障につながる可能性があります。

また、リモコンの置き場所にも要注意です。

リモコンも高温多湿の場所に置くと、電池の消耗が早くなったり、電池の液漏れが発生してリモコンが壊れてしまうことがあります。

(出典:シャープ|夏にお問い合わせの多いAV製品の「症状」と「対処方法」について)

ホコリをためないように定期的に掃除する

ホコリもテレビの大敵です。

ホコリが溜まった状態で使用し続けると、部品の劣化や故障だけでなく、場合によっては火災が起きることもあります。

モップや掃除機などで、月に1回程度はホコリを取り除くようにしましょう。

テレビの保護用パネル・ガードを使用する

テレビ画面の傷や破損は修復できず、直すためにはパネルの交換が必要になります。パネル交換は高額なので、できるだけ避けたいところです。

画面を綺麗なままできるだけ長く使うためには、画面を守る保護用パネルやガードがおすすめです。

小さな子どもやペットがいる家庭では、特に効果的でしょう。

不安定な場所に置かない

テレビはできるだけ安定した場所に設置しましょう。

不安定な場所に置くと振動で落ちたり、ぶつかって倒れたりする可能性があります。

サイズの合ったテレビ台に設置したり、人通りの多い場所を避けて置くなど、安全に気をつけて置くようにしてください。

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最新のテレビは、これまでのテレビに比べて、画質や機能はもちろん、省エネ性能が格段に向上しています。

省エネを実現できるLEDバックライトを使用したり、明るさを自動で調整するような機能が備わっていることが要因です。

最新のテレビが具体的にどのくらい省エネなのか見てみましょう。

『パナソニック』の32型液晶テレビを比較した結果が以下になります。

パナソニック
TH-L32C2
(購入年2010年)
パナソニック
TH-32H300
年間消費電力量 69kWh 42kWh
年間電気代 2,139円 1,302円
年間CO₂排出量 32kg 19kg
年間CO₂吸収量 スギの木2.3本分 スギの木1.4本分

※電力単価は31円/kWhで計算

(出典:省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」)

新しいテレビの方が年間消費電力量が少なく、その分電気代も安くなっています。年間CO₂排出量も削減でき、家計はもちろん、環境にも優しいです。

そのため、古いテレビを使い続けるよりも、思い切って最新テレビに買い替えた方が長期的にコスパが良い場合もあります。

寿命が近づいている場合は、症状の程度や修理費用などを確認したうえで買い替えも視野に入れましょう。

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最新のテレビは以前のテレビに比べて省エネ性能が高く、電気代を抑えやすくなっていますが、さらに電気代を節約したいという方におすすめなのが、電力会社の切り替えです。

電力会社の切り替えによって電気料金そのものを見直すことで、テレビ以外にかかる電気代もまとめて下げることができるかもしれません。

しかし、今まで電力会社を切り替えた経験がないという方もいると思いますので、ここでは切り替えるときのポイントをご紹介します。

電力会社を切り替える際のポイント

電力自由化によって電力会社の数は非常に増えており、切り替える際には各会社を十分に比較・検討する必要があります。

電力会社切り替えの1つ目のポイントは、キャンペーンやセットプランの確認です。

電力会社によってはキャンペーンを行っており、一定期間おトクに電気を利用できる場合があります。

また、ガス料金などとのセットプランを提供している電力会社もあるので、うまく活用すれば家計全体のコストダウンにつながるでしょう。

2つ目のポイントは、解約金です。

電力会社の中には、契約終了時に高額な解約金の支払いが発生するところがあるので要注意です。

現在契約中の電力会社に解約金があるのかどうか事前に確認しましょう。

また、新しく契約する電力会社についても解約金の有無をチェックしておくと、今後また切り替えるときにスムーズに進めることができます。

電力会社を切り替えるならエバーグリーンがおすすめ

電力会社の切り替えを検討する方に、ぜひ候補に入れていただきたいのが、『エバーグリーン』です。

『エバーグリーン』は、東証プライム上場の「イーレックスグループ」の一員です。電力事業を20年以上も続けており、全国各地の多くのお客様に選ばれています。

また、シンプルな通常プランに加えて、ユニークかつおトクなプランが揃っています。

電力使用による二酸化炭素排出量が実質ゼロになる「CO₂フリープラン」、電気料金に応じてTポイントがたまる「プレミアムポイントプラン(Tポイント)」、個人賠償責任保険が付帯した「保険でんき」や、歩数に応じて電気代が安くなる「あるく・おトク・でんき」など、どれも魅力的なものばかりです。

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テレビの寿命はおおよそ10年が目安であり、寿命が近づくとさまざまな症状が現れます。

画面が暗いなどの症状が出た場合は、まずは電源のオン・オフを繰り返して回復するか確かめ、改善しない場合はメーカーや修理業者に相談するようにしましょう。

またテレビをより長く使うためには、使用時間を決めたり、ホコリをこまめに掃除するなどの工夫が大切です。ぜひ実践してください。

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