自転車事故の賠償額はどのくらいになる?
自転車事故ではどのくらいの賠償額が発生するのでしょうか。
ここでは実際に起きた自転車事故の事例を見てみましょう。
人身事故で9,521万円
男子小学生が夜間に自転車で帰宅中、歩行者と正面衝突を起こしました。
被害者となった歩行者の方は62歳の女性で、頭蓋骨骨折などの傷害を負い、意識が戻らない状態となってしまいました。
このケースでは、加害者に対し9,521万円の損害賠償支払いが命じられました。
自転車同士の接触事故で9,266万円
男子高校生が昼間、歩道から車道を斜めに横断し、対向車線側を直進していた自転車と衝突しました。
被害者となったのは24歳の男性会社員で、言語機能の喪失など、この事故で重大な障害が残ってしまいました。
こちらのケースの場合、加害者側に9,266万円の損害賠償支払いが命じられています。
いずれのケースも国内の事例としては最高額クラスではありますが、場合によってはこれくらいの損害賠償責任を負う可能性があることを理解しておく必要があるでしょう。
自転車事故に備えられる保険は?
自転車事故に備えられる保険には、以下のようなものがあります。
自転車保険
自転車保険は、自転車に乗っている際に発生した損害を補償してくれる保険です。
自転車事故に特化した補償内容になっているのがポイントです。
示談代行サービスやロードサービスが付いている場合も多く、日頃から自転車に乗る機会が多い人は加入を検討してみると良いでしょう。
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険は、日常生活のありとあらゆる「損害賠償」に対応できる保険です。
もちろん自転車事故に関しても個人賠償責任保険が使えます。
加入者の同居家族など、適用できる被保険者の範囲が広いものが多い点もポイントです。
ほかの保険などの特約
生命保険やクレジットカードの特約として、個人賠償責任保険のような内容が付与されていることがあります。
賠償額や被保険者の範囲などはもちろん契約によって異なります。
すでに加入済みの保険やクレジットカードに付いている可能性もあるため、一度調べてみると良いでしょう。
自転車保険の義務化が全国的に加速
先ほどご紹介したように、自転車事故は高額な損害賠償請求となるケースがあります。
その状況を踏まえて、全国各地で、これまで任意加入となっていた自転車保険を推奨、あるいは義務化するような動きが出てきているのです。
自転車保険の義務化は、2015年10月に兵庫県で初めて導入されました。
その後、大阪府や滋賀県でも取り入れられ、2020年4月からは東京都も全域を対象に自転車保険の義務化が行われています。
【関連記事】自転車保険の義務化とは?対象地域・罰則・保険の選び方を分かりやすく解説
自転車事故に備えられるエバーグリーンの「保険でんき」
『エバーグリーン』の個人賠償責任補償付きの電気プラン「保険でんき」を選択肢のひとつに加えてみませんか?
自転車事故に備えられる、エバーグリーンの保険でんきをご紹介します。
補償内容が充実
エバーグリーンの保険でんきは、電気と保険がセットになったユニークな電気プランです。
個人賠償責任保険が付いているので、電気プランを新しく切り替えるついでに、自転車事故に備えることもできます。
電気プランに付加される保険サービスでありながら、補償内容が充実しており、万が一の自転車事故にもしっかり備えられるのが魅力です。
国内はもちろん、国外の事故であっても1億円まで補償可能で、家族全員(本人・配偶者・同居の親族・子ども・別居の未婚の子ども)が補償の対象となります。
さらに事故の際には、保険の引受先である東京海上日動火災が示談交渉を行うサービスも付帯しているので安心です。
定期的な継続手続きは不要で、電気の契約が続く限り、保険の契約も続きます。
そのため更新手続きをうっかり忘れるということも防げるでしょう。
保険付きなのにかかる費用は電気代のみ
保険でんきは、個人賠償責任保険が付いていながら、かかる費用は電気代だけです。
保険でんきについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。
保険に入って自転車事故に備えよう
自転車事故は、気をつけていても突然起こってしまう可能性があります。
さらにこの記事でご紹介した通り、自転車事故による損害賠償金額は高額になるケースがあります。
そのため、日々の自転車整備や交通安全意識はもちろんですが、「もしも」に備えて保険に加入することをおすすめします。
自転車保険は、既に入っている保険の特約などで対応できる場合もあるので、まずは加入している保険の補償内容を確認しましょう。
また、『エバーグリーン』の「保険でんき」のように、保険とセットになったユニークな電気プランもあります。
ぜひ自分に合う保険を探してみてください。