【目次】
IHクッキングヒーターの電気代はどのくらい?
IHクッキングヒーターの電気代は、以下の計算式で算出可能です。
【kW表示の場合】
消費電力(kW)×使用時間(h)×1kWhの電気量料金=電気代
【W表記の場合】
消費電力(W)÷1,000×1日の使用時間(h)×1kWhの電気量料金=電気代
たとえば、『Panasonic』のIHクッキングヒーター「3口IH トリプルワイド」で、1時間調理した場合、1日の電気料金の目安は以下のようになります。
なお、1kWhあたりの電気量料金は、目安単価の31円/kWh(税込)を使用して計算しています。
消費電力の目安 | 1時間あたりの電気代の目安 |
---|---|
120~370W(弱火) | 3.72~11.47円 |
500W~1kW(中火) | 15.50~31円 |
1.45kW~3kW(強火) | 44.95~93円 |
(出典:WEBカタログ | Panasonic)
これを、月々の電気代に計算すると、最大で以下のようになります。
弱火調理をした場合:
11.47(円)×31(日)=約356円(月)
中火調理をした場合:
31(円)×31(日)=961円(月)
強火調理をした場合:
93(円)×31(日)=2,883円(月)
こうしてみると、弱火と強火で大きな電気代の差があることが分かります。
ただし、上記の金額は、調理するものや火力によって異なるので、あくまで参考程度にしましょう。
W数やkW数は、使用するIHクッキングヒーターによって違います。
ご自宅にあるIHクッキングヒーターや、購入を検討している製品のスペック表を確認し、上記の計算式にあてはめて、計算してみてください。
IHクッキングヒーターとガスコンロ、どちらが安い?
ガスコンロにかかるガス代は、契約中のガスがプロパンガスなのか、都市ガスなのかで変わるため、一概には言えません。
また、契約中のガス会社のプランによっても料金が異なるため、具体的なガス料金は家庭によって違います。
参考までに、ガス料金の計算方法をご紹介します。下記の計算式を使って、ガスコンロのガス代をしてみてください。
【プロパンガスの場合】
ガス料金=基本料金+従量料金(使用量m3)×重量単価
プロパンガスの場合、多くの販売店が採用しているのがこの二部料金制です。
ほかにも、三部料金制や最低責任使用料金制などの種類があります。
【都市ガスの場合】
ガス料金=基本料金+従量料金単価+原料費調整単価×ガス使用料金
ガスの「基本料金」とは、毎月かかる固定料金のことです。
ガスの使用量の応じた従量価格と一緒に請求されます。基本料金は地域・ガス会社によって異なりますが、一般社団法人「プロパンガス料金消費者協会」によると、全国の平均相場は1,764円です。
基本料金には、プロパンガス容器やガスメーターなどの供給設備や、保全などに関わる費用が含まれます。これは、ガスを一切使用しなくても請求される料金です。
ガスコンロとIHクッキングヒーターのどちらを使うか迷っている方は、商品カタログなどで商品の詳しいスペックを確認し、上記の計算式を使ってどちらがおトクなのかを比べてみると良いでしょう。
IHクッキングヒーターにかかる電気代を節約する方法
IHクッキングヒーターの電気代が気になる方は、電気代の節約に取り組んでみてはいかがでしょうか。
この項目では、今すぐできるIHクッキングヒーターの電気代節約術をご紹介します。
キッチンツールを効率よく使う
まずは、家庭にあるキッチンツールを使って、調理時間を減らしましょう。
調理時間を減らすことでIHクッキングヒーターの使用時間が減り、電気代の節約に繋がります。
たとえば、調理の際に蓋や落とし蓋を活用することで、熱を逃がしにくくなります。そうすると、調理時間の短縮に繋がり、無駄な電気を使わずに済みます。
圧力鍋を活用するのもおすすめです。時間のかかる煮込み料理なども速やかに調理でき、調理時間の短縮に繋がります。
ただし、鍋やフライパンのなかには、材質や底の形状によって、IHクッキングヒーターで使えないものもあるので要注意です。
節電モードを使って余計なエネルギーを使わない
IHクッキングヒーターには、「節電モード」が搭載されている場合があります。
節電モードの機能はメーカーによって異なりますが、『Panasonic』のビルトインIHの場合、「総消費電力量」を節電ボタンにより切り替えができます。切り替えは、5800W/4800W/4000Wの3段階で可能です。
電力を使いすぎないように自動で調節され、総消費電力を抑えて節電効果が期待できます。
なるべく電気代を抑えたいという方は、節電モードが搭載されているIHクッキングヒーターを選ぶと良いでしょう。
電力会社を切り替える
手っ取り早く節電効果を実感したい方には、電力会社の切り替えもおすすめです。
2016年4月から施行された「電力の小売全自由化」により、私たち一般家庭でも、電力会社を自由に選べるようになりました。
電力会社のなかから、自分に合ったプランを見つけて契約することで、電気代が今よりも安くなるかもしれません。
電気代の負担が気になる方は、ぜひ電力会社の切り替えも検討してみてはいかがでしょうか。
電力会社の切り替えなら『エバーグリーン』
2016年の電力の小売全面自由化により、多くの企業が電気事業をスタートしました。
「いろいろあって、どの会社を選べばいいのか分からない……」という方は、新電力の『エバーグリーン』への切り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
エバーグリーンとは、東証プライム市場上場のイーレックスグループの一員で、電力事業20年以上の実績がある老舗の新電力です。
ここからの項目では、エバーグリーンの電気に切り替えるメリットを解説します。
CO₂フリーのエコな電気をお届け
イーレックスグループでは、全国5ヶ所でバイオマス発電所を運営するなど、環境に配慮した再生可能エネルギーの普及に積極的に取り組んでいます。
グループの一員であるエバーグリーンでも、実質再エネ100%の「CO₂フリー電気」をすべてのお客さまにお届けしています。
エバーグリーンに切り替えることで、電力使用によるCO₂排出量がゼロになるため、エコな電気に興味がある方は、ぜひこの機会にエバーグリーンへの切り替えを検討してみてください。
ユニークなプランが選べる
エバーグリーンの特徴の一つが、ユニークなプランです。
エバーグリーンでは、シンプルな通常プランの他にも、お客さまのライフスタイルやニーズに合わせて選べるユニークなプランをご用意しています。
【エバーグリーンの電気料金プラン】
・あるく・おトク・でんき
歩数に応じて電気代が割引されるプラン。健康の維持にも電気代の節約にも役立ちます。普段からよく歩く方はもちろん、歩く習慣をつけたい方にもおすすめ。
・保険でんき
個人賠償責任保険と電気がセットになったプラン。電気料金の支払いのみで、自治体による自転車保険の義務化にも対応できるおトクなプランです。
気になるプランの詳細については、ぜひエバーグリーンのホームページでチェックしてみてください。
お申込みもWEBから簡単におこなえる
これから電力会社を切り替えるとなると、手間がかかりそう……と感じる方も少なくないでしょう。
ところが、エバーグリーンでは、WEBから5分程度で電力会社の切り替えがおこなえます。面倒な手続きなどは特にありません。
さらに、エバーグリーンの電気は、日本全国に供給しています。(沖縄・一部離島を除く)
申し込みたい方が地方在住の場合でも、エバーグリーンなら一部地域を除き問題なく電気を届けることができます。
少しでも興味がある方は、ぜひエバーグリーンの公式サイトをご覧ください。
電気代が高すぎると感じたら電力会社の切り替えも検討しよう
IHクッキングヒーターは、頻繁に使うものだからこそ、電気代が気になるものです。この記事でご紹介した節約方法を実践しつつ、それでも「高い」と感じるようなら、電力会社の切り替えもひとつの手段でしょう。
なかでも、エバーグリーンにはユニークなプランがあります。少しでも気になった方は、エバーグリーンの電気への切り替えをぜひご検討ください。
(出典)