二人暮らしの食費の平均は1ヶ月どのくらい?相場と6つの節約法を紹介

ライフスタイル
2022年3月31日

二人暮らしをする上で様々な生活費がかかりますが、中でも食費が気になっている家庭も多いのではないでしょうか。毎日の食事にお金がかかるものの、できれば食費を抑えて家計に余裕を持たせたいところです。この記事では、二人暮らしの食費の平均相場や節約方法をご紹介します。

目次

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早速、二人暮らしの食費の相場を確認してみましょう。

食費の相場は、総務省統計局の家計調査の結果で確認することができます。

その調査結果によると、2023年における二人世帯の食費の平均金額は、1ヶ月あたり72,399円です。

食費の内訳

先ほど、二人世帯の食費の平均金額は1ヶ月あたり72,399円とお伝えしました。

しかし食費と一口に言っても、野菜などの食材から外食費まで、さまざまな項目があります。

そこでここでは、食費の平均金額の内訳を確認してみましょう。

項目 金額
穀物 5,614円
魚介類 6,203円
肉類 6,301円
乳卵類 3,897円
野菜・海藻 8,745円
果物 3,446円
油脂・調味料 3,484円
菓子類 5,696円
調理食品 11,056円
飲料 4,668円
酒類 3,808円
外食 9,483円
合計 72,399円

(出典:e-stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 調査年月 2023年 表番号3-1)

ご家庭の食費と上記の表を比較し、ぜひ違いをチェックしてみてください。

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ご紹介した食費の平均金額は、世間一般の相場を確認できて参考になります。

しかし、家庭それぞれで収入や支出は異なるため、平均金額と実態がかけ離れている場合もあるかもしれません。その場合、どれくらいの金額を食費の適正な目安と捉えれば良いのか気になります。

食費の目安を考える際に参考になるのが、エンゲル係数です。

エンゲル係数とは、家計の消費支出のうち、食費が占める割合のことを指します。

総務省統計局の家計調査によると、2023年の二人世帯のエンゲル係数は27.4%です。

たとえば消費支出額が20万円の場合、エンゲル係数を27.4%として計算すると、食費は54,800円ということになります。

ぜひ一度、ご家庭の支出額を使って、エンゲル係数で食費の目安を計算してみてください。

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「食費を減らして家計にゆとりを持たせたい」と考えている人は多いと思います。

そこでここでは、二人暮らしの食費を節約する6つの方法をご紹介します。

それぞれ見ていきましょう。

あらかじめ予算を決めておく

節約するなら、まずは予算を明確に設定することが大切です。

予算を決めることで、その範囲内で生活しなければいけないという意識が働き、無駄遣いをしそうになっても心にブレーキをかけやすくなります。

まずは1ヶ月分の予算を決め、そこからさらに週単位や10日単位の小さな予算も立てると良いでしょう。

節約がうまくいって予算が少し余れば、その余った資金を使って外食に行き、たまに息抜きをするのも良いかもしれません。

【関連記事】家計簿の項目を一覧で紹介|項目の決め方も合わせて解説

まとめ買いを心がける

食費の節約にはまとめ買いもおすすめです。

買い物に行く回数が多いと、その分お金を使う場面も増えることになり、支出が膨らんでしまう可能性が高まります。

週に1回程度の頻度でまとめて購入することで、無駄な支出を極力なくしましょう。

また買い物に行く前の準備も大切です。

冷蔵庫の中身を見て何が残っているのかチェックしたり、献立を考えた上で買わなければいけないものだけをリストアップしてから買い物しましょう。

ポイントや割引でお得に購入する

買い物時の支払いはどのように行っているでしょうか。

キャッシュレス決済やクレジットカード払いにすると、現金と同じように使えるポイントがもらえることが多いです。

もし現金で支払っている場合は、そのような方法に切り替えてみるだけで、これまでよりおトクに生活できるかもしれません。

また、最近は多くのスーパーマーケットが独自のアプリをリリースしています。アプリを通してクーポン券を配布したり、タイムセールなどの情報発信も行っているため、よく行くスーパーのアプリがないかぜひチェックしてみてください。

【関連記事】ポイントの上手な貯め方とは?おトクに貯めるコツや注意点を解説

コスパの良い食材を使った料理を作る

食材一つひとつの価格が高いと、食費がかさみがちです。コストパフォーマンスが高い食材を上手に使いまわせば、単価が安くなり、食費を節約しやすくなります。

野菜ならもやしや豆苗、肉なら鶏むね肉やささみなどが比較的安く手に入る食材です。

コスパ食材を使ったレパートリーを増やして、料理を楽しみながら節約しましょう。

家庭菜園で野菜を育てる

健康のためにも毎日食べたい野菜ですが、値上がりしているものもあり、食費がかさむ原因になることもあります。

野菜にかかる食費を節約するなら、家庭菜園での自家栽培がおすすめです。

庭がない家庭でも、プランターを使ってベランダや室内で育てられる野菜があります。

大葉やミニトマト、ピーマンは丈夫で育ちやすいので、好きな野菜があればぜひチャレンジしてみてください。

上手に育てられるようになると、繰り返し実るのが嬉しいポイントです。

また節約につながるだけではなく、二人で野菜を育てる楽しみができたり、育てた野菜で料理を楽しめたりするのも家庭菜園の魅力でしょう。

マイボトルで飲み物代を抑える

会社の自動販売機で缶コーヒーを購入したり、外出先のカフェでドリンクを飲んだりする機会が多いと、飲み物代が思いの外かさんでいるケースがあります。

飲み物代の節約には、マイボトルが便利です。

出勤や外出の前にお茶やコーヒーなどを入れておけば、購入する必要がなくなり、飲料代を節約可能です

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生活費の中で、食費と同じくらい節約したいのが水道光熱費ではないでしょうか。

家計調査によると、2023年の二人世帯における水道光熱費の平均金額は21,619円で、電気代が10,940円(50.6%)、ガス代は4,971円(23%)、水道代は4,242円(19.6%)です。

上記の通り、水道光熱費の中でもっとも高いのは電気代なので、節約するならまずは電気代に目を向けましょう。

電気代を抑えるには、照明をこまめに消すなど、日々の生活の中で節電を意識することも大切ですが、もっとも効率的に、そして効果が大きい節約方法は、電力会社の切り替えです。

電力会社を切り替えて、電気料金そのものが安くなれば、家庭の電気代が大幅に安くなる可能性があります。また切り替え後、継続的に電気代を抑えられるのも魅力です。

【関連記事】電力会社・電気料金の選び方とは?プランや比較方法を解説

今回は、二人暮らしの食費の相場をご紹介しました。

世間一般の平均金額やエンゲル係数を使って、まずは現在のご家庭の食費が高いのか安いのかを把握するところからはじめましょう。

少しでも食費を抑えいたいという人は、ぜひこの記事でご紹介した節約方法を実践してみてください。

また食費と同じように、電気代も家計の負担になりやすい支出です。

この機会に、電気代の節約にもっとも効果的な電力会社の切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:e-stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 表番号004)
(出典:e-stat 政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 調査年月 2023年 表番号3-1)

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