1000Wの家電にかかる電気代はどのくらい?計算方法や節約のコツをご紹介

ライフスタイル
2024年5月8日

普段、当たり前のように使っているエアコンやドライヤーなどの電化製品は、1000Wほどの電力を消費しています。この1000Wにどれほどの電気代がかかっているのか気になったことはありませんか?この記事では、1000Wの家電にどのくらいの電気代がかかっているのかをご紹介します。

目次

家庭で使う電化製品には、1000Wの電力を消費するものがたくさんあります。

たとえば、エアコン、ドライヤー、オーブントースター、セラミックヒーター、電気カーペットなど、種類はさまざまです

どれも普段からたくさん使う電化製品ですが、それぞれにどのくらいの電気代がかかっているのかを気にしたことはありますか?

1000Wの電化製品にどのくらいの電気代がかかっているのか、この機会に計算してみましょう。

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1000Wの電化製品の電気代は、以下の計算式に当てはめて求めることができます。

1000(W)÷ 1000 × 使用時間 × 料金単価(円/kWh)= 電気代

※1000で割るのは、WをkWに変換するためです。

料金単価は、契約している電力会社によって異なるので注意しましょう。

この記事では、目安単価の31円/kWhを使って計算します。

正確な電気代が知りたい方は、ご自宅で契約している電力会社の料金表などをご確認ください。

エアコンを1時間使う場合

まずはエアコンの電気代を計算してみましょう。

ここでは、1000Wのエアコンを1日1時間使用すると仮定します。

【1日使った場合】
1000(W)÷ 1000 × 1(h)× 31(円)= 約31円

【1ヶ月使った場合】
31(円)× 30(日)=930円

【1年使った場合】
930(円)× 12(ヶ月)=11,160円

1000Wのエアコンを毎日1時間、1年使うと、1万円以上の電気代がかかることが分かりました

エアコンを使わない時期もあると思いますが、日頃から節約を心がけないと、家計の負担になるでしょう。

ドライヤーを5分使う場合

毎日使うドライヤーは、意外と電気代がかかりがちなものです。

ここでは、消費電力が1000Wのドライヤーを1日5分間使うとして、どのくらい電気代がかかっているのか計算してみましょう。

【1日使った場合】
1000(W)÷ 1000 × 5(分)/ 60(分)× 31(円/kWh)= 約2.58円
※60分で割るのは「分(minutes)」から「時間(hours)」へ単位を変更して計算するためです

【1ヶ月使った場合】
2.58(円)× 30(日)= 77.4円

【1年使った場合】
77.4(円)× 12(ヶ月)= 929円

1日5分の使用で、年間929円の電気代がかかります。

長時間ドライヤーを使ったり、家族みんなでドライヤーを使ったりする家庭の場合、上記以上の電気代がかかることもあるでしょう

オーブントースターを10分使う場合

熱を使うオーブントースターは、なんとなく電気代が高そうなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

仮に、オーブントースターを毎日10分間使うとして、電気代がいくらかかるのか計算してみましょう。

【1日使った場合】
1000(W)÷ 1000 × 10(分)/ 60(分)× 31(円/kWh)= 約5.16円

【1ヶ月使った場合】
5.16(円)× 30(日)= 154.8円

【1年使った場合】
154.8(円)× 12(ヶ月)= 1,858円

オーブントースターを1日10分使うと、1年間で1,858円の電気代がかかります

家計の負担を減らすためにも、オーブントースターの使い方も見直したいところです。

セラミックヒーター・電気カーペットを30分使う場合

寒い時期には欠かせないセラミックヒーターや電気カーペットですが、一体いくら電気代がかかるのでしょうか。

【1日使った場合】
1000(W)÷ 1000 × 30(分)/ 60(分)× 31(円/kWh)= 約15.5円

【1ヶ月使った場合】
15.5(円)× 30(日)= 465円

1ヶ月で465円の電気代というと安く感じるかもしれませんが、ワンシーズン使うことを考えると、多くの電気代がかかる可能性があります

特に、家族みんなで頻繁に暖房器具を使う家庭は、節約を意識する必要があるでしょう。

1000Wの電力を消費する電化製品は、家計の大きな負担になることもあるでしょう。

ただし、使い方によっては節電・節約がかなうかもしれません。

この項目では、代表的な1000Wの電化製品の節約方法をご紹介します。

エアコンの電気代を節約する方法

まず、エアコンのフィルター掃除は2週間に1度を目安にこまめにしましょう

フィルターにゴミやほこりが溜まると、吸い込む空気の量が少なくなってしまい、部屋を暖めたり冷やしたりするのに、多くの電気を使います。

また、エアコンの効率を落とさないために、室外機周辺のスペースを確保するのも重要です

室外機の前に物を置いたり、カバーでふさいでしまったりすると、室外機がうまく空気を吐き出せなくなり、スムーズに空気を循環できなくなります。

【関連記事】エアコンの電気代を節約するには?5つの方法をご紹介

ドライヤーの電気代を節約する方法

ドライヤーの電気代を節約するには、使用時間の短縮が効果的です。

お風呂あがりには必ずタオルドライをして、髪の水分をよく拭き取ってから髪を乾かしましょう。

髪を乾かす場所は、なるべく湿度の低い場所を選ぶのがおすすめです。

脱衣所などの湿度が高い場所だと、髪の水分がなかなか蒸発せず、髪が完全に乾くまで時間がかかってしまいます。

ドライヤーの使用時間を短縮するには、きちんとタオルドライをした後、湿度が低いリビングなどで髪を乾かしましょう

【関連記事】ドライヤーの電気代はいくら?効果的な節約方法もご紹介

オーブントースターの電気代を節約する方法

オーブントースターの場合も、使用時間の短縮が電気代の節約につながります。

たとえば、パンを2枚焼きたい場合は、まとめて焼くのが効果的。調理時間の短縮につながり、電気代の節約にもなるでしょう

お手持ちのオーブントースターが古いモデルの場合は、最新の省エネモデルの商品に切り替えることで節約になる可能性があります。

セラミックヒーター・電気カーペットの電気代を節約する方法

セラミックヒーターや電気カーペットは、使い分けを意識すると節電につながります

電気カーペットは足元しか暖めることができませんが、セラミックヒーターは自分の周りを暖めてくれます。

必要に応じて賢く使い分け、なんとなくつけっぱなしにすることを防ぎましょう。

【関連記事】暖房の電気代の相場は?電気代をおトクにする温度設定や部屋を暖かくするコツを伝授!

電力会社を切り替える

月々の電気代をすぐに節約したい方には、電力会社の切り替えがおすすめです

2016年4月から始まった「電力の小売全面自由化」により、一般家庭でも自由に電力会社を選べるようになりました。

電気代が家計の大きな負担になっている方は、電力会社の切り替えによって、電気代の節約が期待できます。

【関連記事】電力会社・電気料金の選び方とは?プランや比較方法を解説

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現在、多くの企業が電気事業に参入していますが、なかでも注目していただきたいのが、ユニークなプランがある『エバーグリーン』です。

エバーグリーンが提供する電気は、再生可能エネルギー実質100%の「CO₂フリー」な点が特徴です

エバーグリーンへの切り替えによって、家庭での電力使用によるCO₂排出量がゼロになるため、環境問題に高い関心を持つ方に特におすすめです。

また、エバーグリーンではエコな電気にプラスして、ユニークな電気料金プランを揃えています。

たとえば、歩けば歩くほど電気料金がおトクになる「あるく・おトク・でんき」や、個人賠償責任保険と電気がセットになった「保険でんき」などがあります。

上記のプランに申し込んだ場合でも、電気はエコなCO₂フリーです。環境に優しく、さらにおトクな電気料金プランを選びたい方にぴったりでしょう。

エバーグリーンについて詳しく知りたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

1000Wの電化製品は、毎日使うものが多いからこそ、家計の負担も大きいと感じやすいはずです。この記事で紹介した節約術を実践して、家計の負担を減らしましょう。

電力会社の切り替えを考える際には、環境に優しくユニークなプランがあるエバーグリーンもぜひご検討ください。

エバーグリーンのホームページはこちら >>

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