900Wの電気代はいくら?対象家電や節約方法を解説

ライフスタイル
2023年12月28日

みなさんはご家庭の各家電に設定されている消費電力量をご存じでしょうか?例えば、900Wの電化製品は幅広く、身の回りの家電が該当しているかもしれません。今回は、900Wの電気代はいくらになるのか、また該当する家電や電気代を節約するコツについてご紹介します。

目次

はじめに、900Wの家電製品にかかる電気代を確認していきましょう。ここでは900Wの家電製品を10分間使用した場合の電気代を計算します。電気料金の算出には、電力量(kWh)を用いて求めることが一般的です。

電力量(kWh)は、以下の計算式で求められます。

消費電力(W)×時間(h)÷1,000=電力量(kWh)

今回は900Wの家電製品を10分間使用したので、電力量は 900(W)×10/60(時間)÷1,000=0.15(kWh) となります。

また、電気料金は、以下の計算式で求められます。

電力量(kWh)×1kWh単価(円)=電気料金

1kWhあたりの単価を目安単価の31円/kWhとした場合、900Wの家電製品を10分間使用した際の電気代は、 0.15(kWh)×31(円)=4.65(円) となります。

4.65円という電気代を見て、「思ったより安いな」と感じた方もいるのではないでしょうか。ちなみに毎日10分使い続けると、電気代は1か月でおよそ140円ほどになります。

ただし、家電製品によっては1日中つけっぱなしなものもあるので、電気代に注意が必要です。

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900Wの家電製品には次のようなものがあります。

  • 電気ポット
  • ワッフルメーカー
  • エアコン
  • カーボンヒーター
  • セラミックファンヒーター
  • ハロゲンヒーター

電気ポットや暖房器具など、ご家庭になじみ深い家電製品が多いです。

暖房器具の場合は、設定温度や製品によって消費電力が変動します。900Wはあくまでも目安となるためご注意ください。ハイパワーでの使用や長時間の使用は電気代が高くなる恐れがあります。

900Wの家電製品は、短時間の使用であれば高額な電気代にならないことがわかりました。一方、長時間の使用やハイパワーでの使用は電気料金が高くなる恐れがあります。

ここからは、3つの家電製品を例に挙げ、電気代を節約するコツをご紹介していきます。

電気ポットの場合

家族でお湯をたくさん使用する場合、電気ポットはとても便利なアイテムです。特に冬の寒い時期には、温かい飲み物などでお湯を使用する頻度が増えます。

1L程度の水を沸騰させる場合、電気ポットはガスコンロやIHよりも効率良くお湯をつくることができます。ただし、熱効率が高いので消費電力は大きいと言えるでしょう。

お湯を少量用意したい場合は、電気ポットよりも電子レンジの方がおトクになります。消費電力は電子レンジの方が高い傾向がありますが、お湯を温めるのに必要な時間は電子レンジの方が短いからです。

これらの理由より、電気ポットの節約術としては「必要なお湯の量に合わせて使用する家電製品を使い分ける」ことがおすすめです。お湯を多く沸かせられる長所を活かして、電気ポットをおトクに使用しましょう。

カーボンヒーターの場合

カーボンヒーターは、発熱体に炭素繊維を使用している暖房器具です。軽くて小さいので持ち運びやすく、価格もお手頃なものが多い商品となります。一方、エアコンよりも電気代が高い傾向があり、暖まる範囲も狭いという特徴があります。

そのため、節約術としては「ワンポイントで、すぐに暖まりたいときに使用する」ことがおすすめです。例えば、すぐに出かけるときや寝る前の少しの時間などにカーボンヒーターを使用すると良いでしょう。

1日中家にいるときは、エアコンの使用が適しています。生活スタイルやシーンに合わせて暖房器具を使い分けることで、電気代の節約につながるでしょう。

セラミックファンヒーターの場合

セラミックファンヒーターは、セラミックが使用された電熱線から発生する遠赤外線の熱を利用し、その場を暖める暖房器具です。非燃焼系の暖房器具なので安全性が高く、軽量なため持ち運びにも便利です。

セラミックファンヒーターは、短時間で周囲を暖めることができます。一方、広い範囲の利用には不向きなので、脱衣所や書斎といった狭い部屋で利用すると良いでしょう。また、ある程度暖まった段階で設定温度を下げることも節約につながります。

さらに、ほかの暖房器具との併用もおすすめです。例えば、すぐに暖まる特性を活かして、帰宅直後はセラミックファンヒーターと他の暖房器具を併用し、部屋が暖まったらセラミックファンヒーターの電源を切る、といった方法も考えられます。

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家電製品を長い時間使用するご家庭の場合は、電力会社を切り替えることで節約につながるかもしれません。さまざまな電力会社が幅広い電気プランを提供しているので、電気代を効率良く節約できる可能性があります。

例えば、現状の基本料金や従量料金をチェックしてみてください。ほかの電力会社におトクなプランが見つかれば、ぜひ切り替えを行いましょう。時間帯によって電気代が変動するプランなどもあるので、ライフスタイルに合った電力会社を見つけることが大切です。

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今回は、900Wの家電製品を中心に、発生する電気代や節約方法についてご紹介しました。900Wの家電製品を短時間で使用する場合は高額な電気代になりませんが、長時間の使用やハイパワーでの使用は電気代の高騰につながります。

それぞれの家電製品の特徴を理解して、目的に合わせて使用することが大切です。適切な使い方は、節約にも効果的になります。寒い季節は電気代が高くなりがちですが、賢く家電製品を利用して冬を乗り越えましょう。

また、電力会社の見直しを行うことで電気料金を節約できる可能性もあります。『エバーグリーン』では、生活スタイルや環境に配慮したユニークな電気プランを展開しています。詳しくは、ぜひ公式サイトをご確認ください。

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