ウォシュレットの寿命は何年?寿命の症状や交換費用も紹介

ライフスタイル
2021年6月30日

ウォシュレット(温水洗浄便座)は一般家庭や公共施設などで広く普及しています。ご自宅で利用されている方の中には、取り替え時期について悩む方もいるのではないでしょうか?そこでこの記事では、ウォシュレットの寿命や、交換時期について解説します。

目次

ウォシュレットの寿命は?

ウォシュレットの寿命はメーカーや使用方法、使用頻度によって違いがあるものの、およそ10年程度です。

例えば、温水洗浄便座のメーカー『LIXIL』も、想定安全使用期間を10年と公表しています。

10年以上使っている場合はいつ故障してもおかしくないので、買い替えの心積もりをしておいた方が良いかもしれません。

(出典:LIXIL|安全に、ご使用いただくために)

ウォシュレットの寿命の症状

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ウォシュレットの寿命は、単純に年数だけでわかるものではありません。

寿命が近づくと様々な症状が現れてきますので、ここでご紹介します。

ボタンを押しても各機能が正常に作動しない

ボタンを押してもウォシュレットの機能が作動しない場合、故障している可能性があります。

良くある動作不良には、以下のようなものがあります。

  • 便座が温まらない
  • ノズルが出てこない
  • 温水が出ない

ただし、これらの症状が出ているからといって、必ずしも寿命が来ているとは言い切れません。

たとえばコンセントからプラグが抜けているなど、電気が供給されていないだけの可能性も考えられるのです。

そのためいずれの場合も、まずはきちんと電気が供給されているか確認しましょう。

コンセントから電源プラグは外れていないか、またブレーカーが落ちていないかなどを確認してください。

上記の方法で解決しない場合は、買い替えや修理を検討する必要があるでしょう。

(出典:TOTO|「ウォシュレット」が動かない(作動しない))

水漏れする

水を流したときなどにタンクの下から水が漏れる場合、交換や修理が必要なケースがあります。

水漏れの原因が水栓の緩みであれば、水栓を締め直すことで対処可能です。

そうでない場合はメーカーや販売店に問い合わせましょう。

水漏れが起きる状態をそのまま放置すると漏電の危険性があるので、電源プラグはコンセントから抜いておくことをおすすめします。

(出典:LIXIL|シャワートイレの温水タンクで水抜栓あたりから水漏れします。対処方法を教えてください。)

便座など本体が破損している

便座や陶器に割れ、ひびが入っている場合は自分で修理することは難しいので、業者に対処を依頼するか、買い換える必要があります。

蓋だけが破損している場合は自分で交換できるケースもあるので、交換可否をメーカーのホームページなどで確認してみると良いでしょう。

(出典:TOTO|便座・便ふたが割れた)

本体の変色や汚れが気になる

どんなに掃除をしても汚れやニオイが取れない場合も、ウォシュレットの交換時期と捉えても良いかもしれません。

ウォシュレットの掃除を怠ると、劣化が進んで交換時期が早くなってしまいます。

定期的なメンテナンスを心がけましょう。

ウォシュレットを交換する場合の費用の目安

ウォシュレットが寿命を迎えて買い替えが必要になった場合、どのくらいの費用がかかるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

『TOTO』のホームページでは、トイレリフォームの参考価格が掲載されています。

便器は変えずに、ウォシュレットだけを交換した場合の費用相場は、およそ7万円~20万円となっています。

またトイレを丸ごと交換した場合の価格は、およそ15万~26万円です。

なお、ウォシュレットの交換のみの場合にかかる工事の時間は0.5~2時間、トイレを丸ごと交換する場合は、1.5~4時間かかります。

(出典:TOTO|トイレリフォームの参考価格)

ウォシュレットにかかる電気代

ウォシュレットが寿命を迎えて買い換えるとなると、それなりの費用がかかります。

しかし新しいウォシュレットへの買い替えは必ずしも悪いことばかりではありません。

ウォシュレットも含め、電化製品の省エネ性能は年々向上しており、最新機種へ買い換えると、電気代や水道代が下がる可能性があります。

実際に、現在発売されているウォシュレットの電気代がどのくらいかかるか見てみましょう。

ここでは、『Panasonic』の製品をタイプ別に3つピックアップしてみました。

型番 DL-WP40 DL-RP40 DL-ENX10
タイプ W瞬間式 瞬間式 貯湯式
年間消費電力 58kWh/年 83kWh/年 141kWh/年
年間電気代 1,570円/年 2,240円/年 3,810円/年

※ 1年間の電気代=年間消費電力量(kWh)×電気代単価(円/kWh)
※ 電気代単価は電力目安単価の27円/kWhで計算

【各タイプの特徴】
・W瞬間式
便座を使用する際、ノズルから出る洗浄水と便座の両方を瞬時に温める方式。

・瞬間式
便座を使用する際、ノズルから出る洗浄水を瞬時に温める方式。

・貯湯式
内蔵の温水タンクに貯めた水をヒーターで暖めてお湯にする方式。

タイプ別に比較すると、W瞬間式のウォシュレットが最も電気代が安いという結果になりました。

最も高かった貯湯式のウォシュレットは、常にヒーターで温水タンクと暖房便座を保温することになるため、ランニングコストが他のタイプより高くなってしまいます。

このように、ウォシュレットの電気代は製品によって異なります。

ウォシュレットが寿命を迎えて買い換える場合は、本体価格だけでなくランニングコストも含めてトータルで考えるようにしましょう。

(出典:Panasonic|比較表 | 温水洗浄便座(ビューティ・トワレ))

(出典:Panasonic|【温水洗浄便座】温水洗浄便座の電気代)

ウォシュレットの電気代を抑えたいなら、電力会社の切り替えがおすすめ

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ウォシュレットは便利ですが、使用するとどうしても電気代がかかってしまいます。

ウォシュレットにかかる電気代を最も簡単に、かつ大きく下げるには、電力会社の切り替えがおすすめです。

今よりも安いプランに切り替えると、ウォシュレット以外の電気代もまとめて下げられます。

また一度変更すれば、それ以降の電気代が継続的に安くなるので、大幅なコストダウンが見込めます。

現在は電力自由化によって、様々な電力会社が登場しています。新電力の『エバーグリーン』もその1つです。

エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

電気代のシミュレーションもできます。

『エバーグリーン』の公式ホームページはコチラ

ウォシュレットは使い方次第で寿命が変わる

ウォシュレットの寿命は、メーカーや使用方法、使用頻度によって多少違いが出てきますが、およそ10年程度です。

ただし、日頃の使い方やメンテナンスによって寿命は変わってきます。

乱雑に扱うのは避け、定期的に掃除・点検・部品交換をして良い状態を保ちましょう。

ウォシュレットを使うと電気代がかかってしまうため、少しでも節約したい場合は電力会社の切り替えが効果的です。

ご家庭にぴったりな電力会社に切り替えて、かかる電気代を抑えながらウォシュレットを快適に利用しましょう。

『エバーグリーン』の公式ホームページはコチラ

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