毎日使うなら、環境に優しい方が良い
エバーグリーンは、CO₂排出量がゼロになる電気を皆様に提供しています。そして、「再エネがもっと身近な社会を」をテーマに、今は期間限定で、みんなの省エネプロジェクトも開催中です。応募いただいた省エネアイデアの中から、ナイスアイディア賞に選ばれると当社のホームページ上で表彰させて頂きますので、是非皆さんご応募ください。
炊飯器の電気代はどのくらい?
一般家庭で使用される炊飯器には、IH炊飯器、圧力IH炊飯器、マイコン炊飯器があります。
IH炊飯器
「電磁誘導加熱」で釜を発熱させて、全体に均一に熱が伝わるのが特徴。
高い火力で短時間で炊き上げるため、ムラが少なくふっくらと炊き上がる。
圧力IH炊飯器
炊く際に釜に圧力をかける仕組みの炊飯器。
釜にかけた圧力を瞬時に抜くことで、お米が釜の中でかき混ぜられ、ムラなく炊き上がある。
マイコン炊飯器
火力はIH炊飯器より弱いものの、ふんわりとした柔らかい食感のご飯を炊くことができる。
機能がシンプルで、価格も比較的手が出しやすいものが多い。
ここから、上記の種類ごとに、炊飯にかかる電気代と保温にかかる電気代をご紹介します。
なお、電気代は下記の計算式を使って算出しています。
- 炊飯:1回あたりの炊飯にかかる消費電力(Wh)÷ 1,000 × 1kWhあたりの電力量単価(円)
- 保温:1時間あたりの保温にかかる消費電力(W)÷1,000 × 使用時間(h)× 使用日数 × 1kWhあたりの電力量単価(円)
※消費電力を1,000で割っているのは、単位をWからkWへ変換するためです。
1kWhあたりの電力量単価は、電力会社やプランによって異なりますが、今回は新電力目安単価である27円/kWhを使用しました。
(出典:UP LIFE|マイコン炊飯器とIH炊飯器の違いは何?失敗しない炊飯器の選び方)
炊飯にかかる電気代
まずは炊飯にかかる電気代から見ていきましょう。
IH炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』のIH炊飯器「NW-HA18」
- 1回の炊飯にかかる消費電力:223Wh
- 1回の炊飯にかかる電気代:約6.0円
圧力IH炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』の圧力IH炊飯器「NW-LB18」
- 1回の炊飯にかかる消費電力:184Wh
- 1回の炊飯にかかる電気代:約5.0円
マイコン炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』のマイコン炊飯器「NL-DS18」
- 1回の炊飯にかかる消費電力:215Wh
- 1回の炊飯にかかる電気代:約5.8円
上記の3つの場合、電気代は圧力IH炊飯器が一番安く、IH炊飯器が一番高いという結果になりました。
(出典:ZOJIRUSHI|IH炊飯ジャー 極め炊き/NW-HA10、NW-HA18 商品仕様)
(出典:ZOJIRUSHI|マイコン炊飯ジャー 極め炊き/NL-DS10、NL-DS18 商品仕様)
保温にかかる電気代
続いて、保温にかかる電気代です。
今回は保温モードを6時間使用した場合と、1日6時間を1ヶ月(30日)使った場合の電気代を見てみましょう。
IH炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』のIH炊飯器「NW-HA18」
- 1時間の保温にかかる消費電力:20.4Wh
- 6時間保温した場合の電気代:約3.3円
- 1日6時間の保温を1ヶ月(30日)使用した場合の電気代:約99円
圧力IH炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』の圧力IH炊飯器「NW-LB18」
- 1時間の保温にかかる消費電力:21.8Wh
- 6時間保温した場合の電気代:約3.53円
- 1日6時間の保温を1ヶ月(30日)使用した場合の電気代:約106円
マイコン炊飯器
- 製品:『ZOJIRUSHI』のマイコン炊飯器「NL-DS18」
- 1時間の保温にかかる消費電力:21.7Wh
- 6時間保温した場合の電気代:約3.52円
- 1日6時間の保温を1ヶ月(30日)使用した場合の電気代:約106円
今回選んだ機種の場合、保温についてはIH炊飯器が一番安くなりました。
(出典:ZOJIRUSHI|IH炊飯ジャー 極め炊き/NW-HA10、NW-HA18 商品仕様)
(出典:ZOJIRUSHI|マイコン炊飯ジャー 極め炊き/NL-DS10、NL-DS18 商品仕様)
炊飯器にかかる電気代を節約する方法
炊飯器は毎日のように使用する家電のため、できるだけ電気代は抑えたいところです。
ここでは炊飯器にかかる電気代を節約する方法を見ていきましょう。
保温時間を短くする
先ほどご紹介した通り、保温にも当然ながら電気代がかかりますので、長時間使用しないように注意しましょう。
保温時間の目安は4時間です。
4時間を超えるようなら、冷凍や冷蔵保存して、食べる際に電子レンジで温めるほうが電気代を削減できます。
(出典:資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ 2020年版)
使わないときはプラグを抜く
電化製品の中には、使用していなくても、コンセントにプラグが挿さっているだけで「待機電力」が発生するものがあります。
炊飯器もそのひとつです。
資源エネルギー庁によると、保温モードを7時間を使用してプラグを挿したままにする場合と、炊飯後に保温モードを使わずにプラグを抜く場合では、年間で約1,240円の節約になります。
無駄な待機電力を消費すると電気代がもったいないので、使用しないときはプラグを抜くようにしましょう。
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁|省エネ性能カタログ 2020年版)
電力会社を切り替えて電気料金そのものを下げる
上記の通り、1回の炊飯にかかる電気代は約5〜6円、6時間保温した場合にかかる電気代は約3〜4円と、そこまで大きな金額ではありません。
そのため、先ほどご紹介した2つの方法でも無駄な電気代をカットできますが、そこまで大きな効果を期待することはできないでしょう。
そこでおすすめなのが、電力会社の切り替えです。
電力会社を切り替えて電気料金そのものを下げることができれば、炊飯器のみならず、家庭の電気代を丸ごと削減できます。
2016年からスタートした電力自由化により、今では好きな電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社の数も増え、各社が特色のあるプランを打ち出しています。
たとえば、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員である新電力『エバーグリーン』にはシンプルなプランに加えて、
下記のようなユニークな電気プランがあるのも他社と異なる点です。
- 「プレミアムポイントプラン」:電気使用料金に応じてTポイントやdポイントがたまるプラン
- 「あるく・おトク・でんき」:歩数に応じて電気代が安くなるプラン
- 「保険でんき」:個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
- 「CO₂フリープラン」:電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン
エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。
炊飯器の電気代を抑えておトクに暮らそう
炊飯器は、多くの家庭で頻繁に使われる家電です。
毎日のように使っている家庭では、できるだけ電気代を抑えたいところでしょう。
この記事でご紹介した方法はどれも簡単なので、ぜひ実践して節約に取り組んでみてください。
また、根本から電気代を見直すため、電力会社の切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
この機会に一度検討してみてください。