【種類別】照明の電気代の相場
それでは早速、照明の電気代の相場を見ていきましょう。
ここでは、下記の3つの照明にかかる電気代をご紹介します。
- 白熱電球
- 蛍光灯
- LED
※電気代は、消費電力÷1,000×使用時間×電力単価で計算
※電力単価は目安単価の1kWhあたり27円を使用
白熱電球
白熱電球は、ガラス球の中にフィラメントを入れ、そこに電流を流すことで発光する電球です。
19世紀にエジソンが実用化させてから、照明の主流として長らく活躍してきました。
【白熱電球の電気代】
- 参考製品:長寿命シリカ60W形2P(YAZAWA)
- 消費電力:60W
- 1時間あたりの電気代:約1.6円
蛍光灯
続いて蛍光灯です。
蛍光灯は、ランプ内に塗られた蛍光体に、放電によって発生させる紫外線をあてることで発光します。
【蛍光灯の電気代】
- 参考製品:パルックボール EFD15EL11EF2(Panasonic)
- 明るさ:60形(60W相当)
- 消費電力:11W
- 1時間あたりの電気代:約0.3円
先ほどご紹介した白熱電球と同じ明るさが出るにも関わらず、電気代は約0.3円と、白熱電球に比べて安くなっています。
LED
最後にLEDです。
LEDは、長寿命や省エネなど、メリットの多い照明です。
日本政府は、2030年までにLEDの普及をストックで100%にすることを目標にしており、今後さらに利用シーンが増えるでしょう。
【LEDの電気代】
- 参考製品:LED電球プレミアX LDA7LDGSZ6(Panasonic)
- 明るさ:60形(60W相当)
- 消費電力:7.4W
- 1時間あたりの電気代:約0.2円
LED照明の電気代はさらに安く、1時間あたり約0.2円です。
比較するとどれがおトク?
上記3つの照明の電気代をまとめたものが下記になります。
種類 | 電気代 | 寿命 | 参考製品 |
---|---|---|---|
白熱電球 | 約1.6円 | 約2,000時間 | 長寿命シリカ60W形2P(YAZAWA) |
蛍光灯 | 約0.3円 | 約10,000時間 | パルックボール EFD15EL11EF2(Panasonic) |
LED | 約0.2円 | 約40,000時間 | LED電球プレミアX LDA7LDGSZ6(Panasonic) |
白熱電球・蛍光灯・LEDを比較した場合、電気代だけを見ればLEDが最も経済的です。
次いで、蛍光灯、白熱電球となり、白熱電球は最も電気代がかかります。
購入価格や寿命を含めて総合的に比較した場合も、やはりLEDがおすすめです。
LEDは購入価格が少し高いものの、白熱電球や蛍光灯に比べると寿命が格段に長く、コストパフォーマンスに優れています。
照明の電気代を節約する方法
照明の電気代を節約する主な方法は、以下の3つです。
- 必要ないときは消す
- 明るさを調節する
- 定期的に掃除する
ポイントを押さえて、賢く経済的に照明を使いましょう。
必要ないときは消す
照明は点灯している間、電気を使用します。
そのため、十分に明るいのに照明をつけていたり、誰もいない部屋の照明をつけっぱなしにしていると、無駄な電気代がかかってしまいます。
基本的なことですが、電気代を節約するために、必要のないときは照明を消しましょう。
明るさを調節する
調光機能がついている照明を使っているなら、生活に支障が出ない程度に、明るさを見直しましょう。
明るくするほど電力を消費し、電気代も高くなります。
また複数の照明を組み合わせて使っているときは、消しても問題ない照明はオフにしましょう。
定期的に掃除する
電球や照明器具にほこりや汚れが溜まっていると、明るさが落ちてしまうため注意しましょう。
1年間手入れをしない場合、約20%以上も明るさが低下するとも言われています。
ほこりや汚れが原因で明るさが落ちると、通常よりも暗く見えるため、照明の明るさを上げたり照明器具を増やしたりすることになり、結果的に電気代が余計にかかることにつながります。
本来の明るさを発揮できるよう、照明は定期的に掃除をしましょう。
電気代を節約したいなら電力会社を切り替えよう!
電気代を節約したいと考えている方におすすめなのが、電力会社の切り替えです。
電気料金そのものを見直すことによって、照明だけでなく、家庭全体の電気代を抑えられます。
しかし、「電力会社が多すぎて、どの会社が良いかわからない」「電力会社の切り替えって大変そう……」という人もいるのではないでしょうか。
そんな方にご紹介したいのが、新電力『エバーグリーン』です。
エバーグリーンは下記のような電力会社です。
- 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
- 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
- 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
- 申し込みはWebから5分程度で完了
シンプルな通常プランのほかに、以下のようなユニークなプランが揃っています。
CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン
プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン
プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン
保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が安くなるプラン
エバーグリーンは、初期費用、契約手数料、解約違約金がかからないので、気軽にお申し込みいただけます。(あるく・おトク・でんきを除く)
エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたい方は、ぜひ一度公式ホームページをご覧ください。
電気代のシミュレーションもできます。
照明の電気代を理解して賢く節約しよう
今回は白熱電球、蛍光灯、LEDの電気代をご紹介しました。
LEDは電気代が安く、さらに寿命が長いのが特徴です。
購入価格は高いものの、長い目で見ればコストパフォーマンスに優れていますので、LEDの利用をおすすめします。
また、照明の電気代を抑えたい方は、この記事で紹介した方法を実践しましょう。
なかでも、電力会社を切り替えれば、照明を含む家庭全体の電気代を節約できるかもしれません。
この機会に『エバーグリーン』をご検討ください。
(出典:コトバンク|白熱電球とは)
(出典:コトバンク|蛍光灯とは)
(出典:YAZAWA|長寿命シリカ60W形2P)
(出典:Panasonic|パルックボール D15形 E26口金 電球色 EFD15EL11EF2)
(出典:Panasonic「LED電球プレミアX 7.4W(電球色相当) LDA7LDGSZ6」)
(出典:資源エネルギー庁|エネルギー基本計画(平成26年4月))
(出典:大光電機株式会社|メンテナンスについて)