冬の電気代の相場は?高くなる理由と効果的な節約方法をご紹介

ライフスタイル
2022年10月27日

冬の電気代がほかの季節よりも高くなりやすいと感じたことはありませんか?冬の電気代を抑えるためには、電気代が高くなりやすい理由を知り、できることから対策していくことが大切です。本記事では、冬の電気代の相場と電気代が高くなる理由を解説するとともに、おすすめの節約方法もご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

目次

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冬(1〜3月)の電気代の相場は、1ヶ月あたり12,000円ほどです。この金額は全世帯の平均金額です。

下記の表は、2022年の世帯人数別の電気代(1ヶ月あたり)になりますので、ご自身に当てはまる世帯人数の電気代をご覧ください。

全世帯平均 単身世帯 2人世帯 3人世帯 4人世帯
1~3月 12,301円 7,749円 13,216円 15,320円 16,286円
4~6月 9,904円 6,333円 10,657円 12,599円 12,713円
7~9月 9,764円 6,418円 10,446円 12,062円 12,922円
10~12月 10,201 6,557 10,910 12,648 13,871

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 四半期 2022年)

どの世帯でも、やはり冬の電気代は他のシーズンより高くなっていることが確認できます。

なぜ冬の電気代は高くなるのでしょうか?

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冬の電気代が高くなる理由は、やはり「寒さ」にあります。

具体的には、以下のようなことが原因で電気代が高くなります。

  • 暖房器具の使用
  • 在宅時間が長くなる

それぞれ詳しく解説していきます。

暖房器具の使用

冬は室温を上げるために、エアコンや電気ストーブ、こたつなど、何かしらの暖房器具を使用していると思います。

暖房器具は比較的消費電力が大きいため、使用すればするほど電気代が高くなります。

夏場も冷房を使用するものの、冬の方が電気代が高くなるのはなぜなのでしょうか。

その理由は、「部屋の中と外の気温差」です。

たとえばエアコンは、室温が設定温度になるまでに時間がかかればかかるほど、消費電力が増えます。

夏よりも冬の方が、外と室内の気温差が大きくなりやすく、その分電気代が多くかかってしまう傾向にあるのです。

在宅時間が長くなる

家にいる時間が長いというのも、冬の電気代が高くなる理由のひとつです。

冬は寒いので室内で過ごす時間が長くなりがちで、その分、暖房器具をはじめとする家電を使う頻度が増えます。

また、冬場は日照時間が短く、くもりの日も多いため、照明を点灯する時間が長くなることも、電気代が高くなる要因のひとつだと言えるでしょう。

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高くなりがちな冬の電気代ですが、工夫をすれば節約可能です。

ここでは、冬の電気代を節約する方法を7つご紹介します。

  • 暖房器具の使い方を見直す
  • 暖房器具を定期的に掃除する
  • できるだけ家族揃って同じ部屋で過ごす
  • 暖かい服装で過ごす
  • 断熱シートを活用する
  • 室内の暖房効果を高める
  • 電力会社を切り替える

それぞれ順番に見ていきましょう。

暖房器具の使い方を見直す

冬の電気代を抑えるためには、暖房器具の使い方を見直すことが欠かせません。

たとえばエアコンの暖房を使用するときは、サーキュレーターを併用するのがおすすめです。

暖かい空気は上に溜まる性質があるため、サーキュレーターや空気清浄機で上にたまった暖かい空気をかき混ぜることで、設定温度を少し下げても暖かく感じやすくなります。

エアコンとサーキュレーターを併用する際は、サーキュレーターをエアコンの風下に配置してエアコンと向かい合うように置くと、部屋の空気が循環しやすくなります。

また、エアコンの運転モードは「自動運転」がおすすめです。自動運転モードを使えば、最短で設定温度に近づけてくれるため、省エネにつながります。

エアコンの自動運転については、こちらの「エアコンの自動運転とは?機能や電気代との関係を解説」で詳しく解説しています。併せてご覧ください。

暖房器具を定期的に掃除する

エアコンの内部がホコリやカビなどで汚れていると、不衛生なだけでなく、運転効率が下がって電気代がかさむ原因にもなってしまいます。

環境省によると、2週間に1度エアコンのフィルター掃除を行っていれば、暖房使用時に約6%の節電ができるという結果が出ています。

電気代を抑えるためにも、エアコンのフィルターをはじめ、暖房器具を定期的に掃除するようにしましょう。

できるだけ家族揃って同じ部屋で過ごす

家族それぞれが別々の部屋で過ごすと、その分、照明や家電の電気代がかさみます。

そのため節電を考えるのであれば、できるだけ家族一緒に同じ部屋で過ごすことをおすすめします。

できるだけ同じ時間にダイニングに集まって食事をしたり、夕食後も一緒にリビングで過ごすよう心がけてみてください。そうすることで、使用する暖房器具や照明の数が減り、節電に繋がります

暖かい服装で過ごす

体を温める方法は、暖房器具を使用することだけではありません。

厚着をするなど、服装で対策することも可能です。

暖かい服装で過ごすことで体感温度が上がれば、暖房器具の設定温度を少し下げることができます。

家にいる時間もなるべく暖かい服装で過ごして、電気代を節約しましょう。

断熱シートを活用する

冬にホットカーペットを愛用している人も多いのではないでしょうか。

ホットカーペットを床にそのまま敷くと、熱が床に逃げやすくなり、暖房効率が下がります。

暖房効率が下がるということは、その分ホットカーペットの設定温度を高めに設定することになります。

これを防ぐ対策として、断熱シートが効果的です。ホットカーペットの下に断熱シートを敷くと、暖房効率が上がり、少し設定温度を下げても温まりやすくなります。

断熱シートはホームセンターやインターネット上で販売しているので、電気代を安くしたい方はぜひ試してみてください。

室内の暖房効果を高める

暖房器具を使うときは、厚手のカーテンや床まで届くような長めのカーテンを使うのがおすすめです。

カーテンによって熱が外に逃げにくくなり、暖房効果が高まります。

室内の熱が逃げにくくなると、不必要に暖房器具の設定温度を高くせずに済みます。

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今回は、冬の電気代の相場と電気代が高くなる理由、おすすめの節約方法をご紹介しました。

冬の電気代を節約するためには、暖房器具の使い方を見直したり、厚着をするなどの工夫が大切です。この機会にぜひご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 四半期 2022年)
(出典:Youtube|環境省 付録1.「夏を快適に過ごすには」:エアコンの上手な使い方)
(出典:COOL CHOICE|家庭でできる節電アクション)
(出典:資源エネルギー庁|空調 | 無理のない省エネ節約)

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