3Rとは?言葉の意味や私たちにできる取り組みを簡単に解説

ライフスタイル
2021年8月30日

環境問題の話題で耳にすることが多くなったのが、「3R」です。しかし、3Rが一体どういうものなのかよくわからず、気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、3Rの意味や日本における施策、そして私たちにできる取り組みもご紹介します。

目次

環境問題を解決するために重要なのが、3Rの取り組みです。

3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの言葉をまとめたものです。

それぞれの頭文字をとって、3Rと呼ばれています。

Reduce(リデュース)は、無駄なゴミの量を減らすことです。

Reuse(リユース)は、一度使用したものをすぐにゴミにしないで、何度も使用することです。

そしてRecycle(リサイクル)は、使い終わったものをそのまま捨てるのではなく、資源に戻して再び製品化することを言います。

これらの3Rは、環境配慮・廃棄物対策に関するキーワードとして注目を集めています。

平成16年に開催されたG8サミットでは、3Rを通じて循環型社会の構築を目指す「3Rイニシアティブ」が日本から提案され、G8首脳の賛同を得て合意されています。

地球環境を守るためには、世界各国が3Rに率先して取り組むことが重要です。

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環境問題を解決するために、日本でも3Rに関する様々な取り組みが行われています。

たとえば「環境ラベル」というものがあります。

環境ラベルとは、その製品やサービスに関する環境情報を、包装ラベルなどに記載して表示する取り組みです。

消費者は環境ラベルを通して、環境負荷の少ないものを選ぶことができたり、環境問題への関心を高める効果なども期待できます。

環境ラベルにはたくさん種類がありますが、リサイクル製品に貼られるラベルもあります。

リサイクル製品かどうかがすぐにわかるので、環境に配慮した製品を見分けるのに便利です。

【関連記事】環境ラベルとは?マークの種類や意味、環境に優しい商品選びのコツを解説

また、2000年にはグリーン購入法が制定されました。

グリーン購入とは、製品を購入する際に環境への負荷ができるだけ少ないものを選ぶことで、環境問題の改善に繋がると期待されています。

グリーン購入法は、国などの機関が率先してグリーン購入を進めることを規定した法律で、購入する際の基本方針が品目ごとに定められています。

【関連記事】グリーン購入とは?考え方や取り組み方を簡単にご紹介

循環型社会を実現するためには、国や企業だけでなく、私たち一人ひとりが3Rを意識して生活することが大切です。

ここでは、Reduce(リデュース)Reuse(リユース)Recycle(リサイクル)のそれぞれについて、家庭でできることをご紹介します。

Reduce(リデュース)

環境にやさしい暮らしを実現するためには、私たち個人がゴミの量を減らすことを意識していかなければいけません。

たとえば買い物をするときに、毎回レジ袋を貰ったり買ったりしていませんか?

レジ袋は1度使用しただけで捨てられることが多く、環境負荷が大きいものとして問題視されています。

買い物の際は、マイバッグを持っていき、できる限りレジ袋を使用しないことを心がけましょう。

また、商品を買うときに過剰な包装を断ることや、割りばしなどの使い捨て製品の使用を避けることも良い行動です。

【関連記事】リデュースとは?リサイクル・リユースとの違いや具体例を紹介

Reuse(リユース)

使ったものをすぐにゴミとして捨てず再利用できれば、ゴミの量を減らすことに繋がります。

自分にとって必要がなくなったものでも、他の人にとっては使えるものがあるかもしれません。

そのため手元に不用品がある場合は、周りの人に譲ることを考えてみましょう。

また、フリマアプリで出品したり、リサイクルショップに買取ってもらうのも良い方法です。

ゴミとして処分をすると処分費用が発生することもありますが、買い取ってもらうことができればおトクに処分できます。

ものはすぐに捨てるのではなく、できるだけ長く使い続けられる方法を考えたり、再利用できないか検討してみてください。

【関連記事】リユースとは?意味や具体例をわかりやすく紹介

Recycle(リサイクル)

びん、缶、ペットボトル、プラスチックや新聞紙などの資源物は、分別することでリサイクルが可能になります。

私たちにできることとして、まずは分別ルールに従ってゴミと資源を正しく分けることが大切です。

家電については家電リサイクル法に基づき、正しく処分をする必要があります。

家電リサイクル法とはその名の通り、家電製品をリサイクルして、有用な部品や材料を再度資源として使うための法律です。

使わなくなった家電は家電リサイクル法の対象機器かどうか確認して、対象であれば回収してもらうようにしてください。

【関連記事】家電リサイクル料金を品目ごとに紹介!リサイクル方法も解説

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世界が抱える環境問題を解決するためには、地球にやさしいエネルギーを使うことも大切です。

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『エバーグリーン』は、国内トップクラスのバイオマス発電事業者であるイーレックスグループの一員です。

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エバーグリーンでは、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。

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エバーグリーンへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂です。これは杉の木約112本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

エバーグリーンについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3Rは、環境問題を解決するために重要なキーワードになっています。

私たち一人ひとりが3Rを意識することで、二酸化炭素排出量が削減でき、資源の枯渇問題の解決にも繋がります。

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ぜひこの機会にご検討ください。

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(出典)

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