400Wの家電の電気代を計算するには?
400Wの家電の電気代を計算するには、以下の計算方式に当てはめて求められます。
400(W)÷1000×使用時間×料金単価(円/kWh)=電気代
※1000で割るのは、WをkWに変換するためです。
料金単価は、現在契約している電力会社によって異なります。この記事では、目安単価である31円/kWh(税込)を使用して計算します。
正確な電気代が知りたい方は、ご家庭で契約している電力会社の料金表などをご確認ください。
消費電力が400Wの家電と電気代の目安
では、消費電力が400Wの家電とその電気代の目安をご紹介します。
普段何気なく使っている家電は、意外と電気代がかかっているかもしれません。この項目で、消費電力が400Wの家電にどのくらいの電気代がかかっているのかを把握しましょう。
電気ストーブ・オイルヒーター
消費電力が400Wの電気ストーブやオイルヒーターは、以下の計算式に当てはめて電気代を計算できます。
ここでは、電気ストーブやオイルヒーターを1日5時間使うと仮定して、電気代の目安を求めましょう。
【1日使用した場合】
400(W)÷1000×5(時間)×31(円/kWh)=62(円)
【1週間使用した場合】
62(円)×7(日)=434(円)
【1ヶ月使用した場合】
62(円)×31(日)=1,922(円)
電気ストーブには、ハロゲンヒーターやカーボンヒーター、石英管ヒーターなどの種類があります。製品によっては電気代がさらに高額になることも予想されます。お使いの電気ストーブの消費電力をきちんと確認しておきましょう。
縦型洗濯機
縦型洗濯機は、年中使う家電だからこそ、どのくらい電気代がかかるのか気になるのではないでしょうか。たとえば、毎日30分洗濯をすると仮定して、どのくらいの電気代がかかるのかを計算してみましょう。
【1日使用した場合】
400(W)÷ 1000 × 30(分)/ 60(分)× 31(円/kWh)= 6.2(円)
※60分で割るのは「分(minutes)」から「時間(hours)」へ単位を変更して計算するためです
【1週間使用した場合】
6.2(円)×7(日)=43.4(円)
【1ヶ月使用した場合】
43.4(円)×31(日)=約1,345(円)
【1年間使用した場合】
1,345(円)×12(ヶ月)=16,140(円)
洗濯機は、オールシーズン使う家電だからこそ、年間の電気代が高い傾向にあります。また、洗濯の回数やまとめ洗いの有無などでも、毎年の電気代が変わるでしょう。
6畳用エアコン
エアコンといえば、なんとなく電気代が高そう……というイメージがありませんか?実際に、エアコンを使った際にどのくらいの電気代がかかっているのかを調べてみましょう。
なお、6畳用エアコンの消費電力は450~470Wほどが一般的です。ここでは、450Wのエアコンを毎日6時間使った場合の電気代を計算しています。
【1日使用した場合】
450(W)÷1000×6(時間)×31(円/kWh)=約84(円)
【1週間使用した場合】
84(円)×7(日)=約588(円)
【1ヶ月使用した場合】
588(円)×31(日)=18,228(円)
エアコンの場合は、冷房・暖房で消費電力が異なります。ご紹介した電気代の目安よりも高額になることも予想されるため、ちょっとした行動でできる節約方法を取り入れてみましょう。
400Wの家電の電気代を節約する方法
ここからは、消費電力が400Wかかる家電の節約方法についてご紹介します。
意外と家計の負担になっているのが400Wの家電です。少しでも家計の負担を減らすためにも、日頃からできる節約アクションを取り入れましょう。
電気ストーブ・オイルヒーターの節約術
電気ストーブやオイルヒーターは、体を直接暖めることに長けています。部屋全体を暖める効果はエアコンの暖房機能に劣るため、エアコンの暖房機能と併用し、暖かな空間作りを心がけましょう。
電気ストーブやオイルヒーターとエアコンの暖房機能を効果的に併用することで、電気代を節約しながら暖かな部屋作りが叶うでしょう。
縦型洗濯機の節約術
洗濯をする際はまとめ洗いを心がけ、洗濯回数を減らしましょう。定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う回数を半分にした場合では、年間で約180円の電気代の節約になります。
また、洗濯の際に洗剤を多く入れすぎてはいませんか?洗剤を多く入れても、洗浄力が増すわけではありません。多くの洗剤をすすぐために洗濯時間も長くなるため、その分洗濯機の稼働時間が増えて電気代が増えてしまいます。
さらに、ポンプなどを使ってお風呂の残り湯を再利用するのも節約に効果的です。洗濯に使う水の量が減るため、電気代の節約だけではなく、水道代の節約にもなります。
エアコンの節約術
エアコンの電気代を節約するには、適切な温度を心がけることが大切です。
夏の冷房の室温は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしましょう。冷房時の温度設定を1℃高くするだけで、約13%(約70W)の消費電力の節減につながります。
エアコンのフィルターはこまめに掃除をし、冷暖房の効率を高めましょう。フィルターの目詰まりを解消すると、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になります。
また、室外機周辺に物を置くと冷暖房効率が下がります。室外機は必ず風通しのよい場所に設置し、周辺はなにも置かないようにしましょう。
電力会社を切り替える
今よりもぐっと電気代を抑えたい方は、電力会社の切り替えもひとつの手段です。
2016年4月より開始された「電力・ガスの小売り自由化」により、各家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。電力会社を見直せば、今よりも電気代が安くなるかもしれません。
現在では、多くの電力会社が電気を提供していますが、どんなプランを提供しているか、今よりも電気代が安くなるか、さまざまなプランと比較してみるなど、プランや料金体制を慎重に選んで、後悔しない電力会社を選びましょう。
プランが豊富なエバーグリーンの電気
昨今では多くの電力会社が電気・ガスの小売り自由化に参加していますが、なかでも新電力の『エバーグリーン』は、エコな電気をお届けしているのが最大の特徴です。
エバーグリーンが提供している電気は、再生可能エネルギー実質100%の「CO₂フリー」であることがメリットです。
エバーグリーンへの切り替えによって、家庭での電力使用によるCO₂排出量がゼロになります。地球環境への関心が高い方にこそおすすめな電力会社です。
ほかにも、歩けば歩くほど電気料金がおトクになる「あるく・おトク・でんき」や、個人賠償責任保険と電気がセットになった「保険でんき」など、ユニークなプランがあります。
なお、上記のプランに申し込んだ場合でも、電気はエコなCO₂フリーなままです。環境に優しく、なおかつご家庭に合ったプランを選びたいという方は、ぜひエバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。
無理なく電気代を節約して家計の負担を減らそう
400Wの家電は、意外と電気代がかかっています。家計の負担を減らすためにも、この記事で紹介した節約術を取り入れて、節約に挑戦してみましょう。
電力会社の切り替えをご検討中の方は、環境に優しくユニークなプランが揃うエバーグリーンもおすすめです。ぜひ公式ホームページでプランをチェックしてご検討ください。
(参照)