スマホの寿命は約4年?寿命のサインや長持ちさせるコツも紹介

ライフスタイル
2021年7月30日

「あれ?スマホの調子が悪いな」と思った経験はありませんか?それはもしかしたら、調子が悪いのではなく寿命が近づいてきたサインかもしれません。今回はスマホの寿命について、寿命のサインや長持ちさせるコツを解説していきます。

目次

スマホの寿命はどのくらい?

一般的なスマホの寿命は4〜5年です。

内閣府が公表した「消費動向調査 令和4(2022)年3月実施分」によると、二人以上の世帯の携帯電話の普及率(携帯電話を所有している世帯数の割合)は、2022年3月末時点で96.2%でした。

そのうち91.9%がスマホになっています。

携帯電話の保有数(100世帯あたり)は247.0台で、そのうち220.3台がスマホという結果です。

そして、携帯電話の平均使用年数は4.6年となっています。

この携帯電話の平均使用年数にはガラケーも含まれますが、スマホの普及率や保有数量を考えると、この数値はスマホの平均使用年数とほぼ一致するのではないでしょうか。

ちなみに、携帯電話の買い替え理由は以下の割合になっています。

  • 故障…31.8%
  • 上位品目への移行…35.2%
  • その他…33.0%

スマホの寿命は当然ながら使い方や機種によって異なりますが、上記の結果から、4〜5年がスマホの寿命の目安と言えるでしょう。

スマホの寿命が近いときに出る症状

スマホの寿命が近づくと、どんな症状が出るのでしょうか。

ここでは下記の4つをご紹介します。

  • 充電の回数が増えた
  • 充電できるまでに時間がかかる
  • 電源が急に落ちる、アプリの起動に時間がかかる
  • 本体が熱くなる

それぞれの中身を見ていきましょう。

充電の回数が増えた

最近、スマホの充電の回数が増えたと感じていませんか?

それはもしかしたら、スマホの寿命のサインかもしれません。

スマホに搭載されているリチウムイオン電池は300回ほどの充電で約20~30%、500回ほどになると約30~50%のバッテリー容量が劣化すると言われています。

バッテリーが劣化してしまった場合は、新しいバッテリーと交換するかスマホを買い替えるしか方法がありません。

充電できるまでに時間がかかる

以前に比べて充電できるまで時間がかかるようになった場合、本体の故障やバッテリーの劣化が疑われます。

そのまま放置していても改善する見込みはないため、買い替えやバッテリー交換を行いましょう。

ただし、充電器の破損が原因の場合もあるため、まずは別の充電器を試してみるなど、原因をある程度切り分けてから決断しましょう。

電源が急に落ちる、アプリの起動に時間がかかる

スマホを使用中になんの前触れもなく電源が落ちることがあります。

これもスマホのバッテリーの劣化が原因です。

この場合もバッテリー交換、もしくはスマホの買い替えを検討しましょう。

一方、アプリの起動に時間がかかる場合は、動作環境に対してスマホの性能がついていけていないことが原因だと考えられます。

その場合は寿命ではありませんが、アプリを動作させるためのスペックが不足していることになるので、買い替えた方が快適に使用できるようになるかもしれません。

本体が熱くなる

スマホ本体が異常に熱くなる現象を「熱暴走」と言います。

熱暴走の原因はカバー等によってスマホの放熱を妨げていることや、複数のアプリを同時起動しているなどでCPUやバッテリーに負荷がかかっていることなどが考えられます

これらに心当たりがないのに本体がすぐ熱くなってしまう場合は、バッテリーが劣化している可能性があります。

熱暴走はスマホの発火や爆発を引き起こす恐れがあり、とても危険です。

手で触れられないほど熱く感じる場合は、すぐに使用を中止しましょう。

スマホを長持ちさせるコツ

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スマホは、決して安い買い物ではないため、できるだけ長く使いたいところです。

ここではスマホを長持ちさせるコツを4つご紹介します。

落とさないようにする

スマホは精密機械なので、当然衝撃に弱いです。

もちろん故意に衝撃を与えることはないと思いますが、何らかの拍子にポケットやカバン、操作中の手から落下してしまうことはあるでしょう。

そのような不注意で落下しないように注意することも、スマホを長持ちさせるコツのひとつです。

ストラップやフィンガーホルダーなどを利用して、落下を防ぎましょう

高温になる場所は避ける

スマホにはリチウムイオン電池が採用されていると紹介しましたが、このリチウムイオン電池は熱に弱いという特性があります。

高温の場所に置いておくと、熱でリチウムイオン電池が劣化してしまうので、車内や直射日光の当たる場所など、温度が高くなりやすいところに放置することは避けましょう

充電しながらのスマホ操作はしない

ゲームや電話、動画閲覧をしながら充電していませんか?

この「ながら充電」は、端末内部の温度を上げて、バッテリーの劣化を進めてしまいます

充電が完了するまで待つか、一旦充電をストップして使うようにましょう。

ちなみに、ガラケーやひと昔前のスマホは過充電によってバッテリーを劣化させてしまうケースがありました。

しかし現在普及しているスマホは、100%充電されるとその時点で給電がストップするような保護回路が内蔵されています。

過充電を心配する必要はないので、寝ているときに充電しても影響はほとんどありません。

不要なアプリを消去

アプリは、使っているつもりはなくても、バックグラウンドで稼働していることがあります。

複数のアプリを同時起動していると、CPUがたくさん稼働して熱暴走を引き起こすことがあるため要注意です。

これを防ぐためには、不要なアプリを消去することが有効になります。

長い間使っていないアプリがないか定期的に確認し、不要なものはこまめにアンインストールしましょう。

スマホを充電するにはどれぐらいの電気代がかかる?

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スマホを充電するのにかかる電気代は、以下の計算式で算出可能です。

電気代=バッテリー容量(Wh)÷1,000×電力量単価(円/kWh)

※消費電力を1,000で割っているのは、単位をWhからkWhに変換するためです

バッテリー容量(Wh)は、内臓バッテリーパックなどに記載されていますので、スマホ本体のカバーが外せる場合は確認してみてください。

たとえば、バッテリー容量が14.16 Whのスマホを0%から100%まで充電するとします。

電力量単価は電力会社によって異なりますが、ここでは電力料金目安単価の1kWhあたり31円(税込)で計算しましょう。

この場合、充電にかかる電気代は以下の通りです。

14.16 Wh÷1,000×31円=約0.44円

スマホ1回分のフル充電には、およそ0.44円かかるという結果になりました。

「なんだ、これぐらいなら気にすることはないな」と思った人もいるかもしれません。

しかし、それが1ヵ月、2ヵ月、1年…と続けばそれなりの電気代がかかってきます

電力会社を切り替えると電気代が安くなるかも

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ご家庭の電気代は月にいくらかかっているでしょうか?

スマホに関わらず、電化製品を使ったり充電するには電力が必要になり、それに伴って電気代もかかります。

月々の電気代が負担になっているのであれば、電力会社の切り替えを検討してみましょう。

ひと昔前は、電力会社が各地域で固定されており、消費者が自由に選ぶことはできませんでした。

しかし2016年以降は、電力自由化により、消費者が電力会社やプランを選択できるようになっています。

より自分の家庭に合った電力会社を選んで電気料金そのものが安くなれば、家庭全体の電気代を抑えることが可能です。

新電力「エバーグリーン」の魅力とは?

電力会社でおすすめなのが、新電力『エバーグリーン』です。

エバーグリーンは東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績があります。

全国に1,000社を超える販売パートナーがおり、沖縄と一部離島を除く全国の家庭に電気をお届けしています。

エバーグリーンの公式ホームページでは、料金シミュレーションができます。

ぜひ一度お試しください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

スマホの寿命を理解しつつ、できるだけ長持ちするよう心がけよう

スマホの寿命は機種や使い方によって異なりますが、上述の通り4〜5年をひとつの目安として捉えることができます。

スマホを長年使い続けると、バッテリーが劣化して充電回数が増えたり、急に電源が落ちることもあります。

また、「ながら充電」などの使い方をしてしまうと寿命を縮めることになるので要注意です。

スマホの寿命はいつか必ずくるものですが、できる限り長持ちさせるよう気をつけましょう。

(出典:内閣府|消費動向調査 令和4年3月実施調査結果)
(出典:朝日新聞 Reライフnet|スマホを正しく充電してバッテリーを長持ちさせるためのポイント)
(出典:LINEモバイル|スマートフォンの充電ができない、充電が増えない…その原因と対処法を紹介!)
(出典:シャープ|スマホの替えどきの目安は?)
(出典:スマホスピタルマガジン|スマホの電源がすぐ落ちる!原因と対処法4つ))
(出典:LINEモバイル|スマートフォンの「熱暴走」を放置すると故障のリスクも!熱暴走が起こる原因と対策を解説!)
(出典:ノートン|熱で劣化・故障する前に!スマホが熱くなる理由と対処法)
(出典:ITmedia Mobile|「ながら充電」に注意 携帯市場と電通大がスマホのバッテリー劣化を防ぐ研究)
(出典:@niftyIT小ネタ帳|スマホの正しい充電の仕方|長持ちさせるためにやってはいけない4つのこと)
(出典:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会|よくある質問 Q&A)

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