台風で引き起こされる被害とは?過去の実例と今すぐできる安全対策

ライフスタイル
2023年7月27日

大雨や暴風などによって、甚大な被害を引き起こす可能性のある台風。毎年必ずやってくるため、身近な自然災害と認知している方も多いでしょう。この記事では、台風によって引き起こされる被害と過去の実例、台風被害を防ぐための対策について解説します。

目次

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毎年台風の時期になると、テレビなどで各地の被害状況が中継されるのを見る方も多いでしょう。

台風が引き起こす被害には、大きく分けて次の5種類があります。

  • 水害
  • 風害
  • 土砂災害
  • 高潮害
  • 波浪害

ひとつずつ解説します。

水害

台風の上陸に伴って、大量の雨が短時間で広範囲に降ることで、水害が発生する可能性があります。

特に、河川の増水や堤防の浸食・決壊などによって洪水が起こると、広い範囲に甚大な被害をもたらします

また、地表水の増加に排水が追いつかず、用水路や下水溝があふれたり、河川の増水や高潮により、住宅や田畑などが浸水することもあります。

近年では、アウトドア人気が高まる一方で、上流域に降った雨により川が増水し、キャンプ中に中州などに取り残される事例も増えています。

風害

台風の接近・通過中は、猛烈な風が吹き荒れ、さまざまな被害を引き起こします。

一般的に、平均風速15~20m/秒の風では歩行が困難になり、転倒するリスクが高まります。

さらに風が強まると、建物の損壊や交通インフラの混乱など、社会的に深刻な被害が発生するケースもあります。

過去の台風では、最大瞬間風速が約60m/秒(時速換算で約216km/時)を記録したことがありました。

「新幹線に匹敵するスピードの風が、瞬間的に発生する恐れもある」と考えると、台風による暴風の脅威をよりイメージしやすくなるでしょう。

また、台風接近中に屋根に上っていて風に煽られて転落した事例や、飛来物による怪我の事例なども多く報告されています

台風が接近・通過している最中に外出するのは、非常に危険なので避けてください。

土砂災害

台風による大雨の影響で、山の斜面にたまった土砂が一気に押し流される「土石流」や、急傾斜の崖などが突然崩れ落ちる「崖崩れ」などの土砂災害が発生する危険性もあります。

2019年に発生した東日本台風(台風第19号)では、20都県で952件にも上る、過去最多の土砂災害が発生しました。

土砂災害は、一瞬にして多くの人命や住家などの財産を奪う、すさまじい破壊力を持つ恐ろしい災害です

土砂災害から身を守るためには、自分の住んでいる地域が土砂災害警戒区域に指定されているかを確認し、台風接近時には気象庁などから発表される土砂災害警戒情報をチェックしましょう。

そして、万が一の場合には早めに避難することが重要です。

高潮害

台風などによる強風が海岸に向かって吹き付けると、海水が海岸付近に押し寄せて、海面が上昇する「吹き寄せ効果」という現象が起こります。

また、台風の接近に伴って気圧が低下すると、「吸い上げ効果」と呼ばれる現象が発生し、海面が持ち上がります。

この吹き寄せ効果・吸い上げ効果による異常な海面上昇が高潮です。

台風の接近・通過に伴い、海岸堤防などを超える高潮が発生した場合には、一気に、そして広範囲に浸水の被害が出る恐れがあるので、十分な警戒と早めの避難を心がけましょう。

【関連記事】高潮の原因は?引き起こされる災害や温暖化との関係も紹介

波浪害

台風に伴う高波による被害のことを、波浪害と言います。

特に、台風の中心付近では10mを超える大波が発生することもあります

日本から遠い海上で発生した台風であっても、場合によっては、台風による高波が「うねり」となって押し寄せることがあるので注意しましょう。

台風接近中に釣りやサーフィンをしたり、波を見ようと海岸に近づいたりして、高波にさらわれる事故が毎年のように起きています

波浪警報・注意報が発表されているときは、むやみに海岸に近付かず、海岸から離れた安全な場所で台風が過ぎるのを待ちましょう。

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過去に日本を襲った台風のうち、特に甚大な被害をもたらした5つの事例をご紹介します。

日本の防災対策の原点となった「伊勢湾台風」(1959年)

1959年の伊勢湾台風は、死者・行方不明者数5,098名と、明治以降もっとも多くの犠牲者を出した台風災害です。

伊勢湾奥部に観測史上最大の3.55mの高潮が発生したことにより、防災対策が十分になされないまま市街化してきた、名古屋市を中心とする日本最大のゼロメートル地帯を襲いました。

住民の危機意識・警戒心の不足、さらに高潮の来襲が夜間であったことなども重なり、被害は激甚化し、伊勢湾に面する愛知・三重の2県における犠牲者は、全体の83%にも及んだと記録されています。

この伊勢湾台風を教訓に、その後の高潮対策は大きく進展しました。2年後の1961年には災害対策基本法が制定されるなど、日本の防災対策の原点となりました。

史上最強の台風として知られる「室戸台風」(1934年)

日本における台風観測史上、上陸時の中心気圧がもっとも低い最強の台風とされているのが、1934年に京阪神地方を襲った室戸台風です。

一般的に、台風は中心気圧が低いほど勢力が強くなります。

統計開始以前のため参考記録ではありますが、室戸台風の上陸時の中心気圧は911.6hPaと、統計開始以降の中心気圧の最低値(1961年第二室戸台風、925hPa)を下回る低さでした。

中心気圧・強風圏の広さなどから、伊勢湾台風の2倍近くのエネルギー規模であったと推算されています。

室戸台風では、強風により学校や工場などの大きな建造物が多数倒壊するなどして、3,036人もの犠牲者が出ました。

特に、大阪市内では、台風の勢力が最大であった午前8時頃が登校時間と重なっていたため、児童や教職員のみならず保護者までもが校舎の倒壊に巻き込まれ、深刻な被害が発生しました。

戦後最大の水害を引き起こした「カスリーン台風」(1947年)

カスリーン台風は、終戦直後の1947年に日本を襲った台風です。

台風の接近に先立って、秋雨前線による降雨が続いていたところへ、カスリーン台風の雨が加わり、関東地方や東北地方に未曽有の大雨をもたらしました。

この豪雨の影響で、国内最大の流域面積を誇る利根川や荒川などの堤防が決壊。埼玉県東部から東京都にかけて、多くの家屋や田畑などが浸水の被害を受けました。

また、上流域にあたる群馬県・栃木県では、土石流や河川の氾濫が多発。カスリーン台風による死者1,100人のうち、8割以上にあたる944人が犠牲になるという甚大な人的被害が発生しました

家屋の浸水は303,160戸、家屋の倒壊・流出は5,736戸、田畑の浸水は176,789haにもおよび、戦後間もない首都圏に大打撃を与えました。

激しい暴風が全国各地を襲った「平成3年台風第19号」(1991年)

1991年の平成3年台風第19号は、日本全国で暴風による著しい被害をもたらした台風です。

長崎県に非常に強い勢力で上陸した台風第19号は、勢力をほぼ保ったまま速い速度で北上しました。

最大風速が那覇市で29.1m/秒、長崎県野母崎町で45.0m/秒、広島で36.0m/秒、青森で29.0m/秒を記録するなど、沖縄県から北海道まで、全国各地で記録的な暴風が吹き荒れました。

この暴風により、死者・負傷者・家屋の倒壊などの被害が出たほか、全国で森林の倒木被害が発生しています。

また、青森県では収穫を間近に控えたりんご38万8,000tが落果、西日本を中心とした地域では、塩風による果樹の枯死など暴風による塩害も発生しました

この台風による農林水産被害額は、5,735憶円にのぼるとされています。

記録的な大雨・暴風で広範囲に被害が出た「令和元年東日本台風」(2019年)

2019年10月12日に伊豆半島に上陸した令和元年東日本台風は、日本列島の広い範囲に大雨や暴風などをもたらした台風です。

10日から13日までの総降水量は、神奈川県箱根で1,000ミリに達したほか、東日本を中心とする17の地点で500ミリを超えるなど、各地で記録的な大雨となりました。

これにより、関東・東北地方を中心に、71河川140ヶ所で堤防が決壊。河川の氾濫で広範囲が浸水したほか、統計開始以降で過去最多となる962件の土砂災害が発生しました

また、東京など関東地方の7ヶ所において、最大瞬間風速40m/秒を超える暴風が吹き荒れ、千葉県では竜巻と推定される突風も発生。

令和元年東日本台風による死者・行方不明者は102人、負傷者は484人、住家の全半壊・一部破損は53,429棟、住家浸水は37,629棟と、甚大な被害をもたらしました。

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台風被害を未然に防ぐためには、日頃から台風への備えを万全にしておくことが重要です。

台風対策として日頃から行っておくべきことを解説します。

非常用品を準備・点検する

台風などの大災害が起こると、電気・水道・ガス・通信などのライフラインが寸断されたり、避難を余儀なくされたりする場合があります。

懐中電灯や乾電池式の携帯ラジオ、救急用品、カセットコンロ、非常用簡易トイレやトイレットペーパーなどの非常用品を準備して、万が一の場合に備えましょう。

いざというときにすぐ使える状態かどうかも、定期的に確認しておくと安心です。

水や非常用食品を備蓄する

台風による停電や断水、道路の寸断による地域の孤立などに備えて、水や食料品を備蓄しておくことも重要です。

目安として、最低3日間程度生活できるだけの水や食料品を備蓄しておきましょう。

飲料水はひとりあたり1日3Lを目安に、家族の人数分用意します。

また、トイレを流すためなどに使う生活用水も必要になるため、あらかじめポリタンクに水を確保しておく、お風呂に水を張っておくなどの対策を行いましょう。

食料品は、調理不要ですぐ食べられるビスケットやレトルト食品、お湯または水で簡単にご飯が作れるアルファ米などが常備しやすくおすすめです。

乳幼児や高齢者がいる場合など、家族構成によっても必要な備蓄品は異なるため、非常時に何が必要になるのかをよく考えて準備してください。

家族で避難場所や連絡方法を確認する

災害発生時の避難場所や連絡方法などについて、家族で日頃から話し合っておきましょう。

地区の避難場所として指定されている学校や公民館などへの経路も確認しておくと、いざというときに安心です

洪水や土砂災害、高潮などの危険区域も、ハザードマップで確認して把握しておきましょう。

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台風接近・通過時に取るべき行動を把握しておくことは、自分や大切な家族の命を守ることにつながります。

いざ台風が迫ってきたら、慌てず次のような対策を行いましょう。

  • 台風が来る前に屋外の備えを済ませる
  • 室内の安全対策を行う
  • 不要な外出を控える、危険な場所に近づかない
  • 台風情報をチェックする
  • 最小限の荷物で速やかに避難する

台風が来る前に屋外の備えを済ませる

台風の接近・通過に備えて、屋外の備えを済ませておきましょう。

窓・雨戸はしっかりと施錠し、必要であれば補強しておきます。植木鉢など、強風で飛ばされそうなものは屋内に運び入れましょう

また、大雨による冠水を防ぐために、側溝に溜まっているゴミなどを掃除して水はけを良くしておくのも大切です。

台風が近づいてから急いで屋外に出て対策をするのは、飛来物による怪我のリスクなどがあるため大変危険です。

台風による人的被害を未然に防ぐためにも、こうした対策は雨や風が強くなる前に必ず済ませておきましょう

室内の安全対策を行う

台風で強い風が吹くと、風に飛ばされてきた小石などが窓に当たって、窓ガラスが割れることがあります。

風圧のみでガラスが割れることは稀ですが、風速30m/秒を超える強風ではその危険性が高まります。

万が一窓ガラスが割れた場合に備えて、窓に飛散防止フィルムやガムテープを貼ったり、カーテンやブラインドを閉めたりするなどして、室内の安全を確保しましょう

不要な外出を控える・危険な場所に近づかない

台風は非常に強い風や豪雨を伴います。

河川の氾濫や土砂災害、高波・高潮の発生リスクが高まるだけでなく、暴風による飛来物で怪我をしたり、風に煽られたドアに手を挟まれたりといった被害が起こる可能性もあります

また、日頃通り慣れている道であっても、道路が浸水すると側溝や小川などとの境界が判別しにくくなり、転落する恐れも。

自分や家族の安全を確保するために、台風接近・通過中は不要不急の外出を控え、危険な場所にはむやみに近付かないようにしましょう。

台風情報をチェックする

台風によって重大な被害がもたらされる可能性がある場合には、気象庁から「台風情報」「警報・注意報」が発表されます

台風の接近時には、気象庁のウェブサイトやテレビ・ラジオなどで、最新の台風情報をチェックするようにしましょう。

また、台風情報は、気象情報を提供している各種天気サイトや、スマートフォンの天気アプリなどでも確認できます。

天気アプリには、天気予報をリアルタイムでチェックできるものも多く、位置情報をもとに災害警報などを通知してくれるアプリも多数あるため、ぜひ活用してみましょう。

最小限の荷物で速やかに避難する

市町村から避難指示・勧告が出された場合は、慌てず速やかに避難します

また、河川や海岸付近、土砂災害リスクの高い地域に住んでいる場合などは、周囲の状況などをよく判断して、自己判断で避難を検討することも重要です。

河川の氾濫や高潮による浸水、土砂災害などは一気に発生し、瞬く間に被害が広がります。

万が一逃げ遅れると命に関わるため、早めの行動を心がけましょう

特に、乳幼児や高齢者がいる家庭は避難にも時間がかかるため、警戒レベル3(高齢者等は避難)が発令されたタイミングなどで早めに避難を開始してください。

避難の際は荷物を最小限にし、リュックなどにまとめて両手が使えるようにしておきましょう

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台風被害を防ぐためには、台風の最新情報や災害情報などをしっかりと把握し、一人ひとりが安全を確保するための適切な行動を取ることが求められます。

政府では、国民にいち早く正確な情報を伝えるため、次のような取り組みを実施しています。

  • 防災気象情報
  • “気象”ד水害・土砂災害”情報マルチモニタ
  • 雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)
  • キキクル(⼤⾬警報・洪⽔警報の危険度分布)
  • XRAIN

ひとつずつ見ていきましょう。

防災気象情報

気象庁では、台風や大雨などの自然災害に関する「防災気象情報」を随時提供しています。

台風に関しては、台風の予想進路や暴風域・強風域の範囲などを確認可能です。

また、各都道府県に発表されている各種警報・注意報などをチェックしたり、河川の洪水予報や雨雲の動きなどを知ることもできます。

防災気象情報は、気象庁のホームページやテレビ、ラジオなどから入手可能です

自治体や民間の気象会社の中にも、防災気象情報の配信サービスを行っているところがありますので、いざというときにすぐチェックできるようにしておくと安心です。

“気象”ד水害・土砂災害”情報マルチモニタ

国土交通省が運営する「“気象”ד水害・土砂災害”情報マルチモニタ」は、各地の気象情報や、水害・土砂災害情報などをマルチモニタ―でまとめて確認できるサイトです。

住んでいる地域に発令されている避難情報や気象警報を確認したり、河川のライブ画像・水位、洪水予報を確認したりできます

台風関連の情報をここから一括でチェックできるので、避難を検討する際などにぜひ活用しましょう。

なお、後述するXRAIN・キキクルは、“気象”ד水害・土砂災害”情報マルチモニタからアクセスすることも可能です。

雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)

気象庁が提供する「雨雲の動き(高解像度降水ナウキャスト)」は、雨雲の動きを地図上でリアルタイムに表示する気象情報の一種です。

通常の天気予報では、数時間先または1日~数日先の予報が発表されますが、高解像度ナウキャストはより短い時間の降雨状況を予測します。

30分先までは250m四方、その後60分先までは1km四方の細かさで雨雲の動きを予測するため、住んでいる地域や今いる場所の降雨の状況をより正確に知ることができます。

キキクル(⼤⾬警報・洪⽔警報の危険度分布)

気象庁では、大雨などによる災害発生のリスクを予測して地図上に表示する「キキクル(⼤⾬警報・洪⽔警報の危険度分布)」の提供も行っています。

土砂災害や浸水害、洪水の危険度の高まりを予測し、地図上に5段階の色分けで表示するため、災害がどこで・どのレベルで迫っているかを視覚的にチェックできるのがポイントです。

キキクルは、民間企業の協力のもと、災害の危険度が高まった際にプッシュ通知で知らせてくれるサービスを提供しています。

詳しくは気象庁ホームページをチェックしてみてください。

XRAIN

「XRAIN」は、国土交通省が運用しているリアルタイム雨量観測システムです。

レーダー雨量計の観測データをもとに、高頻度・高分解能で雨量情報がリアルタイムに提供されるため、住んでいる地域の降雨状況を詳細にモニタリングすることができます。

雨量情報は、過去1時間~6時間までさかのぼって確認できるので、河川の氾濫や土砂災害などの危険度を判断するのに役立ちます。

日本のほぼ全域をカバーしているため、自宅や職場、離れて住んでいる家族の家などを地点登録しておけば、浸水リスクをすぐにチェックすることも可能です。

モバイル表示にも対応しているので、スマートフォンからも利用しやすいのがポイントです。

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海洋研究開発機構(JAMSTEC)が行った最新のシミュレーションでは、地球温暖化の影響によって、将来的に台風被害が拡大する可能性があることが示されました。

JAMSTECによれば、地球温暖化が進んだ場合、地球全体で発生する台風の数は22.7%減少するものの、強い台風の発生数は現在と比べて約6.6%増加すると報告されています。

さらに、台風に伴う降水量は11.8%増加、強風域の半径は約10.9%拡大する可能性があるとのことです。

また、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(AR6)においても、地球温暖化による台風の将来変化が予測されています。

AR6によると、地球温暖化により気温が2℃上昇した場合、台風は次のように変化すると報告されています。

  • 地球全体で台風の発生頻度は14%減少
  • 強い台風の発生割合は13%増加
  • 台風の平均強度が5%増加
  • 台風による平均降水量が約12%増加

いずれの報告でも、地球温暖化に伴って、強い台風の発生割合が増えること、台風による雨・風の脅威が拡大する可能性があることが示されました。

【関連記事】地球温暖化の現状は?今後の予測や対策、私たちにできることまで紹介

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地球温暖化が台風被害を拡大させる一因であることが明らかになった今、台風による被害を最小限に抑えるためにも、一人ひとりが温暖化対策に積極的に取り組むことが重要です。

地球温暖化を防ぐためには、温暖化の原因である二酸化炭素(CO₂)の排出量を減らす必要があります。

普段の生活の中でできるCO₂排出量の削減方法としては、節電を心がける、省エネ機能搭載の家電を選ぶなどがあげられますが、普段使っている電気を見直すことも有効な選択肢のひとつです。

毎日使用する電気を環境に配慮したものに変えるだけで、普段と同じように電気を使っていても、地球環境に優しい生活を実現できます

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エバーグリーンの電気を使うことで、ご家庭の電力使用によるCO₂排出量がゼロになります。

エバーグリーンへの切り替えによって削減できる年間CO₂排出量は、一般的な家庭で1,562kg-CO₂です。これは杉の木約112本が1年間に吸収する量に相当します。

※ 300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※ 杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

台風被害から大切な家族を守るために、ぜひエバーグリーンの電気プランへの切り替えを検討してみてください。

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台風では大雨や暴風などにより、水害・風害・土砂災害などのさまざまな被害が引き起こされる可能性があります。

台風被害を可能な限り防ぐためにも、日頃から備えをしっかり行い、台風接近中は危険な行動を取らないなど、一人ひとりが主体的に安全対策を行うことが大切です。

台風の被害が大きくなる原因のひとつとされているのが、地球温暖化です。

日常生活の中で温暖化防止につながる行動を心がけることも、将来的に台風による被害を軽減する一助となります。

地球環境に優しい電気を選ぶなど、普段の生活を見直して、環境に配慮した行動を積極的に取り入れていきましょう。

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(出典)

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