クールビズとは?制度の中身や服装を簡単に解説

ライフスタイル
2023年9月1日

夏の環境対策として、クールビズという制度があります。ビジネスシーンにおいてある程度ラフな格好を許容して、涼しく快適に過ごすという政策です。法律で規定されているものではなくあくまでも推奨の制度であり、導入の有無も企業の裁量によってきめられています。クールビズの制度について解説するとともに、シーンに応じたコーディネートについても簡単に紹介します。

目次

環境に優しい、エバーグリーンの「CO₂フリープラン」

『エバーグリーン』は、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。

エバーグリーンの「CO₂フリープラン」に加入すると、電気を使用したときのCO₂排出量が実質ゼロになります。

CO₂フリープランの詳細はこちらからご覧いただけます。

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まずは、クールビズについて簡単に解説します。

どんな制度?

クールビズは、2005年に政府(環境省)が提唱した施策です。

進行する地球温暖化への対策のひとつとして、夏に涼しい服装の着用を推進する活動を指します。

一般的にオフィスワーカーの仕事服は長袖のスーツジャケットなど、肌の露出が少ないものが求められますが、クールビズではカジュアルな格好を仕事服として認めています。

これにより、エアコンによって室温を極端に下げすぎることなく、快適に仕事に取り組みやすい環境が作れます。

クールビズに法的拘束力はなく、適用するかどうかは各企業の裁量に委ねられています。

なお、地方自治体や各省庁では、クールビズが国家の推進施策であることから、基本的には採用されています。

クールビズはいつからいつまで?

過去には、クールビズの推奨期間を全国一律で定めていましたが、現在では期間は統一していません。

環境省は東京都を基準として期間を定め、呼びかけを行っています。

一方、冷涼な時期が長い北海道や、温暖な時期が長い沖縄県では、それと同一基準にせず独自の期間を設けています。

また、私企業はこの推奨期間に則る義務はないため、企業によってクールビズの実施期間はまちまちです。

環境省 5月1日~9月末(東京を基準として)
北海道 5月1日~9月末(6月~9月を「ナチュラル・ビズ・スタイル」として取組強化期間に指定している)
東京都 5月1日~10月31日
沖縄県 4月1日~11月30日(かりゆしウェア着用推奨期間)
私企業 企業ごとに決定

クールビズのメリットは?

クールビズには、大きく3つのメリットがあります。

  • 環境対策
  • 消費電力削減
  • 熱中症予防

服装を涼しいものに変えることで、エアコンの使用量を削減可能です。

室温を下げるためにエアコンを強力に稼働させることは、大量の電力を消費しながら排熱を屋外に出すことになります。エアコンの稼働量が減ることで、電力消費量を抑えられます。

また、発電には多くのエネルギーが使われていることから、電力使用量を削減することで、エネルギーの浪費を抑制できます。

一方で、従来の服装のままエアコンの稼働量を減らすと、服の内側に熱がこもり熱中症につながってしまうリスクも考えられます。

クールビズによって服装を涼しく軽いものにすることで、体温が上がりすぎることを防げます。

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クールビズでは、以下のような服装が環境省基準として推奨されています。

項目 クールビズ スーパークールビズ
ノーネクタイ
ノージャケット
半袖シャツ
かりゆしシャツ
ポロシャツ ×
アロハシャツ ×
Tシャツ ×
ランニングシャツ × ×
チノパン
ジーパン ×
ハーフパンツ × ×
スニーカー ×
サンダル ×

○:可
△:TPOに応じた節度ある着用に限り可
×:原則不可
Tシャツ:無地のもの、あるいは執務室のみの着用に限定
ジーパン:ダメージジーンズなどは不可
サンダル:執務室のみの使用に限定、ビーチサンダルは不可

スーパークールビズは、通常のクールビズよりもさらにカジュアルな服装を可として、電力の消費を抑える取り組みです。

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クールビズの実施期間における服装は、各自の裁量に委ねられています。

勤務先の企業への出勤時はそこまで考える必要はないかもしれませんが、具体的な指示がないフォーマルな場では、服装に悩むケースも少なくありません。

冠婚葬祭

基本的に断りがなければ、フォーマルな服装が望ましいです。

男性であれば礼服を着用し、慶事であれば白ネクタイ、弔事であれば黒ネクタイを締めます。

女性は、慶事であれば白以外のドレス、弔事であれば黒のドレスやスーツを着用するのが一般的です。

就活

就活においても、応募先企業から特に具体的な指示がない場合は、フォーマルな服装(リクルートスーツなど)で臨みましょう。

「クールビズでお越しください」などの指定がある場合は、クールビズ仕様の服装に切り替えます。

男性であれば、ノーネクタイ・ノージャケットで、長袖の白ワイシャツなどが理想です。

女性の場合、ノージャケットで白ワイシャツ、丈の短すぎないスカートやパンツなどであればいいでしょう。白ワイシャツの袖長については、半袖程度までであれば認められることが多いです。

また、ノージャケットとなると、インナーシャツが透けて見えやすくなってしまうため、色味や柄などには配慮が必要です。

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クールビズでは、服装をカジュアルにすることで、より涼しく勤務にあたることを目指しています。

クールビズに伴って、エアコンの設定温度を下げることは、環境負荷軽減につながります。

それ以外にも、夏の時期を快適に過ごすために実施したい環境対策があります。

例えば、

  • 冷感グッズを活用して体温を上げすぎないように工夫する
  • 直射日光が入らないようにブラインドを下げる
  • 断熱シートを利用して窓からの熱を防ぐ

などが考えられます。

さまざまなアクションを通して、エアコンに頼りすぎずに涼しく過ごす方法を考えていきましょう。

クールビズは、服装を軽量・簡素化してエアコン使用量を減らすことを目的とした、政府推奨の施策です。

適切な服装選びで、暑い夏を快適に乗り越えましょう。

より地球環境にやさしい生活を目指すのであれば、利用している電力についても見直してみてはどうでしょうか。

エバーグリーンのCO₂フリープランは、家庭の電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるのが特徴です。

CO₂フリープランに切り替えることで削減できるCO₂排出量は、一般家庭で年間1,785kg-CO₂。

これは、杉の木約130本が1年間に吸収するCO₂量に相当します。

※300kWh/月×12か月×0.496kg-CO₂/kWh(平成29年度全国平均係数)より算出
※杉の木1本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)

地球環境のことを考える方におすすめの電力プランです。

クールビズと合わせて、検討してみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

(出典)

エバーグリーンは
環境に配慮した電気を
供給することで
皆さまの暮らしを支えます

  • Point
    1

    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

  • Point
    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

  • Point
    3

    充実のサポート体制

    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

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