生活費の平均はいくら?世帯別の相場や節約方法を解説

ライフスタイル
2023年2月16日

日々暮らしていると、毎月さまざまな支出があります。この記事では、生活費の平均金額について解説します。世帯別の生活費の相場や節約方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

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総務省統計局が公表している家計調査の結果によると、2022年における二人以上世帯の生活費(消費支出)の平均は、1ヶ月あたり290,865円です。

この金額は世帯人数が2人以上の世帯の平均額ですので、1人暮らしの生活費が含まれていませんし、実際の生活費は世帯の人数によって異なります。

そこで、ここでは世帯人数別の生活費の平均金額(2022年)を確認していきましょう。

1人暮らしの生活費の平均金額

1人暮らしの生活費の平均は、1ヶ月あたり161,753円です。

項目 平均
食料 39,069円
住居 23,300円
水道・光熱 13,098円
家具・家事用品 5,487円
被覆・履き物 5,047円
保健医療 7,384円
交通・通信 19,303円
教育 0円
教養娯楽 17,993円
その他 31,071円
合計 161,753円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国)

住居費が安く見えますが、これは持ち家も含まれるためです。

2人暮らしの生活費の平均金額

2人暮らしの生活費の平均は、1ヶ月あたり255,318円です。

項目 平均
食料 67,573円
住居 19,294円
水道・光熱 22,037円
家具・家事用品 10,840円
被覆・履き物 6,820円
保健医療 14,895円
交通・通信 34,348円
教育 413円
教養娯楽 23,118円
その他 55,981円
合計 255,318円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2022年 3-1 世帯人員別)

金額を見ると、1人暮らしの生活費の2倍にはなっていません。

これは、住居費をはじめ、二人でシェアできる費用が多くあるためです。

1人あたりの金額を考えると、2人暮らしの方が生活費を節約しやすいと言えるでしょう。

3人家族の生活費の平均金額

3人家族の生活費の平均は、1ヶ月あたり304,339円です。

項目 平均
食料 80,554円
住居 20,040円
水道・光熱 25,657円
家具・家事用品 12,837円
被覆・履き物 9,343円
保健医療 15,099円
交通・通信 44,465円
教育 10,750円
教養娯楽 26,428円
その他 59,167円
合計 304,339円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2022年 3-1 世帯人員別)

3人暮らしの家庭では、子供がいる家庭が多いことから、1人暮らしや2人暮らしに比べて教育費が高くなっていると考えられます。

4人家族の生活費の平均金額

4人家族の生活費の平均は、1ヶ月あたり330,355円です。

項目 平均
食料 88,102円
住居 17,249円
水道・光熱 26,577円
家具・家事用品 13,892円
被覆・履き物 12,651円
保健医療 14,102円
交通・通信 48,887円
教育 28,165円
教養娯楽 32,130円
その他 48,601円
合計 330,355円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2022年 3-1 世帯人員別)

5人家族の生活費の平均金額

5人家族の生活費の平均は、1ヶ月あたり357,187円です。

項目 平均
食料 96,968円
住居 13,846円
水道・光熱 29,160円
家具・家事用品 13,124円
被覆・履き物 13,311円
保健医療 14,130円
交通・通信 54,084円
教育 37,920円
教養娯楽 35,167円
その他 49,477円
合計 357,187円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2022年 3-1 世帯人員別)

以上が世帯別の生活費の平均と内訳です。ぜひ一度、各データをご家庭の生活費と比較してみてください。

先ほど世帯人数別の生活費の平均をご紹介しましたが、ライフスタイルは年代・年齢によって異なります。

そこでここでは、年齢別の生活費の平均金額も確認しましょう。

下記は、総務省統計局が公表している「世帯人員・世帯主の年齢階級別」の消費支出のデータです。

世帯主の年齢 生活費(消費支出)
29歳以下 163,629円
30~39歳 240,511円
40~49歳 291,318円
50~59歳 305,258円
60~69歳 257,876円
70歳以上 201,388円

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 2022年)

上記データはさまざまな世帯人数の消費支出の平均になりますが、ご自身の年齢と照らし合わせて参考にしてみてください。

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先ほど生活費の平均と内訳をご紹介しましたが、ご家庭の金額と比較していかがでしょうか。

平均より高い場合はもちろん、そうでなくても、毎月の生活費はできるだけ安く抑えたいところです。

そこで、ここでは生活費を節約するおすすめの方法をいくつかご紹介します。

まずは収入と支出を把握する

生活費を抑えるためには、まず最初に現状の収入と支出を把握することが大切です。

お金の流れを確認することで、無駄な支出を可視化したり、毎月どのくらい貯金できそうか知ったりすることができます。

最近はアプリで簡単に家計簿をつけることもできますので、自分のやりやすい方法で収入と支出をチェックしましょう。

家計簿のつけ方については、こちらの「家計簿の項目を一覧で紹介|項目の決め方も合わせて解説」で詳しく解説しています。

自炊で食費を削減する

上記の通り、生活費に占める食費の割合は大きいです。

食費を削減する上でまず実践したいのは、外食を減らして自炊を増やすことです。

外食するよりも自炊する方が食費は安くなります。これまで外食やコンビニ弁当、フードデリバリなどを利用することが多かった人は、まずはその回数を減らすことから始めましょう。

平日は仕事で忙しくて自炊が難しいという場合には、週末にまとめて料理をして作り置きするのもおすすめです。今ではインターネットで簡単にレシピや料理の作り方を調べることができますので、ぜひチャレンジしてみてください。

食費の節約方法については、こちらの「食費の平均ってどのくらい?世帯人数別や地方別にご紹介」で詳しく解説しています。

キャッシュレス決済を活用する

キャッシュレス決済の利用も生活費の削減に活用できます。

クレジットカードやQRコード決済など、キャッシュレス決済で買い物をすると、支払い金額に応じたポイントが還元されることが多いです。

貯まったポイントは現金同様に使えるため、うまく活用すると生活費の節約につながります。

また、キャッシュレス決済をすると、買い物履歴も記録されていくため、支出の把握にも役立ちます。

家賃の安い物件に引っ越す

賃貸物件に住んでいる場合、やはり毎月の家賃は大きな負担になります。

家賃が少し下がるだけでも毎月の生活費が楽になるので、今よりも安い物件への引っ越しを検討してみましょう。

もちろん引っ越し代や敷金・礼金などの初期費用が発生しますが、長い目で見ると家賃の安い物件に引っ越した方がお得になります。

保険を見直す

もし保険に加入してから一度も内容を見直したことがないという人は、一度プランを再検討することをおすすめします。

結婚や出産、子供の独立など、ライフステージが変化すれば、必要な保証内容や範囲も変わります。

ライフステージが変化する際は、一度内容を見直し、無駄を省きましょう。

また、複数の保険に加入している場合は、補償内容に重複している部分がないか確認することも重要です。

事故が起きたり病気になったりしたときに、たとえ複数の保険で補償対象となっていても、必ず全てから保険金が出るわけではありません。

そのため、保険内容が重複していると、無駄な保険料を支払っていることになります。

サブスクを見直す

定期的に料金を支払って利用するサブスクリプションサービス(サブスク)の見直しも節約に繋がります。

数百円で利用できるものも多々ありますが、そのようなサブスクも、数が多くなればそれだけ毎月の負担が大きくなります。

利用していないサブスクがないか定期的に見直しをして、無駄な支出を削減しましょう。

通信費を見直す

通信費とは、スマホ代やインターネット代などのことを指します。

通信費の節約方法としては、格安SIMに切り替えることや、プランの見直しなどが挙げられます。

自宅に固定電話がある場合は、そちらも合わせて見直してみてください。

通信費の節約については、こちらの「通信費の節約方法を5つご紹介!スマホもネットも賢く使おう」で詳しく解説しています。

電気やガスの契約先を変える

固定費の削減を考えるとき、忘れてはいけないのが電気代やガス代などの光熱費でしょう。

特にこれまで一度も電力会社やガス会社を見直したことがないご家庭であれば、自分のライフスタイルにあったプランに変えるだけで光熱費を抑えられる可能性があります。

今は電気やガスの契約先を自由に選べる時代です。ぜひこの機会に検討してみてください。

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電力会社を切り替えるのであれば、『エバーグリーン』がおすすめです。

エバーグリーンは東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力会社です。

顧客契約数は20万件以上と豊富な実績があります。

エバーグリーンについてもっと知りたいという方は、ぜひ一度エバーグリーンの公式ホームページをチェックしてみてください。

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今回は、生活費の平均や内訳、節約方法をご紹介しました。

もし生活費が平均額より高い場合は、生活費を抑える余地が多いにあるでしょう。ぜひ上記でご紹介した節約方法を実践してみてください。

生活費を節約するためには、光熱費などの固定費の削減が効果的です。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

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