エコドライブとは?効果や具体的な運転方法を解説

ライフスタイル
2022年1月5日

エコドライブは環境にやさしい運転のことで、地球温暖化の主な要因となっている二酸化炭素の排出量を減らすことができます。この記事では、エコドライブをすることによる様々なメリットや具体的な運転方法を紹介します。

目次

エコドライブってなに?

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エコドライブとは、二酸化炭素(CO₂)の排出量や、燃料の消費量を減らすことを意識した運転のことです。

現在、地球温暖化が問題視されています。

「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の「第5次評価報告書」によると、1880年から2012年の間に、世界の平均気温が0.85℃上昇したという結果が出ました。

また今後、地球温暖化の対策をしっかりと行わなかった場合、20世紀末頃(1986年~2005年)と比べて、2081~2100年の世界平均気温が2.6~4.8℃上昇すると予測されているのです。

地球温暖化の主な原因は、CO₂などの温室効果ガスの排出量が増加していることであると考えられており、このような背景から、エコドライブを意識することが求められています。

また、現代の車の燃料として主流であるガソリンは、石油からできています。

石油は化石燃料とも言われており、その量は無限ではありません。

資源エネルギー庁によると、今のペースで石油を使い続けると、約50年後には枯渇するとされています。

限りある資源を効率的に使うためにも、エコドライブは重要な行動のひとつです。

【関連記事】地球温暖化の現状は?今後の予測や対策、私たちにできることまで紹介

エコドライブのメリット

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エコドライブには、下記の3つのメリットがあります。

それぞれ見ていきましょう。

環境にやさしい

自動車の排出ガスには、地球温暖化の原因であるCO₂などが含まれています。

エコドライブを実践することで、自動車からの温室効果ガスの排出量を抑え、地球温暖化防止に繋がります。

2019年度の日本のCO₂排出量のうち、全体の約18%が、自動車などの運輸部門から出ているという結果が出ています。

そのため一人ひとりがエコドライブを心がけることで、CO₂排出量削減の大きな効果が期待できるでしょう。

ガソリン代を節約できる

エコドライブをしっかり行えば、消費する燃料の量が減り、ガソリン代の節約につながります。

たとえば、エコドライブによって燃費が18%改善したとすると、燃費が8.3km/リットルの車で年間1万km走った場合、年間で約26,000円の節約ができます。(ガソリンの価格を140円/リットルと仮定)

このように、CO₂の排出量を抑えつつ、ガソリン代を節約できるのも、エコドライブのメリットのひとつです。

交通事故防止に繋がる

エコドライブでは、「ゆっくりとした発進と停止」が基本となります。

そのためエコドライブを実践すれば、交通事故の防止にも繋がります。

さらに、急加速・急停止を行わないことで、タイヤの急速な劣化も防止することができます。

タイヤ劣化が原因の交通事故を減らすことになり、さらにタイヤ交換費用の削減も叶うでしょう。

エコドライブの運転方法

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次に、エコドライブの具体的な運転方法を5つご紹介します。

加速・減速の少ない運転をする

エコドライブの基本となるのが、加速と減速を少なくすることです。

無駄な加速や減速が増えると、一定の速度を保って運転する場合と比べて、消費する燃料が増えてしまいます。

加速・減速を少なくするために重要なのは、車間距離です。

車間距離が短いと、前の車の速度が少し変わるだけで、自分もブレーキを踏んで減速しなければいけません。

運転する際は、車間距離を意識してみてください。

発進するときはアクセルをゆっくり踏む

自動車の走行で多くの燃料を消費するのが、発進時です。

完全に停まっている状態から動き出す時に、たくさんの力が必要になるからです。

そのため発進時の運転操作を見直すことで、環境にやさしいエコドライブが可能になります。

ポイントは、車がある程度動き出すまでは、やさしくアクセルを踏むことです。

環境省では、最初の5秒を時速20kmで走ることを目安にしており、これを実践することで、10%の燃費改善ができると公表しています。

減速する時は早めにアクセルを離す

減速するときは、早めにアクセルを離しましょう。

アクセルを早めに離しても、車は惰性で動き続け、少ない燃料で走行することができます。

また、エンジンブレーキを使うと、燃料の供給が停止されるため、燃費を抑えることが可能です。

信号の状態などを見て停止することがわかったときは、早めにアクセルから足を離して、エンジンブレーキで減速するようにしましょう。

ただし、エンジンブレーキの効き具合を把握しておかないと、思っていたより手前で停まりそうになり、再加速が必要になることがあります。

日頃から自分の車のエンジンブレーキの状態を確認しておき、ムダな加速を減らして燃料消費量を削減しましょう。

アイドリングストップを心がける

アイドリングは、自動車が停止している時にエンジンをかけっぱなしにすることです。

そしてアイドリングストップとは、信号待ちや駐停車など、自動車が走っていないときにアイドリングをやめることを言います。

10分間のアイドリングで約130ccの燃料を消費するとも言われており(エアコンOFFの場合)、アイドリングストップを実践することで、無駄な燃料消費を削減可能です。

また、不必要なアイドリングをやめれば、排出ガスも抑えられます。

環境省によると、たとえば東京都に登録されている自動車(約400万台)が、アイドリングを毎日10分間ずつ行えば、CO₂の排出量が約13万トンも削減できるとしています。

荷物を減らす

車の燃費は、荷物の重さにも大きく影響されます。

たとえば100kgの荷物を載せて走行すると、燃費が約3%も悪化すると言われています。

不要な荷物は車から降ろしましょう。

環境にやさしい電気を使って毎日の生活もエコに

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エコドライブは環境にやさしい運転方法で、CO₂の排出量や燃料の消費量を抑えることができます。

これからの地球のことを、そして私たちの暮らしのことを考えると、エコドライブは積極的に行いたいところです。

さらに環境に配慮したいという方は、電気もエコなものを選びませんか?

最近、環境にやさしい「再生可能エネルギー」に注目が集まっており、再生可能エネルギーを積極的に扱っている電力会社も増えています。

新電力『エバーグリーン』もそのうちのひとつです。

エバーグリーンは、東証プライム市場に上場している『イーレックスグループ』の一員です。

親会社のイーレックスは、国内トップクラスのバイオマス発電事業者として、エコな電気の供給に努めてきました。

エバーグリーンでは、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。

エバーグリーンの電気を使うことで、ご家庭の電力使用によるCO₂排出量がゼロになります。

エバーグリーンへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂です。これは杉の木約112本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

エバーグリーンについて詳しく知りたいという方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

環境にやさしいエコドライブで運転を楽しもう

エコドライブを実践すると、車から排出されるCO₂の量を減らすことができます。

また消費する燃料が減るので、ガソリン代の節約にもなり、一石二鳥です。

この記事でご紹介したとおり、エコドライブは難しいものではなく、ちょっとした意識で取り組めますので、ぜひ実践してみてください。

また、より環境に配慮した生活を送りたいという方は、電気にもこだわってみませんか?

エバーグリーンなら、電気を使うことによるCO₂排出量がゼロになります。

ご興味のある方は、まずはエバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

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    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

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