出費かさむ原因は?
出費がかさむ原因には、大きく以下の3つがあります。
- お金の流れを把握できていない
- 浪費が多い
- 生活費が収入に見合っていない
お金の流れを把握できていない
出費がかさむ原因のひとつ目は、「お金の流れ」を把握できていないことです。
毎月どれくらいお金が入ってきて、何にどのくらい使っているのかがわからないと、収支のバランスが取れず家計を圧迫してしまいます。
お金は計画的に使わないと、気づかぬうちに出費が増えてしまう事態に陥りやすいものです。
浪費が多い
出費がかさみがちな人は、浪費が多くなっていませんか?
日々の生活で溜まるストレスを好きな食べ物・飲み物で解消しようと、ついつい買う予定のなかったものも買ってしまうような人もいると思います。
ストレスを減らすことは大切ですが、同時にお金も減ってしまっていることを意識しなければなりません。
目先の感情を優先してしまうと、みるみる出費が増えていきます。
生活費が収入に見合っていない
収入に対して、家賃が高かったり食費をかけすぎるなど、生活費が見合っていない場合は当然出費がかさんでしまいます。
少しでも良い暮らしをしたいという気持ちは多くの人にあると思います。
しかし実際に手にできるお金のことを考えて行動しないと、手元にお金が残らず、逆に精神的に苦しい日々が続いてしまうかもしれません。
出費がかさむ時期はいつ?
1年のうちに出費がかさみやすい時期は、たとえば大型連休になるゴールデンウィークや、7月末~8月の夏休み期間、年末年始などがあげられます。
上記のような期間は、仕事や学校が休みになり、旅行や帰省、外食などで出費が多くなりがちです。
また、新生活がスタートする3〜4月も、お子さんの学校の準備や就職に伴う引越しなどで出費が増えやすい時期といえるでしょう。
これらの時期を見越して、計画的にお金の管理をしておきたいところです。
出費を抑えられる5つの方法
出費がかさむ原因を知ったら、次に対策をとって無駄な出費を抑えるステップに移りましょう。
ここでは出費を抑えられる節約方法を5つご紹介します。
- 家計簿をつける
- 電力会社、ガス会社を切り替える
- スマホの料金プランを見直す
- 保険を見直す
- なるべく自炊をする
どれもすぐに取り組めるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
家計簿をつける
出費がかさむ原因のひとつ目に、「お金の流れを把握できていない」をあげました。
この原因への対処法として、家計簿をつけることが有効です。
家計簿をつけると、収支の内訳を把握することが可能です。
何にどれだけお金を使ったかがはっきりするので、改善点が浮き彫りになるでしょう。
「家計簿をつける」と聞くと、面倒なイメージを持つ人もいると思います。
しかし最近では、手軽に家計簿をつけることができるアプリなどもあるので、いくつか試して自分に合ったものを探してみてください。
電力会社、ガス会社を切り替える
電気代やガス代は、毎月発生する「固定費」です。
固定費を1度見直して金額を下げることができれば、それ以降ずっとその効果が続くため、出費を改善するうえではとても重要なポイントです。
今は電力自由化・ガス自由化によって、電力会社やガス会社を好きに選べる時代になりました。
電力事業・ガス事業に取り組む会社も増えており、各社それぞれが魅力的なプランで競い合っています。
たとえば電力事業20年以上の老舗電力会社『エバーグリーン』は、以下のようなユニークなプランを打ち出しています。
- 「プレミアムポイントプラン」:電気使用料金に応じてTポイントやdポイントがたまるプラン
- 「あるく・おトク・でんき」:歩数に応じて電気代が割引されるプラン
- 「保険でんき」:個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
- 「CO₂フリープラン」:電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン
電力会社やガス会社の切り替えはハードルが高い印象を持たれがちですが、そんなに難しいものではありません。
申し込みがWEBで完結するところも増えており、エバーグリーンもそのひとつです。
特にまだ一度も切り替えをしたことがないという人は、この機会にぜひ検討してみてください。
スマホの料金プランを見直す
スマホなどの通信費も、固定費のひとつといえるでしょう。
スマホの使い方は、年月が経つに連れて変化するものです。
しかし最初に契約した内容をそのまま続け、実態と見合っていないプランのまま、無駄な費用をかけてしまっている人も多くいます。
そのため、まずは現在契約しているキャリアのプランを見直してみると良いでしょう。
プランを選ぶときに大切なのは、「自分が使うデータ通信量やサービスに見合ったプランにする」ということです。
まずは自分や家族のデータ通信量がどれくらいなのかを確認してみてください。
そして、自分たちにぴったりなプランを選ぶようにしましょう。
2021年に入って、3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から月額3,000円以下という、格安の新プランが登場しました。
現在これらの大手キャリアのスマホを使用している人は、新プランに変更するだけで大幅な通信費カットが望めるでしょう。
【関連記事】通信費の節約方法|スマホ・インターネットなど固定費を見直そう
保険を見直す
保険に加入してから何年も経過している場合、一度内容を見直してみることをおすすめします。
万が一に備えて加入する保険ですが、必要以上に手厚いプランに加入している可能性もあります。
また、複数の保険に入っている場合は、補償内容に重複がないかどうかも確認しましょう。
事故が起きたとき、加入している2つの保険で補償対象となっていても、必ず両方から保険金や共済金が出るというわけではありません。
保険の内容が重複していると、無駄な保険料を支払っている場合もあるため、一度チェックしてみてください。
なるべく自炊をする
食費にお金をたくさん使う人は、外食の割合が多い傾向にあります。
外食は手軽に美味しいものを食べられる一方で、自炊するよりもお金がかかるケースが多いです。
外食すること自体は悪いことではありませんが、出費を抑えたいなら、外食費と自炊費を設定しておくなど、予めどれくらい外食にお金を使っても良いか決めておくと無駄な出費を抑えられます。
【関連記事】食費を節約したい!食費が高い原因と今すぐ試せる7つの節約術を紹介!
少しの工夫で毎月の出費は抑えられる
出費がかさんでしまう場合は、「お金の流れを把握できていない」「浪費が多い」「生活費が収入に見合っていない」といった原因があります。
まずは原因を踏まえた上で、対処していくことが大切です。
出費を抑える方法には、家計簿をつけたり、電力会社やガス会社の見直しなどがあります。
ぜひできることから実践してみてください。