一人暮らしの準備はどう進めれば良い?
初めての一人暮らしが決まったら、以下の順番で準備を進めていきましょう。
下記の表では時期の目安を記載していますが、引っ越しシーズンになると不動産屋や引っ越し業者の予約が取りづらくなりますし、手続きを行う場所も混雑するので、早めの行動をおすすめします。
順番 | 時期 | やること |
---|---|---|
1 | 一人暮らしが決まったらすぐに | 引っ越し資金を準備する |
2 | 引っ越しの2ヶ月前 | 不動産屋に行って部屋を決める |
3 | 引っ越しの1~2ヶ月前 | 引っ越し業者を予約する |
4 | 引っ越しの1ヶ月前 | 電力会社・ガス会社を探す |
5 | 引っ越しの1ヶ月前 | 一人暮らしで必要なものを準備し始める |
6 | 引っ越しの2週間前 | 転出届や転居届などの手続きを行う |
7 | 引っ越しの1〜2週間前 | 電気・ガス・水道の契約を行う |
8 | 引っ越しの1週間前 | 荷造りをする |
一人暮らしを決めたら、その日からコツコツと資金を準備します。引っ越しでは何かと費用がかかるので、少しでも多く貯められるように日々の生活で工夫して節約すると良いでしょう。
そして引っ越し資金を準備しながら、どんな部屋が良いか、どのエリアに住むか、家賃はいくらぐらいなら無理なく払えるかなど具体的に考えていきます。
条件をピックアップしたら、その条件に優先順位をつけて整理しておきましょう。そうすることで、不動産屋により自分の理想に近い賃貸物件を紹介してもらいやすくなります。
一人暮らしをするために必要なものリスト
一人暮らしをする部屋が決まったら、暮らしに必要なアイテムを徐々に揃えていきます。必要なものはさまざまありますが、引っ越し当日から1週間以内に使うものが優先度が高いアイテムになるので、引っ越し前に必ず揃えておきましょう。
その他のアイテムは引っ越しが落ち着いてから、または暮らしていく中で必要になったら購入すると良いです。
ここでは引っ越し当日から1週間以内に使うことが多い、優先度の高いアイテムをご紹介します。
家具
- 寝具
- カーテン
- テーブル
- 衣装ケース
ベッドを使って寝るにしろ、布団を敷いて寝るにしろ、必要になるのが敷布団(またはマット)・掛け布団・まくらです。ベッドの場合は、置くスペースを確認してから適切なサイズのものを購入しましょう。
また、カーテンは窓から差し込む光をコントロールするだけでなく、外から室内を見えなくする役割もあります。防犯対策としても重要なので、必ず用意しておきましょう。
家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- エアコン
- 照明器具
- ドライヤー
- 電気ケトル
- 掃除機
冷蔵庫や洗濯機など、大きな家電を買う際は、部屋の間取りやスペースを事前に確認しておき、設置できる大きさのものを選ぶ必要があります。
エアコンは最初から備え付けられているケースも多いため、部屋にあるかどうか、不動産屋へ聞いておきましょう。
必要最低限の生活グッズ
- シャンプー、ボディソープ
- タオル
- トイレットペーパー
- 歯ブラシ
- 調理器具
- 食器
- 洗剤(食器洗い用・洗濯用)
- 物干し竿
- ティッシュ
- ごみ袋
上記で挙げたアイテムは、引っ越し当日または翌日から使うものです。引っ越し後すぐに使えるように、分かりやすくまとめておきましょう。
一人暮らしの引っ越し費用はどれくらい準備すべき?
一人暮らしの引っ越しにかかる費用の相場は、通常期で40,000円~60,000円程度、2~4月の繁忙期では50,000円~80,000円ほどかかります。ただ、この費用は引っ越し業者に支払う費用のみの相場なので、実際にはもっと費用を準備しておかなければいけません。
具体的には、以下の費用が追加で必要になります。
- 賃貸契約の初期費用
- 家具、家電の購入費用
- 最初の1ヶ月分の生活費
賃貸契約の初期費用は、敷金・礼金や仲介手数料、火災保険料など、契約の際に必要なお金のことです。賃貸物件によっては、保証料が別途かかる場合もあります。
これらの費用を合わせると、一人暮らしの引っ越しにかかる費用はトータルで50~70万円程度になります。決して安い金額ではありませんので、できるだけ早くからお金の準備をしておきましょう。
引っ越し前と引っ越し後に必要な手続きは?
一人暮らしをするときは、引っ越し前と後に必要な手続きがあります。手続きには期限が設けられているものもあるので注意しましょう。
引っ越し前に必要な手続き
- 転出届の提出
- 郵便物の転送届
- 電気、ガス、水道、インターネットの契約
同じ市区町村内で引っ越す場合は「転居届」、他の市区町村へ引っ越しをする場合は「転出届」の提出が必要です。
転居届は引っ越し後に提出します。
転出届は引っ越しの2週間前から手続きができるので、時間を作って早めに済ませておきましょう。
転出届を提出すると、「転出証明書」が発行されます。転出証明書は転入時に必要ですので、なくさないよう気をつけましょう。
なお、マイナンバーカードを持っている人は、「転入届の特例」を適用することができ、マイナンバーカードを転出証明書の代わりに利用できます。その際は、転出証明書が発行されません。
郵便物の転送サービスは郵便局へ、電気・ガス・水道・インターネットなどのライフライン契約は、電話または各社のホームページから申し込み可能です。
引っ越し後に必要な手続き
- 転居届の提出(同じ市区町村内で引っ越しをする場合)
- 転入届の提出(他の市区町村内へ引っ越しをする場合)
- 運転免許証・マイナンバーカードの住所変更
- 携帯や銀行、クレジットカードなど住所を登録しているものの住所変更
転居届・転入届は、引っ越してから2週間以内に手続きをしなくてはいけません。
マイナンバーカードの住所変更手続きも必要です。転入届を提出してから90日以内に住所変更をしないと、マイナンバーカードが失効してしまうため、忘れずに行ってください。
電力会社はどう選べば良い?
一人暮らしの準備の中で、電気やガスなどのライフラインの契約が必要になります。
以前までは、各地域で一社の電力会社のみが電気の販売をしており、私たちは電力会社を自由に選ぶことができませんでした。
しかし2016年4月にスタートした「電力の小売全面自由化」により、今では数ある電力会社やプランの中から自由に選べるようになりました。
電力会社選びで押さえておきたいのが、供給エリアと料金プランの確認です。
電力会社によって契約できるエリアが異なるため、まずは一人暮らしをするエリアで電気の供給を行っている会社を探しましょう。
電気の供給を行っている電力会社が見つかったら、次は各電力会社にどんな料金プランがあるのかをチェックします。
電力会社が多いと比較が大変ですが、しっかりとチェックしておく事で、一人暮らしをスタートした後はずっと電気料金がおトクになるかもしれません。
『エバーグリーン』なら、ユニークなプランがたくさん!
「電力会社が多すぎて、どこが良いかわからない……」という方は、新電力『エバーグリーン』を検討してみませんか?
エバーグリーンは下記のような電力会社です。
- 東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員
- 電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力
- 沖縄と一部離島を除く、日本全国に電気を供給
- 初期費用、契約手数料、解約違約金がかからない ※あるく・おトク・でんきを除く
シンプルな通常プランに加えて、下記のようなユニークなプランが揃っています。
CO₂フリープラン
電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン
プレミアムポイントプラン(Tポイント)
電気料金に応じてTポイントがたまるプラン
プレミアムポイントプラン(dポイント)
電気料金に応じてdポイントがたまるプラン
保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン
あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が安くなるプラン
エバーグリーンについてもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。電気代のシミュレーションもできます。
一人暮らしが決まったら早めに準備しよう
一人暮らしすることが決まったら、早めに不動産屋へ行って部屋を探しましょう。そこから必要なものを徐々に揃えて、引っ越しの準備をコツコツ進めると良いです。
また一人暮らしをするときは、家具や家電など生活で使う物を準備するだけでなく、各種手続きもしなくてはいけません。引っ越し前に済ませておかなければいけない手続きもあるので、漏れのないように注意してください。
(出典:SUUMO|引っ越し料金の費用・相場はいくら?総額や安くするコツ)
(出典:Rooch|一人暮らしの始め方|準備期間と始める前の流れ・費用を安くする方法を解説!)
(出典:さいたま市|マイナンバーカードを利用した転出・転入)
(出典:長井市|マイナンバーカードによる特例転入(転出)と継続利用手続きについて)