一人暮らしの水道代は平均どのくらい?節約方法も解説

ライフスタイル
2022年3月1日

一人暮らしをしている方の中には、「水道代の相場ってどのくらいなんだろう?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。この記事では、一人暮らしにかかる水道代の相場や節約方法を詳しく解説します。

目次

一人暮らしの水道代の平均金額

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早速ですが、一人暮らしの水道代の平均金額をチェックしましょう。平均金額を確認することで、自分の家の水道代が高いか安いかを判断することができます。

総務省統計局が公表している「家計調査 家計収支 単身世帯」(2020年)によると、一人暮らしの水道代の平均金額は、1ヶ月あたり2,172円です。

さらに、年齢別、地方別に見た水道代の平均金額は以下の通りです。

年齢別

年齢層 1ヶ月あたりの水道代
34歳以下 1,617円
35~59歳 2,248円
60歳以上 2,334円

年齢層が高くなるにつれて、水道代も上がる傾向が見て取れます。

地方別

地方 1ヶ月あたりの水道代
北海道・東北 2,648円
関東 2,200円
北陸・東海 2,049円
近畿 1,833円
中国・四国 2,235円
九州・沖縄 2,198円

地方別では、近畿地方が最も安く、北海道・東北地方が最も高いという結果となっています。

一人暮らしで水道代が多くかかる場所は?

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生活の様々な場面で水を使用しますが、家庭の中のどの部分に水道代が多くかかっているのでしょうか。

東京都水道局の「平成27年度 一般家庭水使用目的別実態調査」によると、家庭での水の使われ方の内訳は以下の通りです。

  • 風呂:40%
  • トイレ:21%
  • 炊事:18%
  • 洗濯:15%
  • 洗面・その他:6%

もっとも水の使用量が多いのはお風呂で、全体の4割も占めています。そのため水道代を節約するには、お風呂の使い方が鍵を握っているでしょう。

さらに、用途別で見た場合の水の使用量の目安は以下の通りです。

用途 水の使用量 条件
洗車 約90リットル 流しっぱなしにした場合
食器洗い 約60リットル 5分間流しっぱなしにした場合
シャワー 約36リットル 3分間流しっぱなしにした場合
洗面・手洗い 約12リットル 1分間流しっぱなしにした場合
歯磨き 約6リットル 30秒間流しっぱなしにした場合

上記の数値を参考に、家庭のどこで水が多く使われるのかを把握しましょう。

(出典:東京都水道局|水の上手な使い方)

一人暮らしの水道代を節約する方法

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一人暮らしの水道代の平均金額や、家庭の中で水を多く使用する場所をご紹介してきましたが、続いて水道代を節約する方法をチェックしましょう。

ここでは、お風呂編、トイレ編、キッチン編、洗濯編に分けて、節約のコツをご紹介します。

お風呂編

お風呂では、浴槽にお湯を溜める場合と、シャワーだけで済ませる場合に分かれますが、一人暮らしなら浴槽にお湯を溜める方がシャワーよりも水道代が高くなりがちです。

そのため、水道代の節約を考えると、湯舟に浸かる回数を減らすことを考えましょう。

また湯舟に浸かるときは、お湯を満杯に溜めるのではなく、水位を少し下げると節水になります。水を入れた数本のペットボトルを浴槽に沈めると、水位のかさ増しができるのでおすすめです。

シャワーを使うときは、身体や頭を洗っている間など、必要のない場面では水をこまめに止めましょう。シャワーヘッドを節水機能のあるものに取り替えるのも、節約につながります。

トイレ編

トイレの水を流すとき、「大」と「小」を使い分けているでしょうか?

「大」と「小」では流れる水の量が異なります。

不必要に「大」ばかり使っていると無駄な水道代がかかることになるため、節約したいなら「大」と「小」をきちんと使い分けることをおすすめします。

キッチン編

キッチンでは、調理や食器洗いなどに水を使います。特に食器洗いに水を多く使うので、節水を試みる場合は食器洗いに注目しましょう。

油などのしつこい汚れは、水で流そうとしても上手く落とせず、水を多く使ってしまう場合があります。あらかじめ紙や布などで油などをふき取ると、汚れが落ちやすくなり、結果的に節水につながります。

また、普段の食器洗いにおいては、容器に水を溜めて洗う「溜め洗い」を実践すると、水の出しっぱなしを減らすことができ、水道代の節約に効果的です。

洗濯編

洗濯の頻度が多くなると、それだけ水を使用し、水道代が高くなってしまいます。なるべくまとめ洗いをすることで、洗濯の回数を抑えられ、節水が可能です。

また、お風呂のお湯を使った「残り湯洗い」も節水に効果があります。

節約ポイントは水道代だけではない!電気代にも目を向けよう

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一人暮らしでは、水道代以外にも様々な費用がかかります。たとえば、電気代やガス代などの光熱費です。

2020年における、一人暮らしの水道光熱費の内訳は以下の通りです。

  • 電気代:5,791円
  • ガス代:3,021円
  • 他の光熱:702円
  • 上下水道料:2,172円

上記の通り、電気代がもっとも高くなっており、節約には電気代の削減が重要です。

電気代の節約には、家電の使い方を見直すことも大切ですが、一番効果的なのは、電力会社を切り替えることです。

電力会社を切り替えて電気料金そのものが安くなれば、細かな節電を実践しなくても、簡単に電気代が下がります。また切り替えたあとは継続的に電気代を抑えられるのも嬉しいポイントです。

一人暮らしにかかる水道代を賢く抑えよう

今回は一人暮らしの水道代について解説しました。

まずは水道代の相場とご自宅の水道代を比較して、高いのか安いのかを確認しましょう。 そのうえで、必要に応じて上記の節水術を実践してみてください。

また、水道代に加えて、電気代も節約できる部分です。

電気代を抑えるには、電力会社の切り替えがもっとも効果的で、またWEBから5分程度で申し込めるなど、そんなに難しい作業でもありません。

ぜひこの機会に電力会社の切り替えをご検討ください。

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(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 年次 2020年)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 表番号002)
(出典:東京都水道局|水の上手な使い方)

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