家計の見直しは「固定費」から!
支出には大きく分けて、固定費と変動費という2種類があります。
その2つのうち、優先的に見直すべきは、毎月決まって発生する固定費です。
固定費を一旦見直すことで、それ以降、ずっと節約効果が得られます。
家計の見直しで取り組むべき4つの固定費
家計の見直しでまず最初に取り組むべき固定費は、以下の4つです。
- 通信費
- 光熱費
- 保険料
- 住居費
それぞれどのように見直したらよいか、ひとつずつ見ていきましょう。
通信費
ここで言う通信費とは、スマホ代とインターネット代のことを指します。
スマホ代の見直しは、毎月の通信費を抑えるのに大きな効果が期待できます。
世帯で複数のスマホを契約している場合は、契約台数分の節約ができるので、固定費の大幅なカットが可能です。
スマホの使い方は、年月が経つにつれて変化するものです。
そのため、最初に契約したときから内容を変更していないとしたら、実際の使用状況と見合わないプランのまま、無駄な費用をかけてしまっているかもしれません。
2021年に、3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から月額3,000円以下という、格安の新プランが登場しています。
上記キャリアで契約している人は、現在のプランを見直すだけでも大幅な節約が可能でしょう。
自宅にインターネット回線を引いている場合、スマホとセットにすると安くなる「セット割」を適用できる可能性があります。
まずは現在契約中のスマホ会社から、おトクなセット割引などが出ていないか確認してみると良いでしょう。
さらに通信費を抑えたい場合は、格安SIMへの乗り換えも効果的です。
格安SIMにもさまざまなプランがありますので、自分に合ったものがあれば乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
光熱費
今は電力会社・ガス会社を自由に選べる時代になりました。
現在のプランを見直したり、自分の家庭に合った会社と契約し直すことで、大きな節約に繋がります。
電力・ガス会社にはそれぞれ特徴があり、各社が魅力的なプランで競い合っています。
保険料
保険に加入してから一度も見直したことがない人は、一度プランの見直しをしてみることをおすすめします。
保険は万が一に備えて加入するものですが、必要以上に手厚いプランに加入しているかもしれません。
もし複数の保険に加入している場合は、補償内容に重複がないか確認してみましょう。
事故が起きたとき、加入している2つの保険で補償対象となっていても、必ず両方から保険金や共済金が出るというわけではありません。
保険に加入する方法はさまざまです。
たとえば先ほどご紹介した『エバーグリーン』には、「保険でんき」というプランがあります。
「保険でんき」は、電気と個人賠償責任保険がセットになったユニークな電気プランです。
全国で義務化が進んでいる「自転車保険」の代わりにもなります。
補償は最大で1億円、補償の対象は契約者本人だけでなく家族全員(本人・配偶者・同居の親族・子ども・別居の未婚の子ども)と、安心の内容です。
さらに見逃せないのが、料金面です。
電気と個人損害賠償保険を別々に契約すると、通常はそれぞれの契約料金がかかります。
しかし保険でんきなら、かかる費用は電気代だけです。
保険でんきの詳細は、下記の公式ホームページからご覧いただけます。
住居費
住居費は固定費の中でも特に大きな割合を占める出費なので、見直しを行うことで大幅な節約が可能です。
家賃は一般的に、手取り収入額の2〜3割が妥当と言われています。
もし高すぎる場合は、大家さんに家賃を安くしてもらえないか交渉してみたり、引越しを検討してみると良いでしょう。
家計の見直しにおすすめの方法
家計を見直すにあたり、おススメの方法は下記の2つです。
- 家計簿をつける
- クレジットカードを活用する
家計簿をつける
家計簿をつけることで、毎月の収支が明確になり、無駄な支出を把握できます。
家計簿は面倒に感じられ、途中で辞めてしまう人も少なくないですが、貯蓄の目的や目標を決めた上でつけ始めると継続しやすくなります。
最近は手書きタイプのもの以外に、スマホアプリでも手軽に家計簿をつけることができますので、自分に合ったものを探してみましょう。
クレジットカードを活用する
クレジットカードは、何にいくら使ったかを、明細を見るだけで確認できます。
また、多くのクレジットカードは、利用額などに応じてポイントがたまるので、現金で決済するよりもおトクです。
まずは毎月支払っている固定費だけでも、クレジットカード払いにしてみましょう。
そうすることで、ポイントが自然と継続的にたまっていくのでおすすめです。
家計を見直して家計にゆとりを生み出そう!
家計を見直す際にまず見直して欲しいところは、通信費・光熱費・保険料・住居費などの固定費です。
固定費は毎月のように支払う費用なので、一度見直すと、そこからずっと節約効果が続きます。
電気・ガス会社の切り替えはWEBで完結できることも多く、それほど難しくありません。
まずは光熱費から見直してみてはいかがでしょうか?