引っ越しする時に本籍地の変更は必要?変更する方法は?

ライフスタイル
2022年3月31日

引っ越しを控えている人、もしくは引っ越しをした人の中には、「本籍地の変更は必要?」と考えている人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、引っ越しに伴う本籍地の変更について、必要の有無やメリット・デメリットなどをご紹介します。

目次

引っ越しは電気代を見直す絶好のタイミング!

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引っ越しで本籍地の変更は必要なし!

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結論から言いますと、引っ越しをしても本籍地を変更する必要はありません。

本籍地とは、「戸籍を登録している場所」のことです。

戸籍は、出生から死亡するまで、その人の親族関係や身分関係を登録し、証明するためにあります。

つまり戸籍には、今住んでいる場所を登録するという性質がなく、引っ越しをしたからと言って、戸籍を登録している場所である本籍地を変更する必要はない、ということになります。

本籍地と住所の違いは?

本籍地と混同しやすいものが、「住所」です。

住所はその名の通り、今住んでいる場所のことを指します。

その住所を登録・証明するものが、住民票です。

住民票は居住関係を登録して証明することが主な目的で、氏名や生年月日などとともに、住所も記載されています。

【戸籍と住民票の違い】

  • 戸籍:出生、婚姻、死亡などの身分関係を登録・証明するためのもの
  • 住民票:居住関係を登録・証明するためのもの

【本籍地と住所の違い】

  • 本籍地:戸籍を登録している場所
  • 住所:今住んでいる場所

本籍地とは違い、住所は現在住んでいる場所をきちんと登録する必要があるので、引っ越しをする際は必ず住民票の情報を変更しなければいけません。

本籍地を変更するメリット

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引っ越しをしても本籍地を変更する必要はありませんが、変更することは可能です。

本籍地を変更するメリットは、戸籍謄本・戸籍抄本を取り寄せるのが簡単になるという点です。

  • 戸籍謄本(戸籍全部事項証明書):戸籍に記載されている全員に関する証明
  • 戸籍抄本(戸籍個人事項証明書):戸籍に記載されている人のうち、一部の人に関する証明

戸籍謄本・戸籍抄本は、婚姻届けの提出、相続手続き、パスポート申請などの場面で必要になります。

この書類は、本籍地の住所を管轄する市区役所・町村役場でしか取得出来ません。

もし自宅から遠く離れた場所に本籍地がある場合は、郵送で戸籍謄本を取り寄せるよう手配する必要があり、手間と郵送費がかかってしまいます。

そのため、高い頻度で戸籍謄本などを取得する予定がある場合は、引っ越しに伴って本籍地を変更しておくと便利です。

ただ、コンビニ交付サービスを行っている市区町村の場合、マイナンバーカードを使えば戸籍謄本・戸籍抄本をコンビニで発行することが可能になっています。

コンビニ交付サービスを利用できる場合は、引っ越しで本籍地を変更するメリットはあまりないかもしれません。

本籍地を変更するデメリット

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一方で、本籍地の変更には以下のようなデメリットがあります。

パスポートや運転免許証も変更しなければならない

すでに発行済のパスポートや運転免許証には、本籍地の情報が紐づいています。

そのため、本籍地を変更する場合は、それらの情報も書き換えが必要です。

相続時に面倒なことに

相続時には、亡くなった人の戸籍謄本を用意する必要があります。

この戸籍謄本は、出生時点から死亡時点までのものをすべて揃えなくてはいけません。

例えば、生まれてから死亡するまでずっと本籍がA市にある場合は、A市の市役所ですべての戸籍情報を揃えることができます。

しかし、結婚や引っ越しなどのライフイベントに合わせて、市区町村をまたいで本籍地を移動している場合は少し面倒です。

出生地がA市で、その後、B市、C市と本籍地を移動していき、本籍地がD市にあるときに亡くなったとします。

この場合、亡くなった際の本籍地であるD市の戸籍謄本だけでなく、A市〜C市の戸籍謄本も取得しなければいけません。

つまり、引っ越しのたびに本籍地を変更していると、戸籍謄本の数が非常に多くなってしまい、相続の手続きが大変になります。

引っ越しに合わせて本籍地を変えるなら「転籍届」を出そう

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引っ越しに合わせて本籍地を変更したいと考えている場合は、「転籍届」という書類を提出する必要があります。

転籍届は、旧本籍地、もしくは新本籍地を管轄する市区町村の役所に提出します。

必要なものは、以下の通りです。

  • 転籍届(役所窓口に用意されている)
  • 戸籍事項全部証明書(戸籍謄本)

転籍届は引っ越しに合わせて必ず届け出なくてはいけないようなものではないので、提出期限はありません。

もし現在登録されている戸籍から離脱したい場合は、「分籍届」が必要となります。ただし、原則として夫婦は分籍ができません。

引っ越し時に合わせてやっておきたいこと

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引っ越しをしても本籍地を変更する必要はありませんが、引っ越し時にできるだけやっておきたいのが、各契約の見直しです。

引っ越しをすると、電気やガスの契約を変更したり、新たに結び直すことになります。

たとえば電気代を例にあげると、引っ越しを機に電力会社を切り替えて、電気料金そのものを下げることができれば、今までよりも電気代がグッとおトクになる可能性があります。

つまり、引っ越しはいろんな作業があり面倒ではあるものの、見方を変えればチャンスと捉えることもできるのです。

電力自由化により、今ではたくさんの電力会社の中から自由に契約先を選ぶことができます。

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プレミアムポイントプラン(dポイント)
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個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン

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メリット・デメリットを理解して本籍地を変更しよう

引っ越しをしても、本籍地は特に変更する必要がありません。

ただ、「変更してはいけない」ということではありませんので、この記事でご紹介したメリット・デメリットを踏まえて、変更するかどうか検討してみてください。

また、引っ越しは電気やガスなどのライフラインを見直す絶好のタイミングです。

電力会社を切り替えて毎月の電気代が安くなれば、今までよりも生活が楽になるかもしれません。

この機会に検討してみてはいかがでしょうか?

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:法務省|戸籍)
(出典:吉岡町|本籍と住所の違いは何ですか?)
(出典:見附市役所|相続に伴う戸籍謄本の取り方)
(出典:横浜市|本籍を移す(変更する)ときの手続き(転籍届)はどのようにするのですか。)
(出典:広島市|分籍届出のときに注意すること何ですか。また、何が必要ですか。)

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