環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」
『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。
エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。
CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。
バイオマス発電とは
バイオマス発電は、自然の中で生まれた資源である「バイオマス」を使って電気を作る発電方法です。
たとえばバイオマスには以下のようなものがあります。
- 木くず
- 間伐材
- 生ごみ
- 動物のふん尿
- さとうきび
この発電方法は、動植物によって生成された再生可能な燃料を使用するため、通常の火力発電などと違い、化石燃料のような有限な物質を消費しないことが特徴です。
日本のバイオマス発電の割合は、2020年時点で全体の3.2%とそれほど多くないものの、1.5%だった2014年と比較すると、2倍以上増えています。
バイオマス発電の仕組みと種類
バイオマス発電はどのような仕組みになっているのでしょうか。
「バイオマス発電」と一言でいっても、発電方法には種類があります。
ここでは、バイオマス発電の種類とそれぞれの仕組みを確認しましょう。
直接燃焼方式
直接燃焼方式は、資源を直接ボイラで燃焼し、蒸気タービンに燃焼時に発生した水蒸気を送って電気を発電する方式のことです。
直接燃焼での発電は、さらに「混焼方式」と「専焼方式」の二つに分かれます。
混焼方式
バイオマスと石炭などを同時に燃焼させる方式です。
専焼方式
バイオマスのみを専用のボイラで燃焼させる方式です。
ガス化方式
ガス化方式は、「熱分解ガス化を活用した発電」と「メタン発酵を活用した発電」の2つがあります。
熱分解ガス化を活用した発電
木質系のバイオマスなどを前処理し、ガス化炉に入れて資源をガス化します。そのガスを使って発電する方式です。
メタン発酵を活用した発電
有機物を微生物の「嫌気性発酵」(※)を使って分解し、その過程で発生したCH4(メタン)などの物質を使い発電する方式です。
※微生物の働きで有機物を分解する方法。高分子の有機物がメタンガスや二酸化炭素などに分解される。
バイオマス発電のメリット
バイオマス発電の割合が近年増えているのは、この発電方法にメリットがたくさんあるからです。
ここではバイオマス発電の主なメリットを3つご紹介します。
- 発電量の安定性が高い
- 本来は捨てるはずの廃棄物を有効活用できる
- CO₂の増減が実質ゼロになる
発電量の安定性が高い
太陽光発電や風力発電も再生可能エネルギーを使用したエコな発電方法ですが、これらは天候などによって発電量が左右されてしまいます。
しかしバイオマス発電の場合、燃料さえ用意できれば安定的に発電が可能です。
発電量をコントロールしやすいため、再生可能エネルギーの中でも注目を集めています。
本来は捨てるはずの廃棄物を有効活用できる
バイオマス発電の燃料に使われる資源には、木くずや生ごみなど、そのままにすると廃棄せざるを得ないものが含まれています。
そのような廃棄物を燃料として使うことで、廃棄コストを軽減できるうえ、新たに電気を作ることができ、一石二鳥です。
CO₂の増減が実質ゼロになる
3つ目のメリットは、CO₂の増減が実質ゼロになることです。
バイオマス発電で資源を燃やすときにはCO₂が発生しますが、そのCO₂は資源となった植物が成長する間に吸収したものです。
つまり、実質的にはCO₂の発生量は±0ということになります。
この考え方のことを「カーボンニュートラル」といいます。
バイオマス発電のトップランナー「イーレックス」と「エバーグリーン」
2016年にスタートした電力自由化により、今ではたくさんの電力会社があります。
そんな中でも、地球に優しい選択をしたい方にご紹介したいのが、『イーレックス』と『エバーグリーン』という会社です。
イーレックスは東証プライム市場上場の電力会社です。
日本有数のバイオマス発電事業者であり、国内に5基のバイオマス発電所を持っています。
エバーグリーンは、そんなイーレックスグループの一員として、電気の小売りをしている会社です。
イーレックスのバイオマス発電所などから、安定した電力調達を実現しています。
電力事業は20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を超えました。
沖縄と一部離島を除く日本全国の家庭に電気をお届けしています。
「CO₂フリープラン」で二酸化炭素の排出量がゼロに?
エバーグリーンにはユニークなプランが揃っていますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。
CO₂フリープランに申し込むと、電力を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。
このプランで削減できる年間CO₂排出量は1785kg-CO₂で、これは杉の木約130本が1年間に吸収する量です。
※ 300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)
エバーグリーンの公式ホームページでは電気料金のシミュレーションができます。
今と比べて電気代がどうなるか気になる方は、ぜひ一度お試しください。
環境に優しいバイオマス発電で地球を守ろう
今回は、バイオマス発電の仕組みや特徴、メリットなどをご紹介しました。
バイオマス発電は、安定した発電やカーボンニュートラルな地球に優しい発電方法として、とても注目を集めています。
環境問題を解決するための手段のひとつとして、今後も目が離せません。
もし個人でも環境に配慮した選択をしたいという方には、エバーグリーンのCO₂フリープランがおすすめです。
この機会にぜひ一度ご検討ください。
(出典)