エシカル消費とは?
エシカル消費を直訳すると、「倫理的な消費」という意味になります。
倫理的な消費とは、自分の損得だけを考えるのではなく、環境や社会、人などに配慮されたものを選ぶなど、社会的な課題の解決につながるような消費をすることです。
今では安くて良いものが簡単に手に入り、便利な世の中になりました。
しかしその裏では、劣悪な労働環境や環境破壊など、たくさんの問題が存在しています。
私たち消費者一人ひとりがエシカル消費を実践すれば、製品やサービスを提供する側もエシカルな観点で行動するようになり、未来をより良いものへ変えていくことができます。
エシカル消費の具体例
エシカル消費と聞くと、難しく感じる方もいるかも知れません。
しかし、エシカル消費は難しいものではなく、少し意識するだけで、気軽に日常生活に取り入れることができます。
ここでは、エシカル消費の具体例をご紹介します。
フェアトレード商品を選ぶ
フェアトレードとは、「公平、公正な貿易」という意味です。
安い価格で販売されているものの中には、人件費や原料が安価な発展途上国で生産されているものが多く含まれています。
消費者は安く手に入るため嬉しいかもしれませんが、その安さを実現させるために、適切な対価が生産者に支払われていないケースが発生しています。
そのことを問題視する中で登場したのが、フェアトレードという考え方です。
発展途上国で作られたものや原料を適正な値段で購入し、生産者の労働環境や生活を改善することがフェアトレードの目的です。
フェアトレード製品には認証ラベルが付いており、購入の際の目印になります。
日本では、コーヒーやチョコレート、コットン製品などで多く目にすることができます。
地産地消をする
地産地消をすることも、エシカルな行動になります。
地産地消とは、その土地で生産された商品をその土地で消費することで、以下のような利点があります。
【地産地消の利点】
- 消費者は、新鮮でリーズナブルな農産物を身近な場所から得ることができる
- 無駄な輸送が発生しないため、環境に優しい
- 輸送コストを削減でき、その分、生産者の収益をプラスすることができる
地産地消は、わたしたち消費者にとっても生産者にとっても、そして地球環境にとってもメリットがあるので、積極的に行いたいエシカル消費です。
再生可能エネルギーを利用する
再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・バイオマスなどのエネルギーを指します。
地球温暖化の原因である温室効果ガスを排出せず(もしくは増加させず)に発電でき、資源が枯渇しないことから、世界中から注目されているエネルギーです。
今ではさまざまな電力会社があり、積極的に再生可能エネルギーを扱っている会社も登場しています。
そのような会社に切り替えることも、エシカル消費のひとつです。
エバーグリーンの電気でエシカル消費を
電力会社『エバーグリーン』をご存知でしょうか?
エバーグリーンは東証プライム市場上場の『イーレックスグループ』の一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。
沖縄と一部離島を除く日本全国の家庭に電気をお届けしており、電気契約数は20万件を超えました。
親会社のイーレックスは、全国で5基のバイオマス発電所を所有している国内トップクラスのバイオマス発電事業者です。
エバーグリーンは、そんなイーレックスのバイオマス発電所などから、安定した電力調達を実現しています。
CO₂の排出量がゼロに
エバーグリーンでは、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。
エバーグリーンの電気を使うことで、ご家庭の電力使用によるCO₂排出量がゼロになります。
エバーグリーンへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂です。これは杉の木約112本が1年間に吸収する量に相当します。
※ 300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)
エバーグリーンについてもっと詳しく知りたい方は、ぜひエバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。
気軽にエシカル消費に取り組んでみよう
エシカル消費とは、環境や社会、人などに配慮されて作られたものを選んで消費することです。
フェアトレードの認証マークが付いた製品を選ぶ、地元の新鮮な野菜を購入し地産地消を意識するなど、エシカル消費は日頃の生活の中で簡単に取り入れることができます。
また、再生可能エネルギーで発電された電気を選ぶことも、エシカル消費のひとつです。
エバーグリーンの電気なら、CO₂の排出量が実質ゼロになります。
この機会にエバーグリーンの電気へ切り替えて、エシカル消費をはじめませんか?
(出典)