環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」
『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。
エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。
CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。
そもそもSDGsとは?
SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す世界共通の目標のことです。
2015年9月に行われた国際サミットで採択され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを原則として、日本をはじめとした世界各国が目標達成を目指しています。
そんなSDGsでは、17のゴール(目標)と169のターゲットが設定されています。
目標 | 内容 |
---|---|
目標1. 貧困をなくそう | あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる |
目標2. 飢餓をゼロに | 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する |
目標3. すべての人に健康と福祉を | あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する |
目標4. 質の高い教育をみんなに | すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する |
目標5. ジェンダー平等を実現しよう | ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う |
目標6. 安全な水とトイレを世界中に | すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する |
目標7. エネルギーをみんなにそしてクリーンに | すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する |
目標8. 働きがいも経済成長も | 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する |
目標9. 産業と技術革新の基盤をつくろう | 強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの促進を図る |
目標10. 人や国の不平等をなくそう | 国内及び各国家間の不平等を是正する |
目標11. 住み続けられるまちづくりを | 包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する |
目標12. つくる責任 つかう責任 | 持続可能な消費生産形態を確保する |
目標13. 気候変動に具体的な対策を | 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる |
目標14. 海の豊かさを守ろう | 持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する |
目標15. 陸の豊かさも守ろう | 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する |
目標16. 平和と公正をすべての人に | 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する |
目標17. パートナーシップで目標を達成しよう | 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する |
(出典:外務省|持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組)
なぜSDGsが必要なのか
現在、世界では下記のようなさまざまな問題が起きています。
- 気候変動
- 貧困
- 感染症の蔓延
- 戦争
- エネルギー問題
今のままでは、この地球上で安心して暮らし続けられるか不明確な状況です。
これらの危機感から、世界中の国々で話し合いを行い、それぞれの解決方法を考えて具体的な目標を立てたのがSDGsです。
2022年の日本の達成状況
『Sustainable Development Report 2022』で、2022年時点のSDGsの達成・進捗状況を確認できるのですが、163ヵ国中、日本は19位です。
17の目標のうち、日本が達成できているゴールは以下の3つです。
- 目標4. 質の高い教育をみんなに
- 目標9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 目標16. 平和と公正をすべての人に
他の目標に関してはまだ達成できておらず、なかでも特に改善が必要とされているのが、以下の6つです。
- 目標5. ジェンダー平等を実現しよう
- 目標12. つくる責任 つかう責任
- 目標13. 気候変動に具体的な対策を
- 目標14. 海の豊かさを守ろう
- 目標15. 陸の豊かさも守ろう
- 目標17. パートナーシップで目標を達成しよう
飲食店でできるSDGsの具体的な取り組み
飲食店ではSDGsに関してどのような取り組みができるのでしょうか。
ここでは、飲食店でできるSDGsの具体的な取り組みを6つご紹介します。
1.プラスチックごみを削減する
1つ目は、プラスチックごみの削減です。
現在、プラスチックごみの問題が深刻化しています。
中でも注目されているのが、海洋汚染です。
プラスチックごみは、河川などを流れてその多くが最終的に海に流出します。
海に流れたプラスチックごみは、海を汚すだけでなく、海の生き物やそれを食べる人間などにもさまざまな影響を与えてしまうのです。
プラスチックごみは、少なくとも毎年800万トン以上が海に流出しており、このままの状態が続くと、海のプラスチック量は、重量ベースで2050年までに魚の量を上回ると言われています。
飲食店では、食事を提供する際のお皿や箸、スプーンや持ち帰り用のレジ袋などを使用します。
これらを使い捨てやプラスチック製のものから、繰り返し使えるものに切り替えることで、プラスチックごみの削減に貢献できます。
2.食品ロスを削減する
飲食店での食品ロスは、大きな課題のひとつです。
農林水産省によると、本来食べられるのに捨てられる食品、いわゆるフードロスの量が、日本国内だけで年間522万トンもあります。(令和2年度の推計)
そのうち、約16%を占める81万トンが、外食産業から発生しています。
飲食店の食品ロスを削減するためには、仕入れ・在庫管理を徹底する、食べ残しを持ち帰ってもらうなどを行うことで改善が可能です。
フードシェアリングサービスの利用で食品ロス削減に貢献できる
最近注目されているのが、欧州を中心に広がっているフードシェアリングサービスです。
フードシェアリングサービスとは、廃棄予定の食品のうちまだ食べられるものを、消費者のニーズとマッチングさせるサービスです。
例えば、予約のキャンセルで発生した余り物の食品や、味や品質に問題はないものの見た目の悪さで提供できない食品などは、フードシェアリングサービスを利用することで、廃棄せずに安い価格で消費者に提供することが可能です。
フードシェアリングサービスを利用すれば、食品ロスを削減できるだけでなく、売上アップや店のブランディング、新規顧客の獲得などにつながるのがメリットです。
3.サステナブル・シーフードを取り入れる
サステナブル・シーフードとは、生態系や環境に配慮した漁業で収穫された水産物のことです。
サステナブル・シーフードと密接につながりのある代表的な認証が下記の二つです。
- MSC認証:持続可能な漁業で獲られた天然の水産物のみに付けられるマーク
- ASC認証:環境に大きな負担をかけず、労働者と地域社会にも配慮した養殖業を認証したマーク
サステナブル・シーフードを取り入れることで、SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の達成につながります。
4.トレーサビリティを意識する
トレーサビリティを意識した食品を取り扱うことも、飲食店ができる取り組みのひとつです。
トレーサビリティとは、商品の生産から消費までの過程を追跡できる状態のことです。
最近ではスーパーなどでも、パッケージに生産者の顔や氏名が明記された野菜などを見かけることが多くなったのではないでしょうか。
生産者や流通の過程などを把握できる仕組みがあれば、各工程に関わる人たちの責任が明確になります。
これは目標12「つくる責任 つかう責任」の達成につながるでしょう。
5.フェアトレード認証製品を活用する
現代では、安くて品質の良い商品がたくさんありますが、これらは人件費や原料が安価な発展途上国で作られていることが多いです。
また、安さを実現させるために、生産者に適切な対価が支払われていないケースもあります。
そこで生産者に適切な対価を支払うために登場したのが、フェアトレード認証製品です。
フェアトレードには、「公平・公正な貿易」という意味があります。
発展途上国で作られたものや原料を適正な価格で買い、生産者の労働環境や生活を改善することが、フェアトレードのテーマです。
フェアトレード認証商品を購入することで、途上国の原料や製品に対して適正な価格が継続的に支払われるため、生産者や労働者の生活の改善と、開発途上国の自立の促進につながります。
フェアトレード認証製品を活用することは、SDGs目標1「貧困をなくそう」や目標8「働きがいも経済成長も」などに関係してきます。
6.従業員の働き方を考える
従業員の働き方を考えることも、飲食店にできるSDGsの取り組みです。
現在、多くの飲食店で問題になっているのが、人手不足です。
厚生労働省の雇用動向調査(2020年上半期)によると、宿泊業・飲食サービス業の欠員率は2.9%で、建設業の3.7%の次に高い数字となっています。
※欠員率とは、常用労働者数に対する未充足求人数の割合
人手不足は、従業員一人ひとりの業務負担が大きくなり、その結果、長時間労働が発生する原因になり得ます。
人手不足による問題を解決するためには、テクノロジーを活用した生産性の向上などが求められます。
また、福利厚生を充実させたり、従業員が働きやすい環境を整えることも、SDGsの目標達成につながります。
エバーグリーンの「CO₂フリープラン」ならSDGs目標達成に貢献できる
先ほど紹介した6つの取り組み以外にも、SDGs達成に貢献できる方法はあります。
そのひとつが、地球に優しいエコな電気を使うことです。
現在、世界全体で二酸化炭素の排出量が増加していて、地球温暖化の大きな原因になっていると考えられています。
太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギーを使ったエコな電力を使うことで、地球温暖化を防止することにつながります。
エコな電力を選びたいなら、新電力『エバーグリーン』の「CO₂フリープラン」をおすすめします。
エバーグリーンは、東証プライム市場上場で国内トップクラスのバイオマス発電事業者である『イーレックスグループ』の一員です。
電力事業20年以上の実績があり、電気契約数は20万件を突破しました。
エバーグリーンにはさまざまなプランがありますが、そのうちのひとつが「CO₂フリープラン」です。
CO₂フリープランを選ぶと、電力使用に伴うCO₂排出量が実質ゼロになります。
このプランへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は1,785kg-CO₂で、これは杉の木約130本が1年間に吸収する量に相当します。
※ 300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)
CO₂フリープランについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをご覧ください。
SDGsの目標達成のためにまずはできることから始めよう
2030年までにSDGsの目標を達成するには、飲食店での取り組みも重要です。
飲食店でできる取り組みとしては、プラスチックごみや食品ロスの削減、サステナブル・シーフードの活用などがあります。
また環境に優しい電気を選ぶことも、SDGs達成につながります。
『エバーグリーン』の「CO₂フリープラン」なら、二酸化炭素の排出量が実質ゼロになり、地球温暖化防止に貢献できます。
ぜひこの機会に、CO₂フリープランへの切り替えを検討してみてください。
(出典:外務省|持続可能な開発目標(SDGs)と日本の取組)
(出典:Sustainable Development Report|Rankings)
(出典:Sustainable Development Report|Japan)
(出典:環境省|環境省におけるターゲット領域に係る検討)
(出典:WWF JAPAN|海洋プラスチック問題について)
(出典:農林水産省|食品ロスとは)
(出典:富士通|食品ロスを減らす注目のフードシェアリングサービスとは?(前編))
(出典:Marine Stewardship Council|「サステナブル・シーフード」とは?)
(出典:SHARP|トレーサビリティとは?仕組みやメリットを詳しく解説)
(出典:FAIRTRADEJAPAN|フェアトレードミニ講座)
(出典:政府統計の総合窓口|雇用動向調査 年計 結果原表 年次 2020年)
(出典:農林水産省|第4回働く人も企業もいきいき食品産業の働き方改革検討会 外食・中食産業における働き方の現状と課題について)