【目次】
国民健康保険に加入しているかどうか確認する方法
引っ越しで必要な国民健康保険の手続き
他の市区町村へ引っ越しする場合
同じ市区町村内で引っ越しする場合
引っ越しに伴う国民健康保険の手続きでよくある質問
手続き期限は?
手続き期限を過ぎるとどうなる?
引っ越し前の保険証を使ってしまうとどうなる?
引っ越しは電気代を見直せる絶好のタイミング
国民健康保険の手続きは忘れないように注意しよう!
国民健康保険に加入しているかどうか確認する方法
健康保険には、大きく分けると以下のような種類があります。
- 国民健康保険:年齢が74歳以下で、企業の健康保険や後期高齢者医療制度に加入していない人が対象の保険
- 被用者保険:企業に勤めている人やその家族が対象の保険
- 後期高齢者医療制度:年齢が75歳以上の人が対象の医療制度
今回のテーマである「国民健康保険」は、主に自営業者など、企業に属していない人が対象の健康保険です。
自分がどんな種類の健康保険に加入しているかは、保険証を見れば確認できます。
国民健康保険に加入している人の健康保険証には、左上に「国民健康保険」と記載がありますので確認してみてください。
引っ越しで必要な国民健康保険の手続き
引っ越しをして住所が変わる場合、国民健康保険の手続きが必要です。
手続きの流れは、以下の2パターンで異なります。
- 他の市区町村へ引っ越しする場合
- 同じ市区町村内で引っ越しする場合
それぞれの中身を見ていきましょう。
他の市区町村へ引っ越しする場合
他の市区町村に転居する場合は、国民健康保険の手続きは下記の2つを行う必要があります。
- 転出時:資格喪失手続き
- 転入時:新規加入手続き
転出時:資格喪失手続き
資格喪失手続きは、旧住所地の市区役所や町村役場で行います。
事前に転出届を出したうえで、役所の国民健康保険担当の窓口で手続きをしましょう。
必要な持ち物は、保険証や本人確認書類、マイナンバーを確認できるものなどです。
転入時:新規加入手続き
新規加入手続きは、新住所地の市区役所・町村役場で行います。
事前に転入届を出し、役所の国民健康保険担当の窓口に行きましょう。
新規加入手続きで必要なものは、本人確認書類、マイナンバーが確認できるものなどです。
また一部の自治体では、保険料の納付を口座振替を原則としているところもあり、その場合は、キャッシュカードや通帳など引き落とし先となる口座が分かるもの、通帳に使用している印鑑などを求められることもあります。
なお、資格喪失手続きも新規加入手続きも、必要な持ち物は市区町村によって違いがあるため、事前に確認しておきましょう。
同じ市区町村内で引っ越しする場合
同一市区町村内で引っ越しを行う場合は、お住まいの地域の市役所や町役場で、住所変更手続きのみを行います。
転居手続きを行ったあと、下記のものを持って担当窓口で手続きを行いましょう。
- 保険証
- 本人確認書類
- マイナンバーが確認できるもの
先ほどと同様に、必要な持ち物は市区町村によって異なるため、自治体のホームページなどで事前に確認してください。
引っ越しに伴う国民健康保険の手続きでよくある質問
続いて、引っ越しで必要な国民健康保険の手続きに関するよくある質問をまとめました。
- 手続き期限はあるのか
- 手続き期限を過ぎるとどうなるのか
- 引っ越し前の保険証を使ってしまうとどうなるのか
ひとつずつチェックしていきましょう。
手続き期限は?
引っ越し時に必要な国民健康保険の手続きには、それぞれ以下のような期限があります。
【他の市区町村へ引っ越しする場合】
- 資格喪失手続き:転出日(国民健康保険の資格を喪失した日)から14日以内
- 新規加入手続き:転入日(国民健康保険の加入義務が発生した日)から14日以内
【同じ市区町村内で引っ越しする場合】
住所変更手続き:転居後14日以内
手続きを忘れないためにも、転出届や転入届の提出と合わせて、国民健康保険の手続きも行うと良いでしょう。
手続き期限を過ぎるとどうなる?
国民健康保険の資格喪失手続きや新規加入手続きの期限を過ぎてしまうと、どうなるのでしょうか。
資格喪失手続きの期限を過ぎた場合、本来払う必要のなかった旧住所での保険料を、引っ越し後も請求される場合があります。
新規加入手続きの期限を過ぎた場合は、国民健康保険に加入すべき時点までさかのぼり、最長2〜3年間分の保険料を支払う必要があります。
つまり保険料は、国民健康保険に加入した日から発生するのではなく、加入義務が発生した日から発生するということです。
なお、保険未加入の期間は、当然ながら健康保険証が使用できませんので注意しましょう。
引っ越し前の保険証を使ってしまうとどうなる?
資格喪失手続きをした後の保険証は、基本的に使用することができません。
実際に病院で提示した場合も、「有効期限切れ」などの理由で使用を断られる可能性が高いです。
もし使用できてしまった場合であっても、健康保険で割り引かれた医療費を、旧住所の市区町村から請求されることとなります。
旧住所地の保険証は、間違って使用しないように破棄しましょう。
引っ越しは電気代を見直せる絶好のタイミング
引っ越しは、電気代などの固定費を見直す絶好のチャンスです。
もし電力会社を切り替えて料金そのものが安くなれば、毎月の光熱費がグッと安くなるかもしれません。
今ではさまざまな会社が電力事業に参入し、各社が魅力的なプランを打ち出しています。
たとえば新電力『エバーグリーン』には、シンプルな通常プランに加えて、下記のようなユニークなプランも用意されています。
・CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン
・プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン
・保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
・あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が安くなるプラン
エバーグリーンは下記のような電力会社です。
- 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
- 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
- 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
- 初期費用、契約手数料、解約違約金がかからない ※あるく・おトク・でんきを除く
エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。
国民健康保険の手続きは忘れないように注意しよう!
上記で説明した通り、引っ越しするときの国民健康保険の手続きは、どこに引っ越しするかによって手順が異なります。
手続きを忘れてしまうと、保険証が使えなくなるなど、生活に支障をきたすこともあるので、確実に行いましょう。
また、引っ越しは電気代を節約できる絶好のタイミングでもあります。
新電力『エバーグリーン』には選べるプランがたくさんあります。
この機会にぜひご検討ください。
(出典:東京都千代田区|国民健康保険(国保)のしくみと手続き)
(出典:東京都世田谷区|国民健康保険加入の届け出)
(出典:東京都荒川区|前住所地が発行した保険証は、転出によって使用できなくなります)
(出典:大阪府大阪市|引越しに伴う国民健康保険の手続き)
(出典:宮城県|加入(脱退)の手続きは?)