環境問題の現状
まずはどんな環境問題があるのか確認しましょう。
地球上ではさまざまな問題が起こっていますが、今回は下記の3つをご紹介します。
- 地球温暖化
- 海洋汚染
- 森林破壊
地球温暖化
「地球温暖化」という言葉を、ニュースやインターネットなどでよく見聞きするようになりました。
現在、世界の平均気温は上昇を続けており、具体的には、1880年から2012年の間に0.85℃上昇したという結果が出ています。
特にここ30年の間に、記録的な猛暑を記録した年が集中しています。
今後、もし地球温暖化の対策をきちんと実施しなかった場合、1986年~2005年と比べて、2081~2100年の世界平均気温が2.6~4.8℃上昇するとの見方も出ているのです。
地球温暖化によって世界の平均気温が上がると、海面の上昇や洪水のリスク増加などにつながります。
海洋汚染
海洋汚染の問題も、世界中で深刻化しています。
人間が出したごみが海に流れ着く「海洋ごみ」や、船舶やタンカーなどから漏れた油などによって、海が汚染されています。
近年、特に問題視されているのが、海洋プラスチックごみです。
海に多くのプラスチックが流出しており、その量は世界全体で毎年800万トン以上といわれています。
このままのペースが続くと仮定した場合、2050年には、海のプラスチックの重量が魚の重量を上回る計算になるのです。
森林破壊
森林火災や、人間が行う森林伐採などが原因で、世界各国の森林が破壊されています。
「国連食糧農業機関(FAO)」によると、1990年から2015年にかけて、世界の森林面積は41.28億haから39.99億haに減少しました。
この25年間で失われた面積は1.29億haで、南アフリカの国土の大きさに匹敵します。
森林破壊が起こると、下記のような影響が考えられます。
- 多くの野生生物が絶滅の危機に陥る
- 新たな感染症が拡大する恐れがある
- 地球温暖化を進める
環境問題のために個人で簡単にできること
上述の通り、地球上ではさまざまな環境問題が起こっています。
これらの環境問題を解決するため、各国の政府や企業がさまざまな取り組みを行っています。
しかし、政府や企業だけの取り組みでは不十分であり、わたしたち個人の協力もとても大切です。
そこでここでは、環境問題のために個人でもできることを5つご紹介します。
- 1.
- 2.
- 3.
- 4.
- 5.
1.自家用車の代わりに公共交通機関を利用する
自家用車は便利ですが、現在主流となっている車の多くが、ガソリンを燃料として使っています。
ガソリンのもとである石油は「化石燃料」と言われ、大昔に存在していたプランクトンなどが長い年月をかけて変化してできたものであり、量に限りがあります。
また化石燃料を燃やすと、二酸化炭素が発生し、地球温暖化の原因になってしまうのです。
そこで外出時におすすめしたいのが、自家用車の代わりに公共交通機関を利用することです。
電車やバスなどの公共交通機関は、一度にたくさんの人を運ぶことができます。
そのため、一人当たりの温室効果ガスの排出量が少なくなるのです。
自家用車を使わなくても良いときは、ぜひ公共交通機関を利用するようにしましょう。
2.買い物の仕方を見直す
買い物をする際は、マイバックを持参しましょう。
レジ袋などのプラスチック製品は、製造するときやごみとして燃やすときに、二酸化炭素が排出されます。
マイバックを使ってレジ袋の使用量が減れば、プラスチックごみ問題や地球温暖化の解決につながります。
また、詰め替え製品を利用することも大切です。
プラスチック製の容器も、レジ袋と同じく、焼却するときに温室効果ガスが排出されます。
食器用洗剤や衣類用洗剤、シャンプーなどは、毎回ボトルに入ったものを買うのではなく、詰め替え製品を購入しましょう。
そうすることで、プラスチックごみの削減に貢献できます。
袋や容器だけでなく、食材の購入にも気を配ることで、環境問題への対策が行えます。
現在、本来は食べられるのに捨てられる食品「フードロス」の量がとても多くなっています。
環境省によれば、日本で年間600万トンものフードロスが出ているのが現状です。(平成30年)
フードロスの量を減らすためにも、食べ切れる量だけを買ったり、買ったものはきちんと使い切るよう意識することが必要です。
3.ごみの分別をしっかり行う
ごみの分別はしっかり行いましょう。
プラスチックごみなどをきちんと分別することで、リサイクルして再利用できます。
先ほども触れた通り、プラスチックの原料である石油は採れる量に限りがあるので、大切に使う必要があるのです。
またプラスチックを燃やしてしまうと、二酸化炭素が発生し、地球温暖化の悪化につながります。
その観点からも、プラスチックごみは可燃ごみと分けて処理することが重要です。
4.節水を心がける
水がわたしたちのもとに届くまでには、多くのエネルギーが使われています。
そのため水を使いすぎると、それだけエネルギーが無駄になっていることになるのです。
シャワーをこまめに止めたり、できるだけまとめて洗濯したりすることで、水の使用量を減らせます。
また、節水シャワーなど、簡単に水の使用量を減らせるアイテムを利用するのも有効でしょう。
節水は少し意識するだけで取り組めますので、ぜひ今日から実践してみてください。
5.電気の使い方を見直す
現在、日本の発電のなかで大きな割合を占めているのが、火力発電です。
2018年のデータを見ると、石炭31.6%、LNG38.3%、石油などが7.0%と、化石燃料を使った火力発電が日本全体の発電の約77%を占めています。
これまで見てきた通り、化石燃料は枯渇の危機や二酸化炭素の排出など、たくさんの問題を抱えています。
つまり、電気の使い方を見直して無駄遣いを減らすことも、環境問題への対策になります。
誰もいない部屋の照明は必ずオフにしたり、使っていない電化製品はコンセントからプラグを抜くなど、少しでも電気を使わないようにすることが大切です。
また、再生可能エネルギーを使ったエコな電気を選ぶという選択肢もあります。
再生可能エネルギーとは、太陽光・風力・バイオマスなどのエネルギーのことです。
地球温暖化の原因である温室効果ガスを排出せず(もしくは増加させず)に発電でき、資源が枯渇しないため、世界中から注目されています。
今ではさまざまな電力会社があり、積極的に再生可能エネルギーを扱っている会社も登場しています。
そのような会社に切り替えるだけでも、環境問題の解決に貢献できるでしょう。
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※300kWh/月×12か月×0.434kg-CO₂/kWh(令和3年度全国平均係数)より算出
※杉の木一本当たりの年間吸収量14kg-CO₂/年と想定(環境省資料より)
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環境を守るためにもできることから始めてみよう
地球温暖化や海洋汚染、森林破壊など、地球上にはさまざまな環境問題が存在します。
政府や企業などが環境問題への取り組みを行っていますが、やはりわたしたち一人ひとりの行動も大切です。
移動手段や買い物の仕方など、些細なことでも地球を守ることにつながります。
この記事でご紹介した方法をぜひ実践してみてください。
エコな電気を使いたい方には、新電力『エバーグリーン』をおすすめします。
エバーグリーンのプランへ切り替えることで、電気を使うことによるCO₂排出量が実質ゼロになります。
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(出典)