1日にかかる電気代はいくら?世帯人数・季節・地域別の平均額と節電方法をご紹介

ライフスタイル
2024年1月13日

普段から節約や貯蓄を意識していると「1日あたりどれくらいの電気代がかかっているんだろう?」と気になることもあるはず。この記事では、1日の電気代の平均額を世帯人数別・季節別・地域別に解説します。毎月の電気代削減に役立つ節電対策もあわせてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

目次

まずは、世帯人数別の1日あたりの電気代の平均額を見てみましょう。

総務省の家計調査をもとに算出した1日の電気代の目安は次の通りです。

【1日あたりの電気代の平均額(世帯人数別)】

世帯人数 1日あたりの電気代
1人 約227円(6,808円/月)
2人 約377円(11,307円/月)
3人 約439円(13,157円/月)
4人 約465円(13,948円/月)
5人 約516円(15,474円/月)
6人以上 約596円(17,869円/月)

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 年次 2022年 1表)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 年次 2022年 3-1表)

※1ヶ月は30日として算出

1日あたりの電気代は世帯人数が増えるほど高くなり、4人以上の世帯になると一人暮らしの2倍以上の費用がかかることが分かります。

一人暮らしの場合、1日の電気代は約227円で、例えるならコンビニコーヒー1~2杯分程度の金額です。

一方、5人家族ともなると電気代は1日500円を超え、ちょっとしたプレゼントが買えたり、ワンコインランチが食べられたりする程度の金額に

ランチの値段なら安いかもしれませんが、1日にかかる電気代だとすると「高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

世帯人数が増えるにつれて電気代が高くなる理由としては、次のようなものが挙げられます。

  • アパートより部屋数の多い戸建てに住んでいるケースが多く、その分使用する家電が多い
  • 複数の家電を同時に使用することも多いため、高いアンペア数で契約している
  • 家族のライフスタイルが多様化することで、1日の電気の使用量・使用時間が増える

1日あたりの電気代は季節によっても異なります。

総務省の家計調査をもとに算出した、季節別の1日の電気代をご紹介します。

【1日あたりの電気代の平均額(季節別)】

世帯人数 春(2023年4~6月) 夏(2023年7~9月) 秋(2022年10~12月) 冬(2023年1~3月)
1人 約183円(5,486円/月) 約195円(5,842円/月) 約219円(6,557円/月) 約311円(9,340円/月)
2人 約336円(10,091円/月) 約298円(8,930円/月) 約364円(10,910円/月) 約519円(15,577円/月)
3人 約402円(12,058円/月) 約343円(10,285円/月) 約422円(12,648円/月) 約612円(18,356円/月)
4人 約419円(12,561円/月) 約356円(10,689円/月) 約462円(13,871円/月) 約665円(19,941円/月)
5人 約438円(13,130円/月) 約371円(11,124円/月) 約495円(14,860円/月) 約725円(21,763円/月)
6人以上 約512円(15,351円/月) 約582円(17,474円/月) 約588円(17,654円/月) 約909円(27,267円/月)

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2023年4~6月期 4表)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2023年7~9月期 4表)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2022年10~12月期 4表)
(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 四半期 2023年1~3月期 4表)

※1ヶ月は30日として算出

季節別に見ると、世帯人数にかかわらず、秋から冬にかけての電気代が高い傾向があります

冬と同じくエアコンの稼働時間が長くなる夏は、一見すると電気代がかかりそうなイメージがありますが、実はそこまで電気代がかかっていないことが分かります。

秋・冬の電気代が高い理由としては、

  • お湯の使用量が増えること
  • 暖房機器の使用が増加すること
  • 日照時間が短くなるため、照明をつけている時間が長くなること
  • 外気温とエアコンの設定温度の差が夏よりも大きいこと

などが挙げられます。

続いて、総務省の家計調査をもとに算出した地域別の1日の電気代を見てみましょう。

【1日あたりの電気代の平均額(地域別)】

地域 1日あたりの電気代
北海道 約354円(10,617円/月)
東北 約381円(11,431円/月)
関東 約340円(10,212円/月)
北陸 約409円(12,278円/月)
東海 約361円(10,830円/月)
近畿 約336円(10,066円/月)
中国 約404円(12,109円/月)
四国 約376円(11,293円/月)
九州 約334円(10,025円/月)
沖縄 約336円(10,090円/月)

(出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 年次 2022年 2表)

※1ヶ月は30日として算出

もっとも電気代が高い地域は北陸地方(約409円)で、次いで中国地方(約404円)、東北地方(約381円)が続いています

東北・北陸地方の電気代が高い理由としては、冬の寒さが厳しく暖房費用がかさみやすいことなどが挙げられます。

また、中国地方も他の地域と比較して世帯当たりの電気消費量が多く、1日あたりの電気代が高くなりやすい地域です。

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1日あたりの電気代をできるだけ抑えるように心がけることで、月々の電気代節約に繋がります。

電気代の節約方法には次のようなものがあるので、取り組みやすい対策から実践してみましょう。

  • 電気代がかかる家電から優先して節電対策を行う
  • 待機電力を削減する
  • 契約しているプランを変更する
  • ライフスタイルを見直す
  • 省エネ性能に優れた機種に買い替える

電気代がかかる家電から優先して節電対策を行う

電気代の節約方法のなかでも比較的実践しやすいのが、家電ごとの節電対策です。

日常生活ではさまざまな家電を使っていますが、電気代が高いものから優先的に節電対策を行うと、効率良く電気代を削減できます

電気代がかかる家電TOP3は次の通りです。

【電気代が高い家電TOP3】

1位:エアコン
2位:洗濯乾燥機
3位:食器洗い乾燥機

それぞれの家電の節電方法を見てみましょう。

エアコンの節電方法

エアコンは年間で約22,000円~66,000円ほど電気代がかかる家電です。家電のなかでも特に電気代がかさみやすいので、積極的に節電対策に取り組みましょう。

エアコンの節電方法には次のようなものがあります。

  • 適切な設定温度で使用する
  • 冷暖房は必要なときだけつける
  • フィルターを定期的に掃除する
  • 扇風機やサーキュレーターを併用する

環境省では、夏場の冷房時の室温は28℃、冬場の暖房時の室温は20℃を目安にすることを推奨しています。

例えば、冷房の設定温度を27℃から28℃にした場合、年間で約820円の節約が可能です。

同様に、暖房時の設定温度を21℃から20℃にすると、年間で約1,430円の節約になります

また、フィルター掃除はつい後回しにしてしまいがちですが、フィルターが汚れたままだと、年間約860円ほど電気代が無駄にかかってしまいます。

2週間に1度はフィルターのお手入れをして、きれいな状態を保つようにしましょう。

洗濯乾燥機の節電方法

洗濯乾燥機にかかる電気代は機種や使い方によっても異なりますが、例えば、洗濯・脱水容量11kg/乾燥容量6kgの洗濯乾燥機で1日1回洗濯すると、年間で約6,800円~25,000円の電気代がかかります

洗濯乾燥機の電気代を抑えるには、次のポイントを意識しましょう。

  • 乾燥機能の使用を控える
  • できるだけまとめて洗濯して使用回数を減らす

洗濯乾燥機は、乾燥機能の使用中にもっとも電気代がかかります

洗濯ものを干す手間はかかりますが、できるだけ乾燥機能の使用頻度を減らすようにすると、電気代を大きく削減できます。

食器洗い乾燥機の節電方法

ビルトインや卓上などのタイプにもよりますが、食器洗い乾燥機の年間の電気代は約9,500円~17,000円ほどです(1日2回毎日使用した場合)。

食器洗い乾燥機も、

  • 乾燥機能の使用を控える
  • 食器はできるだけまとめて洗う

など、洗濯乾燥機と同様に使用方法を工夫することで電気代を抑えましょう。

食器洗い乾燥機の場合も、電気代がもっともかかるのはヒーターで食器を乾燥させる工程です。

乾燥機能の使用をできるだけ控えるようにすると、電気代を削減しやすくなります。

待機電力を削減する

節電のためには、気付かないうちに消費されている待機電力をカットすることも重要です。

環境省によると、家庭で1年間で消費される待機電力は、全体の消費電力量の約6%を占めます。

仮に家電の待機電力をすべてカットした場合、年間で約6,500円の電気代を節約可能です

使っていない家電はこまめにコンセントを抜いたり、オートOFF機能を活用したりして、待機電力を減らす工夫をしましょう

スイッチ付きの電源タップがあると、コンセントを抜き差しする手間が省けるのでおすすめです。

待機電力については、こちらの「待機電力の電気代はどれくらい?待機電力が多い家電製品や節約方法も紹介」で詳しく解説しています。

契約しているプランを変更する

家族の生活スタイルに合わせて契約プランを変更することも、電気代の節約に繋がります。

異動・転職など親の仕事の都合や、子どもの入学・進級・就職などで、家族の生活スタイルががらっと変わることも珍しくありません。

家族の在宅時間が夜間中心の場合は、夜の電気代が安くなるプランに変更するなど、今契約しているプランが家族の生活スタイルに合っているかを一度見直してみましょう

ライフスタイルを見直す

電気代を節約するには、ライフスタイルを見直してみるのもひとつの方法です。

例えば、夜型の生活をしている方が、朝型の生活に切り替えれば、夜間に使っていた分の電気代を削減できます

夏・冬は家族の生活空間をひとつにまとめることで、冷暖房機器や照明にかかる電気代を抑えられます

電気を無駄にしない暮らし方にシフトして、日々の電気代を賢く節約しましょう。

省エネ性能に優れた機種に買い替える

10年以上前の古い機種を使っている家電があれば、新しい機種に買い替えるのもおすすめです。

ひと昔前と比べると、家電の省エネ性能は格段にアップしました。

例えば、冷蔵庫は10年前と比較して約40~47%、エアコンは約17%も省エネ性能が向上しています

特に、電気代が高いエアコンや洗濯乾燥機、常に電源を入れておかなければならない冷蔵庫などの家電については、省エネ性能の低い古い機種を使い続けていると、それだけで電気代がかさみやすくなるので注意が必要です。

最新の省エネ機種へ買い替えるための費用はかかりますが、日々のランニングコストを節約できる分、長期的に見れば電気代の大幅な節約に繋がります

「毎月の電気代は気になるけど、できるだけ手間をかけずに節約したい」という場合は、電力会社の切り替えを検討してみましょう。

今の電力会社よりも基本料金などが安い電力会社に切り替えることで、生活の中で節電を意識しなくても電気代を削減できる可能性があります

もちろん、家電の節電対策などと合わせれば、相乗効果でさらに電気代が安くなるのもポイント。

毎月の電気代の負担が減ることで、家計に余裕が生まれ、家族のレジャーや子どもの習い事、ちょっとした贅沢などに使えるお金を増やせます

いったん電気代を削減できれば、節約効果はその後もずっと続くため、月々の電気代を継続的に削減できるのも大きなメリットです。

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電力会社を見直す際は、ぜひ『エバーグリーン』を候補のひとつとして検討してみてください。

エバーグリーンは、東証プライム市場上場の「イーレックスグループ」の一員で、20年以上の電力供給実績を誇る老舗の新電力です。

日本全国(沖縄・一部離島を除く)に対応しているため、引っ越しがあっても継続して電気をご利用いただけます。

エバーグリーンの特徴やメリットを詳しくチェックしていきましょう。

お客さまのライフスタイルやニーズに合わせたプランをご用意

エバーグリーンでは、シンプルな通常プランの他に、家族のライフスタイルやニーズに合わせて選べるユニークなプランも提供しています。

【エバーグリーンの電気料金プラン】

電気料金プラン プラン内容
CO₂フリープラン 電力使用によるCO₂排出量が実質ゼロになるプラン。環境に優しい電気を選んで手軽に温暖化対策を。
プレミアムポイントプラン(Tポイント) 月々の電気料金に応じてTポイントがたまるプラン(最大3%)。毎月効率良くTポイントをためられるのでポイ活にも◎。
保険でんき 個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン。電気料金の費用のみで、自治体による自転車保険の義務化にも対応可能。
あるく・おトク・でんき 歩数に応じて電気代が割引されるプラン。健康にも節約にも繋がるのがメリット。普段からよく歩く方や健康志向の高い方におすすめ。

各プランの詳細については、エバーグリーンのホームページで詳しくご紹介しています。興味のあるプランがあればぜひチェックしてみてください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

電気代をLINEでお知らせ!ペーパーレスで手軽に料金をチェックできる

エバーグリーンでは、毎月の電気代のお知らせをLINEで通知する「LINEで電気料金お知らせ」サービスをご利用いただけます。

スマホがあればいつでもどこでも電気代を確認できるので、月々の電気料金が手軽に把握できるようになるのがメリットです。

サービスにお申し込みいただくと、月額50円(年額600円)の割引が適用されるため、電気代をできるだけ節約したい場合にもぜひご活用ください。

おトクで便利なクレジットカード払いにも対応

電気料金のお支払い方法は、口座振替の他に、クレジットカード払いを選択いただくことも可能です

「支出を管理しやすくするためにクレジットカードで払いたい」
「クレジットカードのポイントをおトクに貯めたい」
「カードの利用限度額が気になるから、口座振替にしたい」

など、お客さまのご都合・ニーズに合わせてお支払い方法をお選びください。

※エバーグリーンのホームページからお申し込みの場合、選択できるのはクレジットカード決済のみとなります

無料の駆け付けサービスがあるから急な電気トラブルも安心

電気は生活に欠かせないものだからこそ、万が一のトラブルにも備えておきたいもの。

エバーグリーンでは、低圧電気サービス(従量電灯、低圧電力プラン)をご契約いただいた場合、「でんきレスキュー」サービスを無料でご利用いただけます。

「スイッチを入れても電気がつかない」「最近自宅のブレーカーがよく落ちる」などの急な電気トラブルが発生した場合、お電話1本でご自宅にお伺いして、点検・不具合の原因調査および応急処置を実施します

電話受付は24時間365日対応していますので、休日や夜間・早朝に電気トラブルが発生した場合でも安心してご相談ください。

Webから5分で簡単に申し込める

エバーグリーンへの切り替え申し込みは、Webから5分ほどで簡単に完了します

お申し込みの際には、現在の電気のご契約内容が分かるもの(検針票)をお手元にご用意いただくとスムーズです。

なお、現在ご契約中の電力会社からの切り替え手続きはエバーグリーンが行うため、お客さまから電力会社へご連絡いただく必要はありません。

エバーグリーンに手軽に切り替えて、毎月の電気代負担を減らしましょう。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

電気代を節約するには、日々の節電の心がけが大切です。

電気の無駄をできるだけ減らすことを意識して1日1日を過ごすと、その努力が積み重なって大きな節約に繋がります。

エアコンなど電気代がかさみやすい家電から節電対策に取り組んでみたり、家族のライフスタイルを見直してみたりするなど、できることから実践していきましょう。

毎月の電気代を手間なく節約するには、電力会社の切り替えもおすすめです。

エバーグリーンでは、お客さまのご都合やニーズに合わせて選べるさまざまなプランや、手軽さ・安心に繋がる便利なサービスをご提供しています。

ぜひ、電力会社の切り替え先の選択肢としてご検討ください。

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(出典)

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    CO₂排出量が実質ゼロの電気

    実は、家庭から排出されるCO₂の約半数は電気の使用によるもの。エバーグリーンの電気をご利用いただくと、これを実質ゼロに抑えることができます!

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    2

    安心・安全の供給体制

    エバーグリーンは、再生可能エネルギーのリーディングカンパニーであるイーレックスと、東京電力エナジーパトナーの共同出資により創設した企業です!

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    電気のトラブル時に迅速に駆け付ける「でんきレスキュー」 サービスなど、万が一の際もご安心いただけるサポート体制を整えています。

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