ホームベーカリーの電気代はどのくらい?1回あたりのコストを計算
「ホームベーカリーって電気代が高くつきそう…」と思っている方も多いかもしれませんが、実際の電気代は1回あたり約10円と意外に安く済みます。
ここでは、ホームベーカリーの電気代の計算方法や、メーカーごとの電気代の違いなどを詳しく見ていきましょう。
ホームベーカリーの電気代の計算方法
ホームベーカリーの電気代は、以下の計算式で求めることができます。
電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)
例えば、消費電力500W(0.5kW)のホームベーカリーを3時間使用した場合、電気代は下記のようになります。
0.5kW × 3h × 31円/kWh = 46.5円
※電気料金単価は、目安単価の31円/kWhとして計算
ただし、これは理論上の最大値です。実際にはホームベーカリーが常に最大出力で稼働しているわけではなく、パン作りの工程(こね・発酵・焼き上げなど)によって消費電力は変動します。
パン作りでもっとも電力を使うのは焼き上げ工程ですが、これは全工程(3〜4時間)のほんの一部に過ぎず、残りの時間は消費電力の小さいこねや発酵に費やされます。
そのため、実際の電気代は計算値よりも抑えられます。例えば、シロカの公式サイトには、消費電力が500Wの機種の場合の電気代は約6円と記載されています。
主要メーカー別の電気代比較
実際に、主要メーカーのホームベーカリーの消費電力と電気代を比較してみましょう。下記は標準的な食パン(1斤)を焼く場合の目安です。
メーカー | 機種名 | 消費電力 | 標準コース時間 | 1回あたりの電気代 (最大消費電力で計算した場合) | 1回あたりの電気代 (公式サイト) |
---|---|---|---|---|---|
パナソニック(Panasonic) | SD-MDX4 | 430W | 約4時間 | 約53.3円 | ― |
象印マホービン | BB-ST10 | ヒーター:450W モーター:69W/63W(50/60Hz) | 約3時間45分 | 約52.3円 | 約8円〜9円 |
シロカ(siroca) | SB-1D251 | 500W | 約4時間 | 約62円 | 約6円 |
アイリスオーヤマ | IBM-020 | 550W | 約4時間 | 約68.2円 | ― |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
※消費電力は最大値であり、実際は工程により変動します
消費電力の最大値をもとに算出すると、食パン1斤を作るのにかかる電気代は理論上約50円〜70円です。
ただし、前述の通り、実際にはもっとも電力を消費する焼き上げ工程はごく一部のため、メーカーや機種によっては実際の電気代が10円前後に収まります。
機種による違いはあるものの、平均的な電気代は1回あたり10円前後と考えて良いでしょう。
この金額であれば、ホームベーカリ―を毎日の生活に取り入れても家計への負担は小さいと言えます。
毎日使うとどれくらい?1ヶ月・1年間の電気代シミュレーション

ホームベーカリーを継続的に使用する場合、月間や年間でどれくらいの電気代がかかるのでしょうか?1回あたりの電気代を平均10円と仮定して、使用頻度別にシミュレーションしてみましょう。
使用頻度 | 1ヶ月の電気代 | 1年間の電気代 |
---|---|---|
毎日1回使用 | 約300円(10円 × 30日) | 約3,650円(10円 × 365日) |
週3回使用 | 約120円(10円 × 12日) | 約1,440円(10円 × 12日 × 12ヶ月) |
週末のみ(週2回) | 約80円(10円 × 8日) | 約960円(10円 × 8日 × 12ヶ月) |
※1回あたりの電気代を10円として算出
上記のシミュレーションから分かるように、ホームベーカリーの電気代は毎日使っても月に数百円程度、年間でも数千円と、家計に大きな負担をかけるものではありません。
朝食に焼きたてパンを楽しむ贅沢を考えれば、十分コストパフォーマンスの高い家電と言えるでしょう。
ホームベーカリーはおトク?オーブンや市販パンとの比較
「ホームベーカリーって電気代もかかるし、オーブンで焼いたり市販のパンを買った方がお得なのでは?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、電気代だけでなく、手間や味、品質なども含めて総合的に比較・検証してみましょう。
ホームベーカリーとオーブンのコスト比較
家庭用オーブンでパンを焼く場合と比較してみましょう。
項目 | ホームベーカリー | オーブン |
---|---|---|
消費電力 | 400W~600W | 1,000W~1,500W |
使用時間 | 3~4時間(全工程) | 予熱10分+焼成30分程度 |
電気代(1回あたり) | 約10円 | 約20.7円(1,000W・40分使用時) |
メリット | ・こね~焼き上げまで全自動で手間いらず ・失敗が少ない | ・一度に複数個焼ける ・形や焼き色を調整しやすい |
デメリット | ・一度に1~2斤のみ ・パンの形が限られる | ・「こね」「発酵」は別工程で手間がかかる ・技術が必要 ・失敗のリスクが高い |
※電気料金単価は31円/kWhで計算
電気代を比較すると、オーブンはホームベーカリーの約2倍かかることがわかります。
加えて、オーブンでパン作りをする場合は「こね」「発酵」の工程を別途行う手間がかかります。発酵の際にオーブンの発酵機能を使うとさらに電気代がかかるため、トータルコストではホームベーカリーの方がコストが安くなる傾向にあります。
手間や技術の面を考慮すると、ホームベーカリーのメリットはより大きくなるでしょう。
【関連記事】オーブンの電気代はどれくらい?効果的な節約方法も合わせてご紹介
手作りパンと市販パンのコスト比較
次に、ホームベーカリーで手作りするパンと市販のパンを比較してみましょう。
【ホームベーカリーで食パン1斤を作る場合の総コスト】
- 材料費:約130~200円(小麦粉・イースト・バター・砂糖・塩など)
- 電気代:約10円
- 合計:約140~210円
【市販の食パン(1斤)を購入する場合】
- スーパーの一般的な食パン:約150~300円
- 高級食パン専門店:約300~500円
材料費と電気代を合わせた総コストで見ると、ホームベーカリーで作るパンは市販の一般的な食パンと比較しても、コスト面で遜色ないか、むしろ安く済むケースも多いことがわかります。
特に高級食パン専門店のものと比べると、かなりのコスト削減になります。
さらに、手作りパンには以下のようなメリットもあります。
- 添加物を抑えられる:保存料や品質改良剤などを使わず、シンプルな材料で作れる
- 材料を選べる:好みの小麦粉(国産・有機など)や糖類(はちみつ・メープルシロップなど)を使える
- 好みの味に調整可能:甘さ・塩加減・バターの量などを自分好みに変えられる
- 焼きたての香りと味:市販品では味わえない、焼きたての香ばしさを楽しめる
- 種類の豊富さ:食パンだけでなく、フランスパン・ライ麦パン・ピザ生地など多様なメニューに挑戦できる
このように、コスト面でも十分メリットがあるうえに、品質や満足度も含めて総合的に評価すると、ホームベーカリーでのパン作りは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
「自分で作った」という達成感や、朝起きたときに漂う焼きたてのパンの香りなど、金額では測れない価値もあります。
ホームベーカリーの電気代を節約する5つのポイント

ホームベーカリーの電気代は意外と安いことがわかりましたが、さらに賢く使って電気代を節約する方法があります。ここでは、5つの節約ポイントをご紹介します。
タイマー機能を活用して深夜電力を使う
電力会社によっては、夜間の電気料金が安くなるプランを提供しています。
こうしたプランを契約している場合は、ホームベーカリーのタイマー機能を使って夜間帯に稼働させれば、電気代を効果的に節約できます。
室内発酵で電気代を節約
ホームベーカリーの工程のうち、大半を占めるのが「発酵」です。
そのため、夏場など室温が高い時期は、ホームベーカリ―の発酵機能を使用せず、室温で発酵させる方法も効果的です。
発酵ケースやボウルにラップをして暖かい場所に置くだけで、電気代を大きく節約できる可能性があります。
待機電力をカットする
ホームベーカリーはプラグをコンセントに差したままだと、使っていなくても約0.3W程度の待機電力を消費します。
これは年間換算で約81円(0.3W×24時間×365日×31円/kWh÷1000)の電気代になります。そこまで大きな金額ではないものの、塵も積もれば山となるため、使わない時はコンセントを抜く習慣をつけましょう。
節電タップを活用すれば、スイッチひとつで電源をオフできるので便利です。
電力会社やプランの見直しで根本的に節約
電力会社やプランの見直しはもっとも効果的な節約方法のひとつです。
2016年4月の電力小売自由化以降、各社からさまざまなプランが登場しており、従来の電力会社からの切り替えで電気代が安くなるケースも少なくありません。
ホームベーカリーだけでなく家庭内のすべての電気代を削減できる根本的な対策となるため、ご家庭の電気使用状況に合った電力会社選びを検討してみることをおすすめします。
電力会社の切り替えでこんなメリットが!エバーグリーンのご紹介

電力会社の切り替えをご検討中なら、『エバーグリーン』がおすすめです。
エバーグリーンは、再生可能エネルギーでつくられたエコな電気を提供しており、環境に優しいのが特徴です。詳しく見ていきましょう。
CO₂フリーのエコな電気をお届け
エバーグリーンは、東証プライム市場上場の「イーレックスグループ」の一員で、20年以上の実績を誇る老舗の電力会社です。沖縄・一部離島を除く日本全国に電気を供給しているため、地方にお住まいの方もお気軽にお申し込みいただけます。
イーレックスグループでは、全国5ヶ所でバイオマス発電所を運営するなど、環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組んでいます。
グループの一員であるエバーグリーンでも、再生可能エネルギー実質100%で発電された「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。
エバーグリーンに切り替えることで、電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるため、環境保護も実現できるのがメリットです。
エバーグリーンの電気料金とプラン
エバーグリーンの電気料金は、関東エリアに住むファミリー世帯の場合、ひと月あたり9,680円(※)です。エバーグリーンの公式サイトでは切り替え後の電気料金シミュレーションもできますので、ぜひお試しください。
※契約容量40A、ひと月あたりの使用量が300kWhの場合(2024年6月時点)
また、エバーグリーンでは、シンプルな通常プランの他にも、お客さまのライフスタイルやニーズに合わせて選べるユニークなプランをご用意しています。
【エバーグリーンの電気料金プラン】
- 保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン。電気料金の支払いのみで、自治体による自転車保険の義務化にも対応できるおトクなプランです。 - あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン。健康の維持にも電気代の節約にも役立ちます。普段からよく歩く方はもちろん、歩く習慣をつけたい方にもおすすめ。
気になるプランの詳細については、ぜひエバーグリーンのホームページでチェックしてみてください。
この機会にエバーグリーンに切り替えて、ホームベーカリーだけでなく冷蔵庫やエアコンなど家庭内のすべての電気代を効率良く削減し、地球環境に優しい生活を始めましょう。
焼きたてパンを楽しみながら家計を笑顔に
ホームベーカリーの電気代は1回あたり約10円と意外と安く、毎日使っても月300円程度です。
タイマー機能で深夜電力を活用したり、室内で発酵させたりといった工夫で、さらに電気代を抑えることもできます。
さらに、エバーグリーンへの切り替えによって、CO₂フリーのエコな電気で環境にも配慮しながら、おいしいパン作りができちゃいます。
- (出典)
- 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会|よくある質問 Q&A
- Panasonic|ホームベーカリー SD-MDX4 仕様
- 象印マホービン|BB-ST10(ホームベーカリー)取扱説明書
- 象印マホービン公式オンラインストア|ホームベーカリー BB-ST10 WA(ホワイト)
- 象印マホービン|よくあるご質問(FAQ) ホームベーカリーの食パンコースで電気代はいくらですか?
- シロカ|ホームベーカリー「おうちベーカリー ベーシック」
- シロカ|ホームベーカリー:電気代はいくらですか?
- アイリスオーヤマ|ホームベーカリーIBM-020 取扱説明書
- Panasonic|オーブンレンジ NE-MS4C 仕様
- アイリスオーヤマ|オーブンレンジ 18L フラットテーブル
- アラジン|グラファイト グリル&トースター(フラッグシップモデル)
- クラシル|パンの作り方 レシピ・作り方
- Panasonic|【辻調グループ監修】基本の「食パンの作り方」!材料とポイントを解説
- 富澤商店|基本の食パンの作り方 失敗しない、基本とコツ
- マネーの達人|ホームベーカリーはお得なのか?食パン1斤で検証 「自宅で手作り」VS「街のおいしいパン屋」
- ファイナンシャルフィールド|「ホームベーカリー」と「6枚切り食パン」の購入はどちらがおすすめ?
- MONOQLO by 360LiFE|高級食パンおすすめ人気ランキング14選。専門店のパンを予約してで食べたい!
- Panasonic|取扱説明書 SD-BM106